Posted by 萩倉 健支 AdWords API チーム

以前にアナウンス(英語)されたように ClientLogin(メール アドレスとパスワードを使用した認証)が廃止予定になり、Google ではより強固なセキュリティを持つ OAuth2 の認証を勧めています。

AdWords API では 2013 年にリリースされるバージョンで ClientLogin はサポート終了となり、それ以降は OAuth2 のみのサポートとなります。

ClientLogin は、現在使用できる AdWords API のすべてのバージョン(v201302, v201306)、また 2013 年後半にリリースされるバージョンが廃止になるまで使用できます。また、AdWords API のクライアント ライブラリ(英語)でも、2013 年にリリースされたバージョンがサポート終了になるまでは使用できます。

2013 年後半にリリースされるバージョンは 2014 å¹´ 6 月まで継続される見込みです。

継続して API をご使用いただけるように、なるべく早く OAuth2 へ移行することをお勧め致します。こちらのブログ記事(英語)やビデオによる解説(英語)でも紹介しているように、OAuth2 に移行すると以下のような利点があります。
  • メール アドレス、パスワードを保存しておく必要がないので、より強固なセキュリティが保たれる
  • ClientLogin に比べて柔軟なアクセス管理が行える
    (例えば、AdWords API にのみアクセスを与えたアプリケーションでは、他の Google の API にアクセスすることはできません。アプリケーションがアクセスできる範囲を明示的に指定することができます。)
  • ClientLogin で時おり必要になった、不正なログインを防止するための CAPTCHA の入力が不要になる
AdWords API のクライアント ライブラリのすべてのサンプル コードは OAuth2 を使用しているので、実装の参考としてお使いください。

また、直接 Google 社員に質問できる場として、下記の日程で Office Hour も予定しています。

10/1(火)13:30 - 14:00
https://developers.google.com/events/6442246597509120/

開始時間になりましたら、上記のイベント ページに表示される「このハングアウトに参加」ボタンをクリックしてご参加ください。Office Hour の内容は録画、公開されることはありません。

その他にご不明点があれば、AdWords API Forum(英語)か、 日本語の AdWords API/Scripts コミュニティでご質問ください。

Posted by 難波 美和 AdWords サポート チーム

AdWords では、広告主の皆様から寄せられるご意見をもとに、日々サービスの改善に努めています。

今年の 8 月には、複数の広告主様からいただいた「専門用語に慣れるのに時間がかかった」といった声をうけ、およそ 20 件の表記や用語の差し替えを実施しました。そしてこの度、「検索クエリ」など 7 つの用語を新たに変更することになりました。

今回の主な変更点をご紹介します。

検索クエリ → 検索語句

Google では、アカウントに登録している「キーワード」に対し、実際にユーザーが検索に使用した語句を「検索クエリ」と呼んでいます。

今回この「検索クエリ」の名称を、「検索語句」に変更することになりました。新しいキーワードの候補や除外キーワード選びに役立つ検索語句レポートを、引き続きご活用ください。



プロモーション → プロモーション テキスト

商品リスト広告では、商品の画像や価格などと一緒に、「送料無料」などのメッセージを表示することができます。

このメッセージの入力欄が、「プロモーション」から「プロモーション テキスト」に変わります。



キャンペーン アクティビティ → ご利用の詳細

キャンペーンごとの掲載料金などの詳細を確認できる料金タブ内のリンクが、「キャンペーン アクティビティ」から「ご利用の詳細」に変わります。

広告の掲載料金と、そこから超過分(ご予算を上回って掲載された金額)を差し引いた実際の費用を比較することもできますので、ぜひご活用ください。


変更の時期および変更の対象

新しい名称は、9 月中旬以降徐々に皆さまの管理画面に反映される予定です。

なお、あくまでも日本語の表記のみが変更の対象となります。機能などには影響はありません。

今回の変更の対象となる用語の一覧については、下記の表をご確認ください。

検索ネットワーク
旧 新
検索クエリ 検索語句

商品リスト広告
旧 新
プロモーション プロモーション テキスト

料金タブ
旧 新
キャンペーン アクティビティ ご利用の詳細

コンバージョン
旧 新
サーチ ファンネル 検索ユーザーの行動経路
アシスト インプレッションによるコンバージョン アシスト インプレッション後のコンバージョン
アシスト クリックによるコンバージョン アシスト クリック後のコンバージョン
検索クエリ パス 検索語句の経路

Posted by Learn with Google チーム



Google からの最新情報にいち早くアクセスできると毎回好評の Learn with Google ウェビナーを 9 月に 2 回開催いたします。今回は、Google Shopping とリマーケティング ソリューションに関する最新のデジタル マーケティング情報をお届けします。

ウェビナー後半には、気になるポイントを直接 Google 担当者に聞くことができる Q&A タイムを設けていますのでふるってご参加ください。(ウェビナーとは、オンラインで参加できるセミナーのことです。)

ウェビナーへの参加は、事前登録が必要となります。登録ページの「今すぐ登録」ボタンより、各ウェビナーにご登録ください。皆様の参加をお待ちしております。

9 月開催:Learn with Google ウェビナー プログラム

第 1 回目 9/19(木)6:00 pm 〜 7:00 pm
「Google Shopping と商品リスト広告の活用」


概要:Google ショッピングは 6 月 11 日、商品リスト広告に基づいた商用モデルに移行しました。この新しいモデルを利用することで、あらゆる規模の販売者の皆様の商品を適切な世界中の購入者と結びつけ、サイトへの誘導数をふやし、見込み客を購入者に変えることが可能となります。本セッションでは Google ショッピングの概要と商品リスト広告の導入および最適化についてご紹介します。

第 2 回目 9/26(木)6:00 pm 〜 7:00 pm
「 新しいリマーケティング ソリューションのご紹介」


概要: 新しいリマーケティング ソリューションでは、同じ 1 つのリマーケティング タグを活用し、Google 検索および Google ディスプレイネットワーク上でお客様のウェブサイト訪問者を包括的にターゲットして新規顧客や更なる売上の獲得に役立たせることが可能になります。

1)Google リマーケティング ソリューションの概要
2)検索広告用リマーケティング リスト
3)ディスプレイ広告用動的リマーケティング
4)事例紹介
5)質疑応答

登録ページの「今すぐ登録」ボタンより、各ウェビナーにご登録ください。
ウェビナーで皆様とお会いできることを楽しみにしております。

Posted by Dan Friedman - AdWords プロダクト マネージャー

Google では、Google ユーザーの検索がどのように広告主様のビジネスにつながっているかをより効果的に把握できるツールを提供したいと考えています。Google アナリティクスのサマリーやウェブマスター ツールの検索クエリ、AdWords の検索クエリ レポートとインプレッション レポートなどは、その一環です。

そしてこのたび、Google 検索のデータ分析に役立つ新しいレポート、有料広告とオーガニック検索レポートが AdWords に追加されました。

これまでのレポートでは、有料広告とオーガニックの成果に関するデータが別個に表示され、両者が重複して表示された場合のデータは把握できませんでした。

新しいレポートは、検索結果ページに有料広告のみが表示された場合、オーガニック検索結果のみが表示された場合、そしてその両方が表示された場合の掲載結果を確認、比較できる初のレポートです。


(有料広告とオーガニック検索レポート)

有料広告とオーガニック検索レポートの活用方法
  • 追加すべきキーワードを見つける。オーガニック検索結果でのみ表示につながっている検索語句を確認することで、AdWords に追加すべきキーワードの候補を見つけることができます。
  • 重要なキーワードを最適化する。有料広告とオーガニック検索の両方について、重要な検索語句での表示状況を確認し、改善につなげることができます。
  • 変更の効果を総合的に分析する。AdWords での入札単価、予算、キーワード、ウェブサイトなどに変更を加えた際に、有料広告やオーガニック検索にどのような影響があったか、総合的に確認できます。
有料広告とオーガニック検索でのマーケティングに関するサポートを専門に提供しているデジタル マーケティング代理店 IMPAQT 社は、このレポートのベータ版を試用し、次のように述べています。
「有料広告とオーガニック検索レポートは、有料広告とオーガニック検索の相関性と、両者が連動した場合の相乗効果を把握するうえで非常に有用でした。あるクライアントのブランド関連のクエリでは、有料広告とオーガニック検索の両方を組み合わせることで、オーガニック検索のみの場合と比較してクリック率が 18% 向上することがわかりました。」
利用方法

このレポートを利用するには、リンク先ウェブサイトの所有者であるという確認が完了しているウェブマスター ツール アカウントを、AdWords アカウントとリンクする必要があります。

リンクにあたっては、AdWords アカウントの管理者とウェブマスター ツール アカウントの所有者が同一である必要があります。ウェブマスター ツールの所有者として登録されていない場合は、AdWords を通じてアクセス権の付与をリクエストできます。

詳細な利用方法については、ヘルプセンターをご覧ください。

<お詫び>
2008 å¹´ 7 月 2 日に公開された過去の記事「プレイステーションポータブルとプレイステーション3 で、広告の配信が始まりました」が、本日 2013 å¹´ 9 月 4 日に誤って再度配信されるという事象が発生致しました。ブログをご購読の皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしました。慎んでお詫び申し上げます。 

P osted by Google ショッピング チーム 五日市 南美

2013 å¹´ 6 月に完了した Google ショッピングの商用化や、Merchant Center のデータを利用しての動的リマーケティングが全広告主様にご利用いただけるようになったことを受けて、商品リスト広告をご利用いただく広告主様が増加しております。

設定は完了したものの、その後どのようにして表示回数を増やしていけばいいのか?より詳細なトラッキングはどのようにして行えるのか?などのご質問をいただくことが増えてきましたので、この 2 つのテーマについてご説明します。

まだ商品リスト広告をご実施されていない方向けには、ビジュアルナビにて商品リスト広告の概要や Merchant Center のアカウント設定とフィード仕様に関する最新の資料を掲載していますのでぜひご活用ください。

1. Merchant Center に登録した商品情報を、商品リスト広告向けに最適化する

商品リスト広告の効果を最大化する上で、登録している商品情報を最適化することは最も重要な要素のうちの一つです。

a. エラーのある商品を修正しすべての商品を掲載させる

Merchant Center のダッシュボードページにて挿入されたフィードに警告が出ていないか、特に画像と固有 ID の不足がないか確認することは以前のブログにてご説明したとおりですが、そのうち固有 ID について 2013 å¹´ 9 月 16 日よりフィード要件の変更が予定されております。

固有 ID は商品の ID とは別のもので、日本国内で統一された商品の ID である JAN コードなどの情報を意味します。2013 å¹´ 9 月 16 日以降、固有 ID が設定されていない商品は掲載されなくなります。すべての商品に固有 ID(ファッション関連商品の場合ブランド名、書籍の場合 ISBN 、その他多くの商品はブランド、製品番号、JAN コードなどの gtin のうち 2 つ)が設定されているか、早急にご確認をお願いします。

b. ユーザーの検索クエリと商品登録情報の関連性を高める

商品リスト広告では、主に以下の属性の登録内容に基づいて関連性を判断していますので、最適化をおすすめします。

【商品名 [title]】商品名 / 色 / サイズ / ブランド名 をを含めます。特に最初の 12 〜 15 文字(全角)は検索結果ページ上で省略されずに表示されるため、最もユーザーに検索されやすい情報はここに記載してください。とくにブランド名での検索の多い商品は、[ブランド] 属性だけでなく [商品名] 属性にもブランド名を記載することをおすすめします。

【商品説明 [description]】商品に付随する商品説明文だけではなく、サイズ、素材、原材料名、対象となる年齢層や性別、特徴、å½¢、柄、質感、デザインといった情報を文法に沿って登録してください。ブランド名や商品名に日本語・アルファベットの両方の表記が含まれる場合はどちらも登録します。

【google 商品カテゴリ [google product category]】一部の商品では推奨属性となっている google 商品カテゴリですが、この値を設定しておくことで商品リスト広告掲載時の商品分類がより正しく行われます。

【商品カテゴリ [product type]】すべての商品で推奨属性ですが、任意の商品分類のカテゴリツリー情報を日本語で「,」区切りで最大 10 個まで設定しておくことで、商品リスト広告掲載時の商品分類がより正しく行われます。

2. 商品リスト広告のリンク先にトラッキング用の URL を設定する

商品リスト広告ではコンバージョントラッキングを利用できますが、より詳細な掲載結果のトラッキングのため、トラッキング用の URL を設定することもできます。設定には 2 種類の方法があります。

下記の 2 種類のどちらの方法でも、AdWords 用の ValueTrack を利用することができます。

a. Merchant Center で登録するフィード内に、商品のリンク先 URL の他にトラッキング用 URL を設定する

Merchant Center で登録するフィード内に「アドワーズ用自動転送リンク[adwords_redirect] 」という属性を追加しトラッキング用の URL を入力すると、その URL が優先的にリンク先として利用されます。「商品リンク[link]」で設定した URL と同じサイトにリダイレクトされる URL であれば、Merchant Center アカウントで申し立てをしたドメインと異なるドメインでも設定できます。

[link] http://www.google.com/?cat=12&id=1030
[adwords redirect] http://www.semtracker-example.com/media/redir.php?prof=12&camp=345

この方法を利用することで、各商品ごとに異なるトラッキング用 URL を設定することができますが、設定の際には Merchant Center に登録するフィードを編集する必要があります。

b. 商品リスト広告を設定した AdWords アカウントの管理画面からトラッキング用 URL を設定する

AdWords の管理画面上でも、商品リスト広告用のトラッキング URL を設定することができます。

商品リスト広告では、キャンペーン単位、または商品ターゲット単位でのみリンク先 URL を設定できます。各商品のリンク先にキャンペーンまたは商品ターゲット単位で一括でトラッキング用のパラメータを付与する際に用いられるのが、動的トラッキング URL です。

[link(設定されている場合は adwords redirect )で設定したリンク先 URL]
http://www.google.com/?cat=12&id=1030
[キャンペーンまたは商品ターゲットで設定するリンク先 URL]
http://www.semtracker-example.com/media/redir.php?prof=12&url[]={unescapedlpurl}
[実際に配信される際の URL]
http://www.semtracker-example.com/media/redir.php?prof=12&url[]=http://www.google.com/?cat=12&id=1030

このように、{unescapedlpurl} という動的トラッキング URL を利用することで、自動的にそれぞれの商品のリンク先 URL が挿入されますので、同一のキャンペーンないし商品ターゲット内の複数の商品アイテム群に一律でトラッキング URL を付与することができます。

この方法を利用することで、Merchant Center への登録内容を変更することなくトラッキング用の URL が設定できますが、商品ごとに全く異なるトラッキング URL を設定する場合には向いていません。

キャンペーンおよび商品ターゲットへの設定方法は、動的トラッキング URL のヘルプページをご確認ください。

上記の内容をご説明するハングアウト オンエアの開催を予定しています。皆様のご参加をお待ちしております。

【日時】
2013 å¹´ 9 月 11 日(æ°´)午前 10 時開始
時間: 30 分程度

【場所】
オンラインのセミナーです。インターネットに接続できる環境よりご参加ください。

【お申込み・参加
下記リンクよりお申込み・ご参加ください。
http://goo.gl/BxHP3l