Taste of Tech Topics

Acroquest Technology株式会社のエンジニアが書く技術ブログ

GraphRAG Toolkit を使って Amazon Bedrock で GraphRAG を構築する

こんにちは、機械学習チーム YAMALEX の駿です。 YAMALEX は Acroquest 社内で発足した、会社の未来の技術を創る、機械学習がメインテーマのデータサイエンスチームです。 (詳細はリンク先をご覧ください。) 今回は AWS が提供するオープンソースツール Gr…

Amazon Bedrock Knowledge Bases のベクトルDBに Aurora Serverless v2 を利用する

こんにちは。大塚です。今回は、Amazon Bedrock Knowledge Basesを使い、ベクトルDBとしてAmazon Aurora PostgreSQLの利用を試したいと思います。 昨年の12月にはBedrock Knowledge BasesのベクトルDBとしてAurora PostgreSQLをクイック作成できるようになり…

時系列基盤モデルChronos-Boltでお手軽に時系列予測を試してみた

皆さんこんにちは Acroquestのデータサイエンスチーム「YAMALEX」のチームリーダ、@tereka114です。 YAMALEXチームでは、コンペティションへの参加や自社製品開発、技術研究などに日々取り組んでいます。 (詳細はこちらをご覧ください。)LLMやVLMをはじめ…

Amazon Bedrock Flows で対話的なフローを行ってみる

はじめに こんにちは一史です。 冬にもかかわらず、自宅のモンステラが新芽を出しており、生命力に驚いています。さて最近、Amazon Bedrock Flowsの新機能としてマルチターン形式の会話機能がサポートされました。 aws.amazon.com従来は、ユーザーが1回のプ…

Amazon BedrockのMulti Agent Collaboration で高度なエージェント連携を実現

はじめに 最近OSSのLLMサービスが気になっているデータ分析エンジニアの木介です。 今回は2024年12月に発表された、Amazon Bedrockの「Multi Agent Collaboration」について実際にサンプルコードを動かしながら解説していきます。aws.amazon.com Multi Agent…

Amazon Nova モデルと Bedrock Knowledge Base で動画検索を実現する

こんにちは、機械学習チーム YAMALEX の駿です。 YAMALEX は Acroquest 社内で発足した、会社の未来の技術を創る、機械学習がメインテーマのデータサイエンスチームです。 (詳細はリンク先をご覧ください。) 突然ですが、動画を検索したくなることってあり…

Azure Content Understandingを使って動画から構造化データを作る

こんにちは。データサイエンスチームYAMALEXの@Ssk1029Takashiです。 最近はLLMのFine Tuningに夢中の日々です。昨年のMicrosoft Ignite 2024にて、Azure Content Understandingというサービスが発表されました。 このサービスはOfficeドキュメントや画像、…

Amazon Bedrock の Rerank API を活用してRAGの精度を向上させる

こんにちは、機械学習チーム YAMALEX の駿です。 YAMALEX は Acroquest 社内で発足した、会社の未来の技術を創る、機械学習がメインテーマのデータサイエンスチームです。 (詳細はリンク先をご覧ください。) RAG(検索拡張生成:Retrieval-Augmented Gener…

bolt.new はシーケンス図からどこまで自動生成できるか?

こんにちは、バックエンドエンジニアの前田です。 前回はbolt.newを用いて、画面イメージからどこまで画面を生成できるかを試してみました。 acro-engineer.hatenablog.com 画像を読み込み、ほぼイメージ通りに生成してくれることが分かったので、今回はシー…

bolt.new は画面イメージからどこまで自動生成できるか?

こんにちは、バックエンドエンジニアの前田です。 正月お餅を食べすぎたので、体重が跳ね上がっていないか心配です。さて今回は、bolt.new に対して、画面イメージを元に、どこまで画面生成を簡単に行えるか、試してみました。 画面のレイアウトがあっても、…

2024年アドベントカレンダー振り返り、今年は生成AIと検索が大反響

皆さんこんにちは Acroquestのデータサイエンスチーム「YAMALEX」のチームリーダ、@tereka114です。 YAMALEXチームでは、コンペティションへの参加や自社製品開発、技術研究などに日々取り組んでいます。今年も、アドベントカレンダーとして、9つの記事を本…

PDFドキュメントを画像のまま検索できるColQwen2でマルチモーダル検索を試す

こんにちは。データサイエンスチームYAMALEXの@Ssk1029Takashiです。 完全に年末ですが、最後まで油断せずに年を越したいですね。このブログは、LLM・LLM活用 Advent Calendar 2024の25日目になります。 qiita.com今年は1年間RAGを扱う多くの事例に触れさせ…

vLLMを利用したLLM推論高速化テクニック

皆さんこんにちは Acroquestのデータサイエンスチーム「YAMALEX」のチームリーダ、@tereka114です。 YAMALEXチームでは、コンペティションへの参加や自社製品開発、技術研究などに日々取り組んでいます。大規模言語モデル(通称:LLM)は近年、非常に注目さ…

Difyの基本!ワークフローとノードのおさらい

こんにちは、技術イベントに参加してきてアウトプット欲が高まっているハヤトです。 この記事は Dify Advent Calendar 2024 のシリーズ2、24日目の投稿です。最近も精力的にアップデートが重ねられているDifyですが、 その中心的な機能であるワークフローと…

Amazon Bedrock Knowledge Base の構造化データ取得はどこまで複雑なクエリに対応できるか

こんにちは、機械学習チーム YAMALEX の駿です。 YAMALEX は Acroquest 社内で発足した、会社の未来の技術を創る、機械学習がメインテーマのデータサイエンスチームです。 (詳細はリンク先をご覧ください。) この記事は Amazon Bedrock Advent Calendar 20…

Amazon Bedrock の Tool Use(Function Calling)でプロンプトに応じて処理を振り分ける

はじめに こんにちは一史です。 最高気温も10℃を下回る日も出てきて、外出する際には、マフラーをするようになりました。 皆様も体調にはお気を付けください。さて、OpenAIのChatGPTではFunction callingという会話の流れからAIが判断して関数(メソッド)を…

Elasticsearchのハイブリッド検索を用いて高精度なRAGを簡単に実現する

こんにちは。 Acroquestのデータサイエンスチーム「YAMALEX」に所属する@shin0higuchiです YAMALEXチームでは、コンペティションへの参加や自社製品開発、技術研究などに日々取り組んでいます。 はじめに 近年、生成AIの発展により、RAG(Retrieval-Augmente…

Amazon Bedrock Knowledge Baseのクエリフィルター自動生成で検索の精度を向上させる

こんにちは、機械学習チーム YAMALEX の駿です。 YAMALEX は Acroquest 社内で発足した、会社の未来の技術を創る、機械学習がメインテーマのデータサイエンスチームです。 (詳細はリンク先をご覧ください。) この記事は Amazon Bedrock Advent Calendar 20…

Amazon Bedrock の新モデル Amazon Nova の精度を確認してみた

はじめに 急に冬らしい寒さを感じるようになってきました。 データ分析エンジニアの木介です。Amazon Bedrock Advent Calendar 2024 シリーズ2の16日目のブログ記事になります。qiita.com今回は12月のAWS re:Invent 2024にて発表のあったAWSの最新LLMモデル…

Elastic CloudでObservabilityを簡単に始める 2024年版

Elastic Cloudを利用してAWSのリソース・メトリック監視/ログ監視/死活監視(Observability)を簡単に始める方法について手順ベースで紹介します。

ElasticsearchでLIKE検索のような部分一致検索を高速に実現する方法

この記事は Elastic Stack (Elasticsearch) - Qiita Advent Calendar 2024 - Qiitaの11日目の記事です。はじめまして。テクニカルコンサルタントの江見と申します。 普段はElasticsearchに関するコンサルティング業務に携わっております。業務の中で、RDB(M…

生成AI×アプリ開発!bolt.newでフロントエンドが苦手な私でもWebアプリ開発

こんにちは。バックエンドエンジニアの前田です。 最近はかなり冷え込んできて、冬が近づいてきたなと感じます。 社内では、肉まんを販売しています。 寒い日に熱々の肉まん、良いですよね。さて、今回はbolt.newを用いて、ゼロからアプリケーションを作成し…

Pineconeでハイブリッド検索/リランクは検索精度にどのように寄与するか?

はじめに こんにちは、データ分析エンジニアの木介です。 秋も深まり、肌寒さを感じる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 今回はPineconeを使ったハイブリッド検索とリランクについて紹介していきます。 はじめに 概要 1. Pineconeとは 2. …

MicrosoftのGraphRAG+Neo4jで簡単にKnowledge Graphを可視化する

こんにちは。データサイエンティストチームYAMALEXのSsk1029Takashiです。LLMが広く使用されるようになってから、RAGに関する研究も増加し、RAGを拡張する手法の研究も多く出ました。 その中でもテキストをグラフデータとして扱いRAGの元データとする手法をG…

OpenAIのプロンプトジェネレーターで至高のプロンプトを生成する

こんにちはイワツカです。 食欲の秋ということでサツマイモやキノコが美味しい季節ですね。 さて今回は、生成AIを使おうと思ってもプロンプトの書き方がよく分からず、生成AIから思ったような回答を得られない...なんて方におススメのOpenAIのプロンプトジェ…

Amazon Bedrock Knowledge Base は OpenSearch にどのようなインデックスを作成するのか?

こんにちは、機械学習チーム YAMALEX の駿です。 YAMALEX は Acroquest 社内で発足した、会社の未来の技術を創る、機械学習がメインテーマのデータサイエンスチームです。 (詳細はリンク先をご覧ください。) 寒くなってきたので、暖房をつけてしまいました…

Difyを安全にバージョンアップできるようにする

はじめに こんにちは。10月も半ばを過ぎ、秋らしい空気が広がっていますね。 紅葉が見頃になるのが待ち遠しいです。 AWSエンジニアの小林です。さて今回は、生成AIアプリの開発プラットフォームとして注目を集めている「 Dify」を扱っていきます。 Difyには…

Amazon Bedrock をTeamsとノーコードで連携する

はじめに 10月に入り、やっと秋らしい感じになってきました。 データ分析エンジニアの木介です。 先日、AWS Chatbotの新機能を利用して、BedrockがTeamsやSlackと簡単に連携できるようになったと発表がありました。 今回は、その内容を確認して、BedrockとTe…

AWS Lambda(Python)でAmazon Bedrockの出力をレスポンスストリーミング対応してみた

こんにちはイワツカです。 今年の夏は、特に猛暑日が続いていたので、例年にも増して素麺を食べてました。 さて今回は、AWS Lambda(Python)でLambda Web Adapterを用いてレスポンスストリーミングする方法を試してみたので紹介します。 1. 概要 1.1 レスポ…

データマイニングの国際学会KDD2024@スペインでは、やはりLLM関連の話題が豊富

皆さんこんにちは 機械学習チームYAMALEXの@tereka114です。 YAMALEXは Acroquest 社内で発足した、会社の未来の技術を創る、機械学習がメインテーマのデータサイエンスチームです。 (詳細はリンク先をご覧ください。)KDD主催のコンペティションKDDCupで入…