アジャイルサムライ DevLOVE道場 『第一回 萌芽』に参加してきた #agilesamurai #devlove
前日の第4回湯島道場に引き続き、今回のDevLOVE道場にも参戦して来ました!
- 作者: Jonathan Rasmusson,西村直人,角谷信太郎,近藤修平,角掛拓未
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2011/07/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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The Agile Samurai: How Agile Masters Deliver Great Software (Pragmatic Programmers)
- 作者: Jonathan Rasmusson
- 出版社/メーカー: Pragmatic Bookshelf
- 発売日: 2010/10/05
- メディア: ペーパーバック
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DevLOVE道場はこれまでの他の読書会実践道場とは趣が異なり、『実践/ワークショップ』に重きを置いた実践系道場となっております。
アジャイルサムライDevLOVE道場は、 実践の場です。 木刀を振るう代わりに、インセプションデッキを作り 試合の代わりに、ユーザストーリーを描き、 タスクかんばんをこしらえ、そう、開発をするのです! あなたが免許皆伝を得られるかは、最後の成果発表次第。 ともに、クラスチェンジを果たしましょう。 DevLOVE道場は、チーム参加となります。 会社の方、同じ現場の方、コミュニティ、友人、 問いません。1組3人程度でご参加ください。 チームではなく、お一人あるいはお二人の参加でも 1組3人程度になるよう、調整をしますので、ぜひ ご参加ください。 (こくちーず概要ページより抜粋)
『第1回 萌芽』の会場はNHN Japan 株式会社 ThinkPark Tower 23階。個人的には3月1日 DevLOVE 社内勉強会×勉強会 「そして、我々は共に歩み出す」(東京都)以来の場所になります。
上記概要にあるように、基本は『チーム参加』でしたが個人でも参戦は可能となっており、その際はスタッフ側の調整によりグループ分けが成される、という流れになっていました。(自分も参加登録時は単独参戦でした)
会場入り後振り分けグループの指示を受け、合流。今回(以降)作業を共にするメンバーは以下の方々に私が加わった形となります。
- ひろまさだいすき(TwitterID:@hiromasadaisuke) さん
- chie(TwitterID:@crea_memo) さん
- ちょび(TwitterID:@**********) さん
※普段の私のブログレポート形式であれば可能な限り全部詳細に!という感じなのですが(笑)、今回は実践系である/継続性がある/最後に発表がある、といった特徴があるイベントなのでその辺は少しぼかしながら、緩やかに雰囲気を伝えられればな〜と思います。一通り終わったり、ある程度の目処が付いたらふりかえり・まとめ情報として何か記せれば、とも思いますが今のところはまだ未定です…
はじめに
アジャイルサムライ読書会の湯島道場道場主でもあり、今回のDevLOVE道場スタッフも担当されておられるKiichi Kajiura(TwitterID:@ShiroKappa)さんによる概要説明。
グループ内のメンバー同士で自己紹介を済ませた後に、各グループのグループ名を決める作業があり、各々短い時間で決定し、発表へ。(※他グループの名称とか聞きそびれてしまった…グループ名や後々の(グループ毎の)決定事項も同様に聞き逃してしまった部分多数。この辺はどこかの段階でまとめ/一覧化出来るものと期待したいところです。)
グループ名を発表し切った所で、早速グループワーク開始。諸々時間がタイトに区切られていたので、予想以上に『時間が足りないな〜』と実感する事多数でした。
題材決め
グループ毎に『何を作るか』を決める作業。確か時間的には10分以内に、とかだったような気がする(笑)
自分らのグループは4人それぞれがアイデアを1個ずつ出し合い、その4つの中でみんなが『これ良いんじゃない?』ってのをチョイス。
今回うちのグループはメンバーの1人が付箋紙を持参して頂いたので、それをフル活用してスムーズに作業を進める事が出来ました。GJです!
ワークショップ1(30分)
今回第1回DevLOVE道場でのメイン作業は『テーマ決めとインセプションデッキの作成』。インセプションデッキは書籍『アジャイルサムライ』第3章に登場するツール(手法?)の1つです。
手ごわい質問は先に済ませておこう。それを手助けするツールがインセプションデッキだ。 (書籍 P.46) プロジェクトのを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を、開発チームだけじゃなく、 より広範囲なプロジェクト関係者全員(いわゆるプロジェクトコミュニティ)へ手軽に伝える為のツールだ。 (書籍 P.47)
全10個の質問に対してポイント・項目を洗い出し、説明可能な状態に持って行くことが主の作業となりました。
ただ30分×2のワークショップで計10個のテーマについて議論を重ね(ワークショップ1で5個、ワークショップ2で残り5個)、内容を推敲するのはとてもじゃ無いけど時間が足りません。
なので私たちのグループでは時間を区切って基礎となる部分・ざっくりなポイントをそれぞれのテーマについて洗い出すに留めておきました。この辺りは他のグループはどうだったんでしょう?10個のテーマについて十分内容を煮詰められたのでしょうか。
前半5個の要素は以下。(書籍目次第4章より)
- 1.我々はなぜここにいるのか?
- 2.エレベーターピッチを作る
- 3.パッケージデザインを作る
- 4.やらないことリストを作る
- 5.『ご近所さん』を探せ
作業結果がこちら。付箋を使って思い思いに意見を出しつつ、まとめの段階で整理する手法を使ってみました。清書まとめの作業が省けたのは良かったかも。
ワークショップ2(30分)
書籍第5章で展開されている残り5個の『インセプションデッキ』対象項目についても同様に作業を行いました。こちらも30分で計5個のテーマについて洗い出すので、正味1テーマ5分掛けられなかった感じです。
- 6.解決案を描く
- 7.夜も眠れなくなるような問題は何だろう?
- 8.期間を見極める
- 9.何を諦めるのかはっきりさせる
- 10.何がどれだけ必要なのか
発表
時間も押していたこともあり、各班それぞれざっくりと『何を作るか』及び概要の発表をそれぞれ行いました。各班それぞれに特徴が出ていて興味深い内容でしたね〜。
自分たちのグループについても、ざっくりとしたテーマは見えてきていますが、やはり個々のテーマについてはまだまだブラッシュアップ・精査が必要なのは明らかです。時間が無いながらも基礎の部分については良い感じで出来たかな〜という実感はあるので、あとは今後のワークショップ・及び各自の空き時間で詰められる部分は詰めて行ければ、という感じですね。
また、(ワークショップでの数時間×イベント開催分)+(予定されている開発合宿)では時間や情報が足りない事も想定されるので、(メールやTwitter以外でも)何かしらWeb上でやり取り出来る環境を用意してその場所上でネタ出しや情報共有等も進めたいね、という話しはグループ内でも出ました。近いうちに環境整備出来ればなと思います。
またこのタイミングで、アジャイルサムライ読書会他流試合や、10月に行われるスクラムギャザリング東京についてもお知らせも告知。
会場の利用可能時間も厳守でしたので、21:30を以て一同撤収!そのまま希望者は懇親会へ。