聖なる夜にアマゾネスがやって来る! 女医仕置人マンガ「白衣のアマゾネス」レビュー
メリー・アマゾネス!
こんにちは、J君です。世間はすっかりクリスマスですね。今宵貴方はシャンパンにケーキに七面鳥で素敵な女子としっぽりですかいやあ羨ましいですなあ(棒読み)。ところで女子といえば肉食系女子とか森ガールなど○○系女子もすっかり一巡した感があったのですが、最近ではマシュマロ女子なんていうのも出てきてるんですね。きっとゴーストバスターズのアレに勝るとも劣らないセーラー姿の似合う可愛い女子なんだと推察されます。
ただ、そういう女子カテゴリーの中でまだ未開のジャンルがあると思うのですよ。その一つが「アマゾネス女子」です。来年あたりは女子力を究極なまでに高めた男勝りの女傑、やられたらやり返してくる倍返し女・・・すなわちアマゾネス女子が来る年じゃないかと思うのです。・・・ということで本日ご紹介するのはアマゾネス女子が活躍するマンガ「白衣のアマゾネス」です。
アマゾネスという言葉を紐解いてみると、古くはギリシア神話に登場する女性だけの戦闘部族で、それが転じて男勝りの女傑をアマゾネスということが多いようです。タレントではジャガー横田さんや北斗晶さんなんかイメージに近いのでしょうか。古くは「ダ・ダーン!」ていうCMが話題になったりしましたがこれなんかまさにベストオブアマゾネス女子ですね。まあ、よく考えると該当する人がみんな女子プロレスラーなんですけど。とにかく美魔女とかそんな生易しいレベルとは激しさが違う・・・というのがアマゾネス女子なのです。
名前難しすぎだろ
「白衣のアマゾネス」という作品は、迦楼羅(かるら)クリニックの院長である女医、迦楼羅聖湖(かるらせいこ)が表の世界で裁けない悪党どもを夜な夜な成敗するという非常に単純明快なストーリーです。そういう意味では当サイトで紹介した「闇のレオタード」「闇のソムリエ」「夜の料理人」などの一連の仕置人マンガのカテゴリーに属するのですが、これらと大きく異なるのは成敗するのがアマゾネスの名の通り、軍団構成になってるということです。
ナース軍団が悪党をボコボコに
なにしろ白衣の集団ですからね、闇でも夜でもない・・・目立ちまくりです。
例えば、か弱き女性に
悪いヤツだ!
こんなことする悪党とか・・・
ただのドSかも
こんなことする悪党とか・・・
いますよねー、女性を喰い物にする悪いヤツら。まあ本作品に出てくる悪いヤツがどんな悪行をやらかしたのかは作品的にあまり重要じゃないので各自お察しいただくとして、とにかくこういった悪党どもの悪行の現場に迦楼羅聖湖率いるアマゾネス軍団が乗り込んできます。
おっかねー
これが噂の白衣のアマゾネス軍団です!はっきりいって怖すぎてちびっちゃうレベル。白衣による癒やし効果がまったく効いていません。彼女たちが一度暴れれば・・・
暴力ナース
悪党はボッコボコにされるわけです。
全治3ヶ月て
で、全員が全治1ヵ月~3ヶ月の重症になったのを確認したら・・・
これぞマッチポンプ
「あんたたちは私の病院に強制入院よ!!」
全財産!
「治療費はあんたらの全財産!わかったわね!!」
・・・なんという完璧なビジネスモデル!
自分でボコボコにし、自分の病院に強制的に入院させ、治療費を毟り取る(しかも全財産)。悪党だから文句も言えません。これは儲かるわー。ていうか実はコイツらが一番ワルな気もしますけど。
テンション高すぎ
悪党の成敗が終わるとアマゾネス軍団による救急車凱旋エンディングがこのマンガのお約束になっています。バリエーションとしてはこんな感じです。
街宣車かよ
怖すぎる救急車
「人間には絶対にやっちゃいけないことがある!絶対に!!」
あなた方も結構やっちゃいけないことをやってると思います・・・。
ちなみに、アマゾネス軍団は普段からこんな感じで鍛えてるのでそれはもう強いわけです。
どんな病院だよ・・・
もちろんアマゾネス軍団もおっかないのですが、院長の迦楼羅聖湖は単体でも化け物並みの強さを誇ります。
ラオウっぽい
ヤク中のラオウみたいなオッサンとも対等に闘いますし
メスさばきもハンパないです
銃弾を跳ね返すゴリマッチョなオッサンも医療用メスの一突きで倒します。
敵の中でも最も手強かったのがこの女、蛇髪女(メドゥーサ)玲。
なぜ胸が出てるのか・・・
女王様兼プロレスラーのようなガタイでムチをブンブン振り回してくるいわゆるメドゥーサ系女子です。そんな手強いメドゥーサ系女子にはこの通り・・・
ズボって・・・
「●ィスト●ァッキング!」
少年誌では絶対描けないような名前の必殺技を炸裂させて倒しました。いやぁ劇画って素晴らしいですね。ちなみにメドゥーサ系女子は再来年あたりにブームが来ると予想されています。楽しみですね。
そんなこんなでネタも切れてまいりましたのでこの後は、アマゾネス女子の魅力をたっぷりお届けすべくアマゾネサンタからのクリスマスプレゼント!「こんな事を言う女医は嫌だ!!」シリーズをお届けします。
一歩でも!?
「一歩でも動いたら、内蔵が飛び出してあの世行きだよ!!」
麻酔より顔が怖い
「麻酔なしだと死ぬほど痛いわよボ・ウ・ヤたち」
冷静に手術しようよ・・・
「彼女の傷を縫うひと針ごとに怒りが増す!ひと針ごとに怒りが!!」
ゾンビにしちゃう
「生きる屍として残りの人生を送らせてやる!」
医者のセリフじゃない・・・
「一生かけて詫びれるようにその体に刻み込んであげるわ!!」
股間が痛くなるセリフ
「どう、自分のアソコを食いちぎられた気分は?」
というわけでなぜか実写版も出ている女医仕置人マンガ「白衣のアマゾネス」をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?来年は消費税改正もあることですしアマゾネス女子の活躍を期待したいですね!(関係ない)
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来年はアマゾネスの年!
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出典)
「白衣のアマゾネス 」 粕谷秀夫/いしわた周一/秋田書店
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