2018/02/10 - 2018/02/11
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miharashiさん
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2017年に夫婦そろって70歳。年末にスイスとイタリア・ドロミテへスキーに出かけたものの、やや滑り足りなかったので、年が明けた2月の天気のいい時期を見計らって、ブレンタ・ドロミテの代表的なスキー場、マドンナ・ディ・カンピリオとその近くのアンダーロ(Andalo)に行くことにしました。ちょうどフランスのマントンやニースのカーニバルの時期と重なっていたので、カーニバルを見学してから帰ろうということで、今回も欲張りな旅行となってしまいました。
第三部は、マドンナ・ディ・カンピリオでのスキーを終えて、次の滑走地のアンダーロまで移動したときの旅行記です。(表紙写真は、モルヴェーノ湖畔から望むブレンタ・ドロミテの雄姿)
本旅行の全日程は以下の通り。
2/5 成田22:00->エミレーツ、ドバイ経由ー>べニス(2/6)
2/6 ベニスー(鉄道)->トレント(泊)
2/7 トレントー(バス)->マドンナ・ディ・カンピリオ(3泊)
2/8~2/10 マドンナ・ディ・カンピリオでスキー
2/10 マドンナ・ディ・カンピリオー(バス、タクシー)->
サンロレンツォ(泊)
2/11 サンロレンツォー(タクシー)->アンダーロ(4泊)
2/11~2/14 アンダーロでスキー
2/15 アンダーロー(バス)->ジェノバー(鉄道)->マントン(3泊)
2/16~2/18 マントン・エズ・トゥルビ観光
2/19 ニースー(エミレーツ、ドバイ経由)->成田(2/20)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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マドンナ・ディ・カンピリオの次の滑走地は、マドンナ・ディ・カンピリオとブレンタ山群を挟んだ反対側にあるアンダーロ。アンダーロヘは、一旦トレントまで戻ってから鉄道(FTMという私鉄)とバスで入るのが一般的なルートだが、私達は、トレントまで戻らずに、途中のポンテ・アルケからサン・ローレンツォ、モルヴェーノ湖を経由してアンダーロに入るルートを選んだ。モルヴェーノ湖は、ブレンタ・ドロミテの代表的な景勝地で、2017年の夏のドライブ旅行でも立ち寄ったが、あいにくの天気で山が良く見えず、天気の良いときにまた来てみたいと思っていた。今回の旅行で、そのチャンスが来たので、敢えてこのルートを選んだのだった。(写真は、2017年のドライブ旅行で撮影したモルヴェーノの町と湖)
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上記は、マドンナ・ディ・カンピリオと、サン・ローレンツォ、モルヴェーノ、アンダーロの位置関係を表わす地図。距離的には、トレントを経由するよりも近いが、ここはバスの便が極めて不便な地域だ。マドンナ・ディ・カンピリオで滑ってから移動するので、その日はサン・ローレンツォに泊まることにしていた。サン・ローレンツォへは、ポンテ・アルケでバスを乗り換えて行けるが、本数がかなり限られている。また、サン・ローレンツォからアンダーロまでは、バス便もあるが、移動日がちょうど日曜日で、バスが運行されないことがわかり、サン・ローレンツォの宿(B&B Da Core)を予約する際、タクシーでアンダーロまで送ってもらうことを条件に予約したのだった。
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2月10日、マドンナ・ディ・カンピリオでの最終滑走を終えて、13時56分発トレント行のバスでマドンナ・ディ・カンピリオを出発。
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皮肉なことに今日が滞在中一番良い天気になった。峠を越すときバスの車窓からは来るとき全く見えなかったブレンタ・ドロミテがクリアに見えていた。
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マドンナ・ディ・カンピリオを出て山を越えると、ピンツォーロの街に入る。写真はピンツォーロの街中の教会。
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その後もいくつかの街の中を通るたびに、次々ときれいな教会が現れた(その1)。
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教会その2。
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教会その3。
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教会その4。
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バスを乗り換えるポンテ・アルケが近づいてきた。
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ポンテ・アルケのバスターミナルでバスを降りる。バスが行ってしまうと途端に閑散としてしまった。待合室はあったが、窓口は閉まっていた。あらかじめネットで調べた時刻表では、サン・ローレンツォまで行くバスはこの後2時間以上待たないとないようだった。これが間違いであることをかすかに期待していたが、待合室には同じ時刻表が貼ってあるだけで、窓口も開いてないので聞きようがない。
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仕方なく次のバスまで待つつもりで、コーヒーでも飲んで休めるカフェがあるかどうか偵察。道路の向かい側にカフェがあったが、スキーとバックを持っての交通量の多い道を渡るのも大変そうだったので、調べておいたタクシー会社に電話をしてみるも、あいにく車は出払っているとのこと。ダメもとで予約した宿に電話して、車の手配を頼んでみたら、なんとOKの返事。バス停で2時間も待たずに済んでよかった。
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10分ほどで迎えの車が到着。運転していたのは宿のご主人だった。宿に向かう道は狭く、バスがやっと通れるような道だった。幸い除雪がされており、道には雪がなく、まもなく遠くにすばらしい山が見えてきた。
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どうやら右奥に見えた村落がサン・ローレンツォらしかった。
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10分ほどでB&B Da Coreに到着。モルヴェーノから下ってくるメインの道路沿いに建っていた。サン・ローレンツォの中心からはかなり坂を登ったところにあり、バスで来てここまで歩くとかなり大変だっただろう。迎えに来てもらえて助かった。
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案内された部屋。あいにくWifiは下のバー付近しか使えなかった。
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B&BはBARも併設。その日はマドンナ・ディ・カンピリオでスキーを滑ってからの移動だったので、ビールを注文。おいしくて、生き返った。
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外はまだ明るく、宿の周囲を歩いてみた。ここサン・ローレンツォ・ディ・バナーレは標高758mのところにあり、人口は約1000人。イタリアの美しい小さな村の一つに選ばれているそうだ。想像以上にすばらしい眺めの村だったので、来てよかったと思った。
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宿の前では、おもしろい人形も見かけた。
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宿に背後にはブレンタ・ドロミテの山並み。
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サン・ローレンツォの村。
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背後の山の中でひときわ高い三角形の山を見つけた。山の名前はわからない。
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2月11日、ベランダに出ると山が赤く染まっていた。
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拡大して。
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朝食を食べる部屋からの眺め。山に日が当たり、白い峰が輝いていた。今日も快晴だ。
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ひときわ大きな山塊が見えた。それ程高い山ではなさそうだが、際立って存在感の大きな山だ。
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朝食はビュッフェスタイル。どうしてもクロワッサンやドーナツのような甘いパンをとってしまう。
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ここはB&Bなので、調理ができるキッチンがあった。ゆで卵を作る道具の使い方がわからず、宿の人に教えていただいた。
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朝食後外に出て、宿の周りを撮影。
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渓谷の向こう側の山もきれいに見えた。
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宿の背後にブレンタ・ドロミテの山々。すばらしい快晴の天気だ。
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手前には手作りの人形。
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この村は標高758mあるので、背後に聳える山々の高さは2000m以上あるのだろう。
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パノラマにして。写真右はじの建物が宿泊したB&B。
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宿の背後にもブレンタ・ドロミテ。
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宿の前方の眺め。
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拡大して。
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そろそろ9時になるので、ホテルをチェックアウトして、ここから数キロ離れたアンダーロ(Andalo)のホテルに向けて出発。今日は日曜日でアンダーロまでのバスは運行していないので、あらかじめ宿のご主人に車で送ってもらうよう頼んでいたのだ(もちろん有料で15ユーロ。昨日のポンテ・アルケから宿までを含めると25ユーロ)。チェックアウトの際、カード払いにしようとしたが、機械が受け付けずに、結局現金で支払う。滅多にないことだが、やはりある程度の現金の用意は必要だろう。
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宿を出発してまもなく、左手に白い山のパノラマ(車の中から撮影)。
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やがてモルヴェーノ湖畔を走るようになった。湖の向こう岸にはブレンタ・ドロミテの素晴らしいパノラマが見えてきた(車の中から撮影)。
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拡大して。写っている山は、おそらくブレンタ・ドロミテの主峰群だろう。
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モルヴェーノの町のすぐ手前にある湖畔の駐車場で車を止めてもらって、つかの間の撮影タイム。快晴だが、時間が早すぎて湖が陰になっているのが残念。
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上記の右側。
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さらに右側。写真の右半分に陰になったモルヴェーノの街並みが写っている。
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パノラマで撮影。
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ひときわ目立った山並みを拡大して。写真の左側に写っている山が主峰の一つ、Cima Tosa(3173m)のようだ。
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2017年の夏に来たときに、同じ駐車場から撮影した写真。
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階調処理でモルヴェーノの街並みが良く見えるようにしてみた。町の上に見える白い筋状のパタンは、町の裏山(Pradel)に上がるケーブルカー(実際はテレキャビンだった)。宿のご主人は、ここは冬は動いていないと言っていたが、後になって間違いだったことがわかることに。
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2017年に同じアングルで撮影したモルヴェーノの街並み。
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モルヴェーノの町の中を通りすぎた後で、再び車を止めてもらい、モルヴェーノ湖を撮影。
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拡大して撮影すると、湖の向こうには、サン・ローレンツォの宿から見えた特徴的な山と同じ山が見えていた。
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2017年にもほとんど同じ場所から撮影していた。ただし、走る車の中からの撮影だった。
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宿を出て20分くらいでアンダーロ(Andalo)のホテル前に到着。車で送っていただいて大正解だった(ホテルは写真一番奥の建物)。ちなみにスキーバスはこの場所に停まる。
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2時からのチェックインだったので、荷物だけ預けて、さっそくスキーバスでゲレンデへ向かった。快晴の空の下、ブレンタ・ドロミテの素晴らしい山並みを眺めながら滑ることができた(スキーの詳細は次の第四部に掲載予定)。
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スキーを終えてからいったんホテルに戻りチェックイン。休憩後晴れているうちにモルヴェーノに行ってみることにした。モルヴェーノへ行くスキーバスは町の中央広場から出る。
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Pradelへのテレキャビン駅の近くで下車(写真の奥がテレキャビンの駅)。なんとテレキャビンが動いているのが見えた。近くを歩いている人に尋ねたら、やはり動いているとのこと。切符売場まで行ってみたら、今の時期は土曜日と日曜日だけ動いていることが判明(今日が日曜日)。ただし、午後4時15分で止まるので、もう上に行ってもほとんど時間がないことを伝えられ、乗るのは断念。もともと上にはスキーの初心者コースが一本あり、リフトで上まで上がれば、目の前に素晴らしい山が見えるはずだった。もっともリフトが動いていたかどうかは不明。スキー場も今は滑れなくなっているようだ。
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思いがけず動いていたテレキャビン。
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バスを降りたバス停のそばから撮影したモルヴェーノ湖。もうだいぶ日が落ちて、陰になっていた。
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夕日が当たった湖面はエメラルドグリーン。夏はここで湖水浴ができる。再びスキーバスでアンダーロまで戻った。アンダーロには4泊するので、今日を含めると四日間滑ることができるが、果たしてどれだけ滑ることになるのか?(アンダーロでのスキーについては、この後のその4に記載)
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