初夏の初・南スペイン+スイス16日間・6日目・アルコス～ロンダ～マルベーリャへ。

6月19日（水）晴れ。

朝食は昨日の夜とは違うレストランでした。
こちらも見晴らしよし！

ブッフェ形式です。
温かい野菜料理がたくさんあってうれしい！
ハムもたくさん種類がありました。

フルーツもいっぱい。
グラナダもアルコスもパラドールの朝食美味しかったです。

テラスに出てみました。

今日も素晴らしい眺めです。
朝は、空気がひんやりとしています。

カビルド広場の展望台にも行ってみました。

今日の眺めも壮大です。

最後はお部屋のバルコニーからサン・ペドロ教会。
朝だと、ちょっと影になります。

いつまででも見ていたいけど時間に限りあり・・
出発です( ; _ ; )/~~~。

アルコス・デ・ラ・フロンテーラ間違いない選択でした。
来てよかった！

タクシーでバスターミナルまで移動(5EUR）。
無人だったのでキップは運転手さんから直接購入しました。

10:20発のバスでロンダに向かいます。

車窓：のどかー(^^)。夏のアルコス周辺の景色はどこか北海道と似ている気がします。

車窓：ピンクのお花の木が咲いていました。
ここまでかなり登ってきました。標高723m、ロンダはかなり高い位置にあるようです。

12:15頃ロンダのバスターミナル着。
午後は、宿泊地マルベーリャまで長距離移動のため窓口でバスのチケット購入。

パラドール・デ・ロンダ。

バス停からパラドールまでタクシーで5分くらい（6EUR）。一台だけ止まってました。

パラドール。
まず、後でランチをするということで荷物を預かってもらうことに。

ロンダのパラドールはアルコスの素朴な感じとは違い洗練された感じでした。
もと市庁舎を改装した建物だそうです。

ヌエボ橋。

おっー、谷に架かる大きな橋、まさに映画で見てた風景！

高さ100m、今から約300年前に完成したそうです。

橋が谷底に向かって深く深くのびています。
古い石造りで迫力あり！

橋の上からの眺めも圧巻です。

パラドール・デ・ロンダ。
すごいところに建っている・・。

下を覗きこむと、ほんとに深いっー！！！
かなり怖いです＠＠、ブルッ。

グアダレビン川。
岩山だらけの乾いた大地にもやはり水の恵みが！

この川の浸食により深い渓谷ができたそうです。
何年かかったんだろう・・自然の偉大さを感じます。

橋の上。

橋を境に旧市街、新市街に分かれています。
まずは旧市街を散策！

橋を渡ったところにあった展望台から。
断崖絶壁が連なっているのはすごい迫力！何とも力強い景色です。

下の方にイスラム時代に造られたというビエホ橋が見えます。

こんなところまで、かつてイスラム勢力が及んでいたとは驚きでした。

ロンダの街が描かれたタイル。

アルミニャン通り。
旧市街の街並み。お土産物屋さんがいくつかあります。

サンタ・マリア・ラ・マヨール教会。

モスクの跡地に建てられたそうです。
イスラム時代の名残り、馬蹄形のアーチが見られます。

教会前の広場。

相当陽射しが強いですが、お茶している人がたくさんいました。
夏が大好きで暑さに強い私も、さすがにこの陽射しの中ではムリでした。

標高が高い分、太陽が近く感じられ肌がジリジリ焼けます。

ビエホ橋を目指して歩きました。

この辺を歩いているとロンダも白い街なんだ、と実感。

サルバティエラ公爵の宮殿。

イスラム時代の建物のようです。

途中の見晴らし台から。
新市街も白い！

まわりは平原。
ここも平原の中にポツンとある村です。

ビエホ橋が見えてきた！

フィリップ5世のアーチ。
イスラム時代のアルコス。

いよいよ橋を渡ります。

イスラム時代に造られたビエホ橋が旧橋。
18世紀に造られたヌエボ橋が新橋とのこと。

上を見上げる。

下を覗きこむ。

相当高いところに架かっています。
当時、こんなのを造る技術があったとはスゴイ。

ビエホ橋を振り返る。

植木鉢がいっぱいのお家。

アラブ浴場、ズーム。

橋のさらに下にありました。13世紀末〜14世紀築。
イスラム時代の建物がいくつか旧市街には残っていました。

帰りは橋を渡った向かいの新市街側の道を行きます。

下りてきた分、上らないといけないけど景色がいいのでそんなに苦じゃないです。
ところどころに見晴台あり。

ヌエボ橋。

崖と崖の間に架けられた橋、何度見てもスゴイ！

深い渓谷を見ながら、あと一息！

こちらは新市街の街並み。

ぐにゃぁ〜。

シエスタ中のところ起こしてしまいましたっ。

ランチは、パラドールのバルでまたまたタパス！

テラス席は眺めがいいです。
通り道にもなっているのでたくさん人が通りますが、知らない人ばかりなのでOK。

ここを含めロンダの日陰は涼しかったです。標高が高くもともとの空気は冷たいので風が吹くと寒いぐらいでした。

宙に浮いてる怖そうな展望台が見えました。後で行って見ることに。

バルのテラスで近くに立っていたお兄さんに、メニューを注文しかけたら「ボクはホテルのスタッフじゃないよ。」と笑われ、恥ずかしい思いをしました。

たことエビのサラダ。

小さいサイズのパイにサラダを詰めた形でやってきました。
美味！

トマトの冷たいスープwithイベリコ豚の生ハム、みたいな名前でした。

小さなサイズのパイにガスパチョ。
スープも生ハムも美味しかった！

野生のアーティチョークのフライ。

揚げたアーティチョーク、ほくほくでタラの芽の天麩羅みたいでした。

クロケット。
クリームコロッケです。

見た目も綺麗でどれも美味しかった！

これにパン（有料）とドリンクで24・7EUR。
ここで飲んだフレッシュ・オレンジジュースはグラスが大きくたっぷりで、とびきり美味しかった記憶があります。

アラメダ・タホ公園。
ロンダの絶景が見渡せるという公園です。

この景色もすばらしかった！

宙に浮いてる展望台から。
実際その場に立つとそんなに怖くないです。床がガラスだったら相当怖いかも。

パラドールと新市街。
橋の上から見るのと逆方面から。

岩をズーム！

緑いっぱいの山も好きですが、このゴツゴツした岩山も大好きなのです。

闘牛場。

スペイン最古のものだそうです。
セビーリャで見たのとはまた違う外観。

テノリオ通り。
再び、旧市街の別の道をプラプラ歩いてみました。

真っ白ではないけどやっぱり白い建物はいいなぁ。

途中の見晴台から。
正面にアラメダ・タホ公園。雄大だ〜！

ロンダでは日本人ツアー3組ぐらい出会いました。かなりインパクトがある村なのでロンダがツアーに組み込まれてるのは納得です。

歩くのが楽しい！
おみやげ物やさんを覗きつつ。

暑いけど楽しい！

白×赤もいい！

色んな形のランプ。

これはちょっとアラビアンな感じ。

お家の窓を飾っている鉄格子や鉄のランプ、鉄のアートがとても美しいです。

教会が見えました。

この辺が旧市街の端では？！という所まで歩いて来ました。

遠くに新市街。
ロンダ、白い村だーっ\(^o^)／。

ヘミングウェイも愛したというロンダ、見応えある村でした！

16:30発Avanza社のマラガ行きバスでマルベーリャまで。（＠6EUR）
マラガ行きはPortillo社のバスもあり、２台一緒に出発しました。

ロンダのバスターミナルで一人のお兄さんに「Hola！」と挨拶され、よく見ると私がパラドールのバルで店員さんと間違えてメニューを注文しかけた人でした。

こんなところで再会するなんてスゴイ偶然！
ツアーの添乗員さんだったみたいで、大型バスの先頭でマイクを持って話をしていました。そしてバスが出発する時、こちらに向かって笑って手を振っていました。

いい人だ〜！スペインの人々は陽気で優しい(^^)！

ロンダ〜マルベーリャは車窓も見応えありです。

山の間をくねくね走り、

ゴツゴツした岩が目の前にドーーンと見え、

時々、お花も(^O^)／、

そしてまた岩山。

コスタ・デル・ソルに近づくと青い海も見えました。

マルベーリャのバスターミナル17:45頃着。

ホテルがある旧市街までタクシー移動。

運転手さんに「旧市街は道が狭くて車が入れないから、ここからは歩いて行けばいい。」と言われて降ろされた場所が、目的地から一番遠く離れた地図外の入り口だったので、ホントに大変！ここから苦難の道のりでした(*_*;。


夫の目撃談によると、この運転手さんホテルの住所の紙を後ろのタクシーに見せて何やら質問していたらしく、もしかして新人だったのかも？！

どっちに進めばいいのやら・・・道を聞く人、ことごとくツーリスト、トラベラーで悲惨でした。
↓↓↓
やっとのことで地元の人を捕まえることができ、「時間がないので途中までだけど連れってってあげる。」と道案内していただきました。
さいごに先の道の説明をしてくれ「そのホテルとってもいいホテルだよ。」と励ましてもらいここでお別れ。お急ぎのところ・・ありがとうございましたっ(T_T)。

さらに歩いて、やっと地図に載っている道にたどり着きました！

道が入り組んでいてわかりにくいのでスーツケースを持ってむやみに動けず。

私が荷物番をして、この旅の全ナビ担当：夫が道を探して先へ進む・・を繰り返し、運転手さんを恨めしく思いつつ、少しづつ前へ前へと進みました。

やっとやっとホテルに到着〜(涙)。この時は夫がヒーローに見えました(☆☆)。
かなり遠いところから重たいスーツケースを引きずって歩くこと約50分。陽射しも強かったので疲労困憊。地図を持って奔走していた夫はもっと疲れていたことでしょう・・(p_-)。

フロントのお姉さんに「How are you?」と聞かれ、ウソでも「Fine.」とは言えないぐらい疲れていたのでこれまでの経緯を話し、「そんなこんなで疲れました。」と正直に答えたら、

「大変だったね。ごめんなさい！わかりにくい場所だったでしょ？見つけにくい場所にあってごめんなさいね。ほんとにごめんなさい！」とSORRY！を連発されてしまいました。

そんなつもりで言ったんじゃないのになぁ、反省＞＜。あわてて「もう大丈夫なので気にしないでください！」って言ったけど果たして通じていたのかどうか・・。コミュニケーションは難しい＞＜！！

そしてこの優しいお姉さん、日本人に近いココロの持ち主なのでは・・。と思いました。

しばし休憩後、マルベーリャの海岸を散歩。

地中海〜\(^^)／！！！
広い海を見てると疲れも吹っ飛びました。

プロムナードはシエスタを終えた人でいっぱい！

リゾート感ムンムンです。
夏のヨーロッパに漂うこの空気感がたまらなく好きです！

旧市街。

今日の夕食、フロントのお姉さんに教えてもらったシーフードのお店に向かって歩きました。

ブーゲンビリア！

でかいっ。壁が見えません。

Altamirano。

地元でその日に採れた魚を調理してくれるお店とのこと。

お姉さんが21:00前に行けば待たなくてもいい、と言ったとおり。
外のテラス席に座りました。

名物、いわしのグリル（これでハーフサイズです）。

これは香ばしくて美味しい！日本人が好きな味です。
DHAで血液サラサラ、美味しいし、秀逸な魚くんです。

小エビのフライ。

エビを揚げたのが出てくると思いきや、愛知県名物のゆかり煎餅を揚げたのみたいなのが出てきました。
１コが片手より大きいサイズ。

メニューにエビ料理、多数ありました。

マグロのグリル。

オリーブオイルとにんにく、塩で味付けしていて、あっさりでした！
美味しくて瞬く間に完食。

ホタテのグリル。

これは醤油の香りがしてよかったけど、味がしょっぱい＞＜。
こっちの人は、醤油が塩の代わりになる調味料と知っているのだろうか・・。塩で味付けして、さらに醤油をドボドボかけた感じ。

22:30頃お店を出る頃には人でいっぱい。

お料理にパン（有料）とドリンクで39・30EUR。
魚介たくさん食べて、リーズナブルです！

その後、夜の旧市街を少しだけ散歩。

イグレシア広場にあるサンタマリア教会。

入り口のタイルが可愛い！
まだ教会が開いていたので入ってみました。

こんな小さな街の教会もやはり立派でした。

祭壇、色が明るく綺麗です。

昼間、スーツケースを転がすのは大変だったけど道も可愛い！
夜になるとライトアップされたモザイクが綺麗に見えます。

23:00頃オレンジ広場。

この辺が旧市街の中心。まだまだ人がいっぱい。
マルベーリャ、のんびりしたアンダルシアの中でも更にのんびり、ザ・リゾート地です。

あしたは、街歩き楽しみだ！