2013/06/14 - 2013/06/29
171位(同エリア849件中)
HaNaさん
当初、コルドバは近くに位置するセビーリャの方が華やかで、写真で見る限り街の雰囲気も好きな感じだったので、わざわざ行かなくてもいいか、ぐらいに考えていました。
しかし、少しスペインの歴史に興味が出てきて色々調べていると、アンダルシアの歴史を語る上で欠かせない街であることが判明。
756年、ムーア人のコルドバを首都としたコルドバ王国が誕生して以来、最盛期の10世紀には世界最多人口30万人(一説では100万人とも)の大国になり、ヨーロッパ中の人々のあこがれの国だったそうです。その頃、収容人数数万人の大モスク、メスキータが完成。
グラナダよりもっと前は、ここがイベリア半島のイスラム文化の中心だったことを知りました。
今ではメスキータとその周辺の旧市街がまるごと世界遺産に登録されていて、昔のまんま残された街並みを眺めつつ、迷路みたいな小道を歩くのが楽しい街でした。たくさんの家の白壁が鉢植えのお花で飾られていたのも印象的です。
そしてメスキータの円柱の森は、やっぱり圧倒的に美しかった!
アルハンブラ宮殿に続き、これを創造してしまうムーア人の人達の頭の中はいったいどうなっているのか、もはや不思議・謎になってきました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
6/17(月)コルドバ・晴れ/曇り
セビーリャ・サンタ・フスタ駅
タクシー移動(5・6EUR)
今日は、セビーリャからコルドバへ半日旅行に出かけます! -
9:20発のAVANTでコルドバへ。
スペイン初の電車。乗り物大好きなのでワクワクです。
簡単な荷物検査(X線)あり。ただし係のおじさん、おしゃべりに夢中でモニター見てません。 -
Tourista(2等)の車内。当日窓口でキップ購入して片道@16・1EUR。
約1時間10分の電車の旅でした。 -
あっという間にコルドバ到着。
セビーリャより小さな駅でした。
駅降りてビックリしたのは、コルドバ涼しいっ!
気温25℃、快適でした。
まず最初にメスキータに向かいます。
タクシー移動(5・9EUR) -
世界遺産:メスキータ(コルドバ大聖堂)
レコンキスタ終了後、キリスト教の司教がイスラムのモスクを改造して中にキリスト教の大聖堂を造ってしまった世界でも珍しい建築物とのこと。
ガイドブックには『キリスト教とイスラム教が共存する大モスク』として紹介されています。 -
メスキータ(コルドバ大聖堂)
ここも大きい。なかなか入り口に着きませんっ。 -
ミナレット。これは、あんまりイスラムっぽくなく見えた。
イスラム教のモスクには必ずありました。 -
オレンジの中庭。
モスクには入り口に、お庭があるものなんですねー。 -
入り口。
円柱の森を想像させる、赤と白のストライプ。
いよいよ、中へ! -
初めの第一歩。
お気に入りの窓がここにも!
かなり大きなサイズ。光が差し込み綺麗☆ -
そして円柱の森!
おーっ、やっぱり圧倒されました。
暫く佇んでしまう。。。 -
柱が850本!
アーチが2層になっているのは、天井を高くする為だそうです。 -
壮大!
ムーア人はこの柱にナツメヤシの林を思い起こしたそうです。
彼らにとってナツメヤシの林は、心に浮かべる故郷のイメージだったのだとか。 -
イスラムの時代から何度も増築されたというモスク。
歩いていると床が突如、変化するのでよくわかります。 -
地下に遺跡?!サン・ヴィセンテ教会の遺跡。
掘ったら色々出てきそうです。 -
しばらく歩いていると、キリスト教の礼拝堂が多数見られました。
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こういうのがほんとに多数あります。
モスクは細部にいたるまでキリスト教の仕様に改造されていました。 -
これはこれで素晴らしいのですが・・。
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素晴らしいのですが・・><。
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天井がっ・・><。
少し切なくなりました。 -
柱の空間は彫刻の壁で埋められ、礼拝堂が連なっています。
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壁で隠された奥にモスクの廃墟、アラベスク模様の壁面が見えました。
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この天井はイスラム当初のまま残ってます。
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この礼拝堂は素晴らしかった。
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ミフラーブ
イスラム教の聖地メッカの方向を示しているそうです。
残っていてよかった。 -
アラビア語で書かれているのはコーランの一節とのこと。
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マクスラ
ミフラーブを強調する空間だそうです。
イスラムの人達の祈りの場だったのでしょうか?? -
美しい!
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聖テレサの礼拝堂
右・・キリストの聖櫃。 -
聖具室
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キリスト教のカテドラル(大聖堂)
円柱の森の柱を63本破壊して、造られた部分。
この大きなカテドラルが、モスクの中に存在してます。
歩いていたら、突然現れます。 -
聖歌隊席。
ゴシック様式の彫刻だそう。 -
中央礼拝堂
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天使がいっぱいの天井。
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色んな様式の天井が交差していました。
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キリスト教のアーチ。
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赤いキャンドルと円柱の森。
これは素直に綺麗だと思いました。
円柱の森はやっぱり素晴らしかった!
これを作ってしまうムーア人の凄さを再び感じたひと時でした。 -
モスク前。
このあたりに3?ぐらいのハーブを「Souvenir!」と売りつけにくるおばちゃん多数。コルドバのおばちゃんは、グラナダより強引で手の近くまでハーブを持ってきて握らそうとしてきます。
何度もこの前を通りましたが、毎回同じおばちゃんが夫ではなく必ず私に売りに来てました。ターゲット?! -
グアダルキビル川
ローマ橋とカラオーラの塔
昨日、セビーリャで川沿いを散歩したグアダルキビル川!コルドバまで続いていました。アンダルシアは水が豊富です。
塔は橋を守るために築かれた要塞だそうです。
スペインにローマ橋、ローマにスペイン広場・・不思議。 -
ローマ橋からメスキータをふりかえる。
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世界遺産:ユダヤ人街をぷらぷら歩いて見ることに。
お土産物屋さんやレストランが立ち並ぶ通り。 -
有名な花の小径
狭くてすごく短い通りでした。 -
花の小径
お花がいっぱい!
でもこの通りでなくてもコルドバでは似たような通りがたくさんありました。 -
白い通りもたくさんあります。
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壁に鉢植えのお花
こんな感じで、歩いてるとたくさんあります! -
オレンジ×水色の明るい色が気に入ってコルドバ焼きを購入しました。
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ある建物。
パティオが見えました! -
シナゴーグ(ユダヤ人教会)
現在スペインに残っているは3つだそうです。
閉まってました(・・;)シエスタには早い時間だしなぜ?! -
人が集まっていた建物。
中を覗いたら、パティオが見えたので入ってみることに。
あとでカサ・アンダルシだと判明。
12世紀のアラブ風邸宅が当時のように再現されています。
ショップもありました。 -
パティオ。
この空間癒される〜。 -
アラベスク模様の壁面のテラス。
照明もステキ。 -
これはお風呂だそうです。
タイルや馬の置物?!、花びらも浮かんでいて可愛い! -
ショップ。
アラビアン! -
モザイクのタイルが鮮やかです。
他にも地下室、台所などありました。
アラブ風の小さな可愛いお家でした。 -
真っ白い通りをさらにてくてく。
-
お土産物屋さんが集まった建物。
ここからも大勢人が出てきたので入ってみました。 -
パティオがありました!
記念撮影する人でいっぱい。
順番待ちしていて時間がかかりそうだったので私たちはナシ。 -
昼食:El Cabalo Rojo
昭和天皇も来店されたというコルドバ郷土料理が味わえる老舗レストラン。
と言っても観光客が気軽に入れる感じで、お店の人は優しかったし、サービスも味も◎。 -
白身魚のフリット。
これとキリリと冷えたグラスワインがサービスで付いていました。 -
トマトの冷たいスープ、ガスパチョ。
お店によって味が違います。ここのはサラサラしていて、生のトマトが苦手な夫もOK、すごく飲みやすい味だったそうです。
トマトとキューリと玉ねぎのみじん切りとクルトンをたくさんトッピングしてくれ、これもまた美味しい! -
エビとツナのサラダ。
野菜不足だったので。大きなお皿にいっぱい。美味しい! -
コルドバ名物、牛テールシチュー”Rabos de Toro"
ボリューム大。
お肉をワインでトロトロになるまで柔らかく煮込んでいます。
ただ私は、お肉のワイルドなにおいを感じでしまい一口以上食べれず。
夫は、美味しく完食。私みたいなのは例外で普通は美味しく食べれると思います。 -
パン(有料)とドリンクをいれて42EUR。
お店の人が何度も「美味しいですか?」と笑顔で声をかけてくれた居心地のいいお店でした! -
お店の壁も綺麗に飾られていました。
このあと、タクシーでパティオが有名なビアナ宮殿にむかいましたが閉まっていました。
すごく嫌ーな予感がしてガイドブックを見たら『月曜休館』(>_<)。
さっきのシナゴーグも同じく(/_;)。
仕方ないのでそのまま駅に移動(T_T)。
*スペインの施設、月曜休館がとても多いです! -
ビクトリア庭園。
駅の近くの公園、電車まで時間があったのでやってきました。
楽しみにしていたビアナ宮殿が休館日でテンションも機嫌も↓↓↓な私に逆ギレすることなく夫が地図で見つけて連れてきてくれました。 -
バラが咲いていました。
ごくごく普通の公園でしたが、しばらくここにいるといつの間にか休館日云々のことは忘れてしまいました。コルドバ、楽しかったー!次はセビーリャのアルカサル、早く見たい!と再び復活↑↑↑。
コルドバ15:45発のAVANTでセビーリャへ移動。
ついに楽しみにしていたアルカサルへ!!!
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この旅行記へのコメント (4)
-
- churros さん 2013/07/21 11:00:30
- ですよね〜、昼食はEl caballo Rojoですよね〜!
- !Hola! HaNaさん、今日は。
やっぱりコルドバに行かれたならEl caballo Rojoですよね〜、この店のRabo de toroは絶品ですもの、ところで螺旋階段を上がりきった所に置いてあったポステレ(デザート)まで辿り着きました?、いつも今回は食べようと思うのですが辿り着きません、来年は気合を入れて朝食抜きで頑張ります。
Hanaさんの行かれた時期はアンダルシアの良い時期でしたね〜、ヒラソルが満開でコルドバは花で飾られ、6月(junio)はアンダルシアらしい月ですね(個人的には私の誕生月なので)、今年2月は雨にたたられ散々でした来年はHaNaさんを見習いjunioに行く事にします。
churros
- HaNaさん からの返信 2013/07/21 21:26:43
- El caballo Rojo!
- churrosさん、こんばんは。
旅行記たくさん読んで頂きコメントもありがとうございます!
El caballo Rojoは、churrosさんお気に入りのお店なのですね。
わたしは、ここのトッピングたっぷりの冷たいガスパチョの味が忘れられずです。旅行記書いている時も、自分で撮った写真を見てため息ついてました。
階段あがったところにデザート置いてあったんですね!気が付かず通り過ぎ、しかも店員さんにオススメされましたが、時間がなく割愛でした。ビアナ宮殿が休館日だと知っていれば、デザートと共にゆっくりお茶がしたかったです。きっと美味しかっただろうなぁと思います。残念!
今回のスペイン旅行は、夫の仕事が忙しく7月〜10月は長期休暇はムリ!と言われたので(-_-;)自動的に6月になったのですが、気候もよく、お花も咲いていて結果、いい季節に行くことができました。
夫に感謝!ですね^^。
churrosさん、来年はお誕生日月の6月にスペイン旅行のご予定なのですね!
もしEl caballo Rojoでお食事されて、デザートまでたどり着いたらぜひぜひ
旅行記UPしてください!楽しみにしています♪
-
- TSUNEさん 2013/07/16 06:50:37
- メスキータ、見とけばよかったぁ(>_<)
- Hanaさん、おはようございます。
コルドバのメスキータ、見とけばよかったぁ(>_<)
2月スペイン旅行の時にマドリッド〜グラナタを列車移動の途中に停車しているんですよ!
旅行計画の時にアルハンブラ宮殿と似たようなもんでしょ。とアバウトな感じでスルーしてしまいました。
いっとくべきだったと旅行記見て思いました。
メスキータ内部も良いけど、街の様子も素敵ですね(^^)
- HaNaさん からの返信 2013/07/16 23:52:38
- メスキータ、次回はぜひ!
- ツネさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
メスキータは、行く前に「イスラムの人々が故郷をイメージしていた。」というのを何かで読んでいたこともあり、あまりにキリスト教仕様に改造されていたので見てて切なくもありました><。
でも現存する円柱の森やミフラーブあたりの空間はやはり素晴らしかったし、モスクの中にドーンとキリスト教のカテドラル(→豪華絢爛で彫刻が圧巻です。)がある建物というのもとても珍しいので、見応えあると思います。次回はぜひ\(^o^)/!
旧市街もお花がいっぱいで見て歩くのが楽しかったです!
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