初夏の初・南スペイン+スイス16日間・5日目（１）ひまわり畑を見にカルモナへ小旅行。

6/18(火）カルモナ・セビーリャ・曇り
午前中は、カルモナへひまわり畑を見に行きました。

今日は、寒いっ。雲が多く太陽が出ないとセビーリャも寒いです。
長袖シャツ＋パーカーでも寒いぐらいでした。

アンダルシアでたくさん見た木。

9:15発のバスでカルモナへ（＠2・65EUR）。

途中、セビーリャ〜カルモナ間で見えるはずのひまわり畑が全く見られず。
なぜ＞＜？

10:10頃カルモナ着。（バス停は行き・帰り同じ場所でした。）

バス停の手前の細い道に路駐している車がありバス進めず、5分ぐらいクラクション鳴らし続けてやっと持ち主が現れました。

すると運転手さん、バスから降りて延々とお説教（？）をはじめバスさらに長時間停車。
この時の身振り手振り、全身から怒りが表れていて、言葉がわからなくても見ていてものすごく怒っているのがわかりました。

変な所で情熱の国スペインを感じた瞬間でした。

カルモナのひまわり畑への行き方はQ＆A掲示板に、とてもわかりやすく説明されていた４トラベラーさんの回答を参考にさせて頂きました！

タクシーでひまわり畑をいくつかまわることに。


しかし！タクシーが１台もいない。10分ぐらい待っても来る気配がなかったのでタクシー乗り場後ろのバルで「ヒラソルを見に行きたい。」と言ってタクシーをよんでもらうことにしました。

この閑散ぶり・・もしやひまわり終了？！、それともまだ咲いてない？！という不安が頭をよぎる＞＜。

すぐにタクシーがやってきました。

30分間ひまわり畑をめぐりパラドール・デ・カルモナまで行くということで交渉成立！交渉といっても「ヒラソル・フォト・パラドール」＋ジェスチャーでOK。運転手さん心得ていました。

どうやら、どこかには咲いているようで一安心。

カルモナ周辺のひまわり畑。

運転手さんによると「まだこの辺のひまわりは小さいんだ。」とのこと。
ほんとに咲いてるのかなぁ。。。と思っていると、

おーっ、ひまわり畑！

車を止めてくれた場所で撮影会。

BOLEROのCDジャケットみたいなひまわり畑に感激！

一面、黄色。

「ひまわり見るためだけにバス乗って遠くまで行くの？」なんて言ってた夫も「これはスゴイ！」と喜んでいました。

枯れたひまわりが顔に見えてしょうがない・・。

写真は、ここで運転手さんが「どうぞ。」と言って差し出してくれたひまわり。

この時から、夫とふたり＋ひまわりの旅がはじまりました。

再び移動して別の場所へ。

Girasol！

枯れると種の部分が大きくなるのかな？

こんな膨大な数のひまわりが、みんな同じ方向を向いていました。
太陽の力はスゴイ！

ズーム！

風に揺れるひまわり。
ほんとに綺麗〜〜〜(^O^)。

ビタミンカラーに元気をもらいました！

さようなら、ひまわり畑！
また、いつか。。。

その後、パラドール・デ・カルモナへ。
運転手さんとは、ここでお別れ。ありがとうございましたっ(TT)。

パラドール・デ・カルモナ
セビーリャのアルカサルを作ったペドロ１世が、愛人の為にもとアラブのお城を改装した建物だそうです。

そう遠くなく、近くもない距離に愛人を住まわせていたのか・・。

パラドールのアラブ風パティオ。

これも写真でよく見る一枚。

パラドールの中、石造りで素敵！
宿泊客でなくてもお茶OKでした。

ひまわりを持って歩いているとホテルのスタッフに「そのひまわりはどうしたんだ？」と呼び止められました。

私はてっきり「花を折るなんて非常識だ！何考えてんだ！」って怒られるんだと思い、ビクビクしながら「タクシーの運転手さんからもらいました。」と答えたのですが、よくよく話を聞いてみると・・。

テラスから。

「このパラドールには、日本人のゲストがたくさん来てくれて、みんなに『サンフラワーはどこに咲いてるのか？サンフラワー、サンフラワー？』と聞かれるけど、この辺はまだ全然咲いてないから答えに困ってるんだ。どの辺に咲いてるか教えてほしい。」と質問されてしまいました。

「遠くのどこか。」としか答えられなかったけど、今年はひまわりの開花が遅れているようでした。運転手さんが咲いてる場所を知っててホントによかったです！

見渡す限り平原。

ひまわりが満開になると、緑の部分が黄色になるのかな？
きれいだろうなぁ、と少し想像してみました。

テラスでお茶。

ホットチョコとコーヒーで3・75EUR。
素敵なパラドールで、景色もいいしお安い！

絶景を目の前に乾いた冷たい風に吹かれながら、ぼっーと。
穏やかなひと時でした。

カルモナ旧市街を散策。

カルモナもガイドブックに白い村として紹介されていますが、他の村に比べて白くなかったかも？！

サンタ・マリア教会。

青い屋根のタイル、綺麗！

このあたりは白い。

白いっ。

サン・フェルナンド広場。

メルカド（市場）

お昼近くだとほとんど閉店していました。

出窓のある家。

この辺を歩いていると、カップルの男性が何か話しながら3センチぐらいのハーブを私に差し出してきました。

グラナダやコルドバのハーブ売りのおばちゃんの男性版（しかも夫婦？！）だと思って、「いらない。」と首を振って通り過ぎたら、後ろから笑い声が！

「ボクはハーブ売りのスペイン人じゃないよ。ただの旅行者だよ。」と。私も怪しい人の疑いをかけてしまったことを謝りつつ、可笑しくて4人で大笑いしてしまいました。

こちらがそのハーブ、野生のミント。

「野生のミントを見つけたけど、とても良い香りがするんだ。よかったらどうぞ。」と言うことでした。爽やかな香りがしました。

サン・バルトロメ教会。

ずいぶん下まで降りて来ました。

サン・ペドロ教会。

セビーリャのヒラルダの塔を真似て作ったそうです。

確かに、似ている！

門のすぐ側です。

セビリア門。

セビリア門と城壁。

この城壁はローマ人が築いた物にムーア人が手を加えたんだとか。
うーん・・カルモナも古い歴史を背負った街なのですね。。。

バス停近くのバル前。

お店の中と前でおしゃべりにいそしむおじさんの集団を発見。
今まで、女性のこういう図はたくさん見て来ましたが、男性ばかりは初めてでした！

なんだか可愛らしくて、遠くを撮るふりをして撮影。

今思えばこんな写真を撮ってしまうなんて、この時点で既に自分はかなりスペインの人々に親しみを感じていたと思われます＾＾。

もう一度、カルモナの街を振り返る。
ここで出会った人たちのことを思い出しました。

13:10発のバスでセビーリャへ。

このバスはカルモナの空港経由。
スーツケースで乗り込む人多数でした。

ENRIQUE　BECERRA
セビーリャ着。トラムでヌエバ広場に移動。

お昼は、昨日の夜まだ開いてなくて行けなかったバルに再訪。
ココは、今回のスペイン旅行で私の美味しいNO１のお店です！味が好みでした。

上：スモークサーモンでクリームチーズを巻いたもの。サルサソースがかかっています。これがまた美味しい、トマトが新鮮だから？！

真ん中：オリーブ（無料）

下：アスパラとエビのムース。

アーティチョークとハム。

フォアグラのトーストのせ\(^^)／〜〜♪。

いちじくのコンポート付き。トーストが隠れるくらい上にフォアグラがどーんと載っていました。これはすごく美味しかった！しかも日本では絶対あり得ない価格設定。

ムール貝のフライ。

クリームコロッケの中に貝が入っていました。
全部すごく美味しくて大満足！

これにパン（無料）とドリンクで24・7EUR。
次回、セビーリャに行くまでこのお店が存在していてほしい！と強く願います☆