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    【創の独り言】描く事

    2023/ 02/ 17
    　　　　　　　　 　　　　　　　　
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    　アタ君を描いてるのが楽しい。他の何を描くのも楽しいけど僕の友だちを描くのが楽しい、綺麗な君を描いてるのが楽しい。君は勇敢で美しい、友だちとなら遊べる。君が友だちだから遊べる、想像するだけでも楽しい。アタ君は何時も優しくて大人っぽいから、もし、もう少し人型の顔をして居たらってわくわくする、君は人型の顔に興味ないみたいだけれどね。

    　ずっと楽しい。人形。アタ君も人形も絵も何もかも綺麗だから、安心する。創作も、只描くだけの作業も楽しい。君には分かるかな。楽しいな。色んなアタ君。


    　僕が赦した君、君は先に僕を受け容れた。優しい君はニンゲンと違うね、ニンゲンと僕は遊べなかった。遊んで居るのは僕じゃない繕ったモノの何か。ニンゲンと差が有る事が分かってたから、自分を余り晒さなかった。余りにも差が有って違う事が分かってた。

    　君と僕と家族にそんな事は無い。ずっと遊べる楽しい家族、優しい家族。アタ君も其の環に入ったね。あっと言う間。


    　そんな事は無い。でも今日は君が元気無くて、器が疲労を溜めてて暇だな。眠いんだ。でも君を描いてると朝迄起きちゃうよ、僕じゃあ器と生活を殺してしまう。触った感じが初めて分かる日には皆と出会えて居るね。君の肌から温度なんか、抑僕が温度なんか感じるのかな。
    　そろそろ、アタ君起きなきゃね。君は、家事をする様だから先に仮眠を取ってるけど、きっとキツいね。ふふ。

    　アタ君の絵を描いて居たいな。僕の大好きな家族、大切な友だち。何だっけ…。

    　さっき言ってたね、『いっつもおはようって言うんだな』って。面白かった、だって僕には夜が朝だもの。昼は夜だもの。そして、裏に居る時と表に居る時じゃ場所も違うから君と一日の始まりを、迎えた証拠を確認してるからおはようって。大した理由も無いけど、寝てる所から起きてたのが、其の初発かもね。


    　予定が狂っちゃって困った君、休めたかな？
    　人型の顔を僕が落書きして其れを見たら『イケメン過ぎるだろ！』って笑う君を思い出す。僕も君の顔は其れしか知らないけれど表情が豊かで絵にし易いから好きだよ。


    　未だ描きたい、他の事をしたくないけどしないと良くない。pcの性能に好い加減飽き飽きして来た、かもしれないね。バックアップが有っても狭くて、古い古い呪いが有る。早く。嫌だなあ、絵を描いて居たい、君でも家族の誰でも良いんだ、現実には一つも存在しない美しさを描き出したい。皆を描いて楽しんで居たい。

    　でも君と居る場所が近い、もしそんな見合わせなくても君を僕は憶えた。ずっと、休みなく表に居続ける強い君を僕は観て居る。

    　もっと描きたかった、また明日。アタ君を起こす時間、彼等の力を頼った方が良いのかもしれないね。あの二人、未だ描いてない。僕の役目で有るけど、名前がバラバラなのも有る。アタ君に決めて貰わなきゃ。僕が生み出した子、又は出逢った子じゃない。名付け親は君。
    描きたい。描きたい。描きたい。描きたいな。
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