家計簿を付けずに年間収支を見る方法(その後)
- 2021/05/20
- 22:38
1年半前の2019.12.19に表題のような方法を考えました。
769. 手帳と家計簿(3) 家計簿を付けずに年間の収支を見る方法(2019.12.19)
1年半前は「贅沢費」としての「旅費」が年間100万円以上に達し、家計が正常か(「生活費」はトントンの暮らしを維持しているか)どうか、見ただけではよくわからない、という状況だったのです。
1年経って、その成果が分かるはずだったのですが、サボって、今となりました。というよりも、課題だった「旅費」の出費がコロナ効果によりなくなってしまい、ほとんど意味がなくなってしまった、というのも理由の1つです。
ですが、今度はコロナ自粛で旅行がなくなった分、今年に入って「贅沢費」としての「娯楽」(家で行う趣味の出費)がにわかに急増してきました。
我が家計簿も、いままでの経験から「旅費」を別勘定にする、特別費扱いにして生活費と分離する、などの対策により、「生活費」はトントンの暮らしを維持しているか、を評価できるようにしていたのですが。
それが、破綻しかけています。。。
と、いうことで、まずは1年半前の方策
「生活費」と「贅沢費」・「特別費」の支出ごとに銀行口座をわけておけば、年に1回、銀行口座の残高を見るだけで、家計が正常か(「生活費」はトントンの暮らしを維持しているか)どうかわかります。
1. 旅費支出を生活費の口座(メイン銀行口座)とは別の銀行口座に分離する
2. 特別費の支出(大型家電の買い替えなど)は生活費の口座と同じだが、頻度が少ないのでそのままにする
でした。
2020年度の結果
家計全般(前年比)927494の黒字
本当は、37万円は返済された借金なので、これを差っ引くと557494円の黒字でした。
そして、旅費の支出は77532円、特別費は0円でした。
ところで、あれだけ考えた「メイン銀行口座の残高で見る」と、どうだったでしょう。
メイン口座の残高比較(前年比)793182の黒字
そして、返済された借金12万円が含まれていたので、これを差っ引くと673182円の黒字でした。
ここまで来て、気づくこと。
メイン口座の黒字額の方が13万円弱多いぞ? どうなっている?
実は、メイン口座(地銀)以外の口座にも生活費の引き落としがあったのです。イオンカードの引き落としは別の銀行口座(イオン銀行)から。。。
前々年は旅費が117万円あったのに、前年はわずか7万円。これでは、旅費決済口座を分離した工夫は活きてくるはずもありません。そして、誤差の範囲と思われた、メイン口座以外の支出(10万円台)が、目立つようになってしまったのでした。
ははは、抜けていましたね。
私は、てっきり、メイン口座から、旅費の分さえ分離できれば、生活費の収支がわかるかと勘違いしていました。わざわざ、旅費のクレジット決済を他行に移したりしたのですけど。
結局、残高比較には、旅費を分離しても、2冊の通帳の合計を出さねばならない、という馬鹿げたオチになりました。おまけに我が子から返してもらっている月々の(パソコン代)の代金が「収入」に化けてしまっているので、これを差っ引かねばなりませんでした。
さらに、今年は、コロナのため、「特別費」が前年0円だったものが、すでに50万円を超えております(趣味に使った費用)。これも、メイン口座からの支出となっています。今度は、これを集計して差っ引かないと、ならなくなりました。
結論
「メイン口座の通帳の残高だけ見てその年の生活費(贅沢費を除く)の収支を見る」なんてことは、我が家の場合、無理でした。
2冊の通帳を見ながら、プラス何万円だ、あの人に貸した金がいくら帰って来たから、本当は〇〇円のプラスだ、趣味にいくら使った、なんて、頭の良い人は、暗算でできるでしょうが、私には無理。
家計簿上では、ちゃんと出て来ます。家計簿を付けない方法は、やはり、数冊の通帳を見ながら、紙の上で、借金返済金なども書き入れて、数字を出すのでしょうね。
ただし、最近、銀行通帳を廃止する銀行が多くなって来ました。これに代わって、ネットで銀行口座を管理している人ならば、電子画面の上に残高が表示されたり、複数口座の収支を計算してくれるアプリもすでにあります。これらを使っている人は多いはず。
(私は銀行口座を自動巡回して残高を調べてくれる携帯アプリ使ってみましたが、せっかくアプリに複数の口座を登録しても、1ヶ月に1ぺんくらい、振り出しに戻って各銀行から「認証を求められ」、毎回再設定、というのがわずらわしく、ついに使うのをやめてしまいました。
それに、全財産を無料アプリに「おまかせ」というのは、あまりにも無防備、(情報漏洩などの点で)そこまでは信用できないので、複数のアプリにわけて利用、となると、結局、手元に、エクセルなどで作った家計簿で集計しなければいなけい。。。。
いまのところは、通帳で大雑把な収支、だけでもつかみ、
詳細は、手元の家計簿で、判断する、ということにつきますね。
「家計簿を付けずに」(贅沢費を除く)生活費の年間収支を見る方法は、「私の場合」は、うまくいかなかった、というオチで。
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