ニチニチソウ
「嵐が来るわ……」というまひろのセリフで終わったドラマ。道長とまひろの恋物語として終わらせず、歴史の流れの一筋として終わらせたところが良かったですね。
ネットでも指摘されていましたが、私も『ターミネーター』の『嵐が来る』というセリフを思い出しました。
『これから一波乱あるぞ』ということですね。戦の世が来る、ああ、いやだ、いやだ。
大石さんによると、このセリフで終わらせることは、最初から決まっていたようです。時代が武家の世に移る象徴としての双寿丸の登場。最初は彼が登場した意味が分からず、まひろの娘の恋愛がらみかと思っていました。
平安貴族の衣装やセットが美しかったですね。吉高由里子と柄本佑さんの渾身の演技も素晴らしかったですが、二人をとりまく人たち、まひろや道長の家族、従者、そして天皇に后たち、同僚たちの演技が光っていました。キャスティングも見事でした。史実とは違う道長と紫式部の関係でしたが面白かったです。名残惜しいですね。
ドラマを見終えた後、ふたたび大鏡を読んでみると、情景がすんなり浮かぶようになり、より興味深くなりました。文章だけでは伝わり難いところが、映像や写真や絵やで見ることができると生き生きとしてきますね。
嵐は来ませんけど、強風に備えワンタッチ自動開閉式の折り畳み傘を購入しました。12本骨の丈夫な傘です。しかし…
しかし、一度開いたきり閉じず、使い物になりません。上の画像の状態のままです。
なので返品しました。
ワンプッシュ自動開閉タイプは仕組みが複雑なので不具合が起こりやすい気がします。修理も難しいようです。
やはりアナログの手動タイプが良いですね。
こうなるのが正常。↓
外出中に不具合が起こらなくて良かったです。ずぶぬれになるところでした。☂
アンネの日記のビジュアル版も読みました。こちらも文字だけでは伝わらないところが理解できアンネの心情がより深く伝わってきたと思います。想像力を働かせても、国や地域や時代が違うと文章だけでは想像しにくいところがあります。孫にも読ませたい本ですが、もう少し大人にならないとアンネの置かれた状況にショックを受けて怖がるでしょうね。
アンネの日記のビジュアル版
アンネの日記は世界的遺産。広く読み継がれてほしいです。
それから軍艦島の本も図書館で借りて読みました。私たちは、どうしてここまで軍艦島に惹きつけられるのか、答えがこの本にありました。
ドラマ「海に眠るダイヤモンド」、セットとCGで再現された軍艦島が素晴らしかったです。このドラマの主役は間違いなく軍艦島ですね。
月収が20万円で三種の神器の普及率100パーセント。都会に劣らない医療設備に9階建ての最新建築。台風や事故など危険と隣り合わせでしたが、当時の日本では考えられない豊かな異次元ワールド。最盛期の軍艦島に住んでみたかったです。
興味深いべージにブルーの付箋を貼っています。
図書館で「富嶽百景」を借りたのですが、いやに分厚いと思ったら大活字本でした。
うっかり大活字本を借りてしまいました。ここまで大きくなくてもまだ読めます。この大きさなので、何だか読む気がしなくなってしまいました。活字のサイズも大事ですね。
ニチニチソウ
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