ネット銀行 2014年3月期 口座数比較 2014/08/10
前回の「ネット銀行 2014年3月期 預金残高比較」に続いて
2014年3月期 各ネット銀行の口座数を比較してみました。

1回目:ネット銀行 2014年3月期 預金残高比較
2回目:ネット銀行 2014年3月期 口座数比較
3回目:ネット銀行 2014年3月期 純利益比較
2014年3月期 各ネット銀行の口座数を比較してみました。

1回目:ネット銀行 2014年3月期 預金残高比較
2回目:ネット銀行 2014年3月期 口座数比較
3回目:ネット銀行 2014年3月期 純利益比較
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1位 460 楽天銀行
2位 341 イオン銀行
3位 262 ジャパンネット銀行
やはり宣伝文句にも「ネット専用銀行口座数No.1」と
書かれている楽天銀行がトップになりました。
2位のイオン銀行との差が 119万口座もあります。
セブン銀行の口座数分ほどの開きです。
2014年3月までの1年間の増加比率での順位は下記の様になりました。

1位 25.00% 大和ネクスト銀行
2位 19.39% 住信SBIネット銀行
3位 13.08% セブン銀行
口座数最下位の大和ネクスト銀行がトップになりました。
大和ネクスト銀行は1年間で25.00%も口座数が増えています。
楽天銀行が1位から6位に落ちて、住信SBIネット銀行は4位から2位、
セブン銀行は6位から3位になりました。
これは意外でした。
大和ネクスト銀行は、2013/10/01 から大和証券口座が必須となり
口座開設する方が少なくなると思っていました。
もしかすると大和証券口座が必須になる前に駆け込み開設か
大和証券顧客で大和ネクスト銀行口座を持っていない方を
大和証券の営業の力で掘り起こしたのかもしれませんね。
前回の預金残高増加比率での順位
1位 40.63% イオン銀行
2位 23.59% 大和ネクスト銀行
3位 21.56% 楽天銀行
「ネット銀行 2014年3月期 預金残高比較」参照
イオン銀行は、口座数増加比率では4位(11.44%)に落ちています。
大和ネクスト銀行は預金 23.59%、口座 25.00% とバランスもよいですね。
2014年3月までの1年間の増加数での順位は下記の様になりました。

1位 35 イオン銀行
2位 34 楽天銀行
3位 32 住信SBIネット銀行
前回の年増加預金額での順位
1位 4957 イオン銀行
2位 3857 住信SBIネット銀行
3位 1884 大和ネクスト銀行
イオン銀行は、口座増加比率で4位でしたが、
口座増加数、増加預金額、増加預金比率では1位です。
楽天銀行は、口座増加比率では6位、増加預金額では4位でしたが
預金残高増加比率で3位、口座数増加数で2位です。
預金者に向けサービス開始が早ければ口座数は有利になりますので、
開行から2014年3月までの月数で割った月平口座数で比較してみました。

1位 43165 イオン銀行
2位 29677 楽天銀行
3位 24625 住信SBIネット銀行
前回の開行来月平均預金額での順位
1位 685 大和ネクスト銀行
2位 385 住信SBIネット銀行
3位 217 イオン銀行
前回の預金残高比較の時には触れていませんでしたが、
イオン銀行は 2012/03/31 に元日本振興銀行を吸収合併しているので
どの程度口座数に影響しているのか不明な部分もあります。
2014年3月までの1年間の月平均口座数を上の表の開行から
2014年3月までの月平均口座数で割った比率を見てみましょう。

これは、比率が多きければ、現在大きく口座数が伸びていることになります。
逆に割合が少ないと過去に大量に口座数を増やしたか、
現在伸び悩んでいる状態なのかと思います。
1位 152% セブン銀行
2位 108% 住信SBIネット銀行
3位 95% 楽天銀行
前回の預金残高での比率での順位
1位 228% 楽天銀行
2位 190% イオン銀行
3位 129% セブン銀行
口座数では元気の良い銀行としてセブン銀行がトップになりました。
セブン銀行は、ATM手数料がメインの銀行ですのでそんなに力の入った
特別金利キャンペーンはなどはありませんが、やはり利便性で
支持されているのかと思います。
預金残高でトップだった楽天銀行は口座数3位です。
3位以下は開行月平均より2014年3月までの1年間の平均は落ちていますね。
最後に、預金残高を口座数で割った平均預金額を見てみましょう。
訂正 2014/08/19
一桁間違っていました。お詫びして訂正いたします。
HKさん、ご連絡有難う御座いました。

1位 2,665,667 大和ネクスト銀行
2位 1,948,454 ソニー銀行
3位 1,561,777 住信SBIネット銀行
大手証券会社の銀行部門である大和ネクスト銀行がトップになりました。
口座数は少ないですが資産運用型銀行を目指していたソニー銀行が2位。
意外にソニー銀行より40万ほど少なかった住信SBIネット銀行が3位。
4位以下は60万円以下の平均預金額ですね。
口座数が多いと使われていない口座もふえますから不利になります。
楽天銀行は、旧イーバンク時代の赤字体質を改善する為に楽天と
提携してからサービスの改悪を行い、多くの預金者が離れたと
言われています。その時のハンディキャップがあるのでしょう。
それで楽天銀行はジャパンネット銀行と並ぶ20万円台でした。
イオン銀行は、前回の預金額では運用型銀行と見られましたが
平均預金額が50万円台となると運用型銀行とは言えないかも知れません。
平均預金額40万円以下は、決済型銀行でしょうね。
▼面白い資料がありましたのでご紹介します。
ソニー銀行と楽天銀行の顧客属性分類です。
●ソニー銀行顧客属性分類

●楽天銀行顧客属性分類

ソニー銀行顧客の多数は属性は
関東住民で30~40代の男性ビジネスパーソン
楽天銀行顧客の多数は属性は
関東住民で30~40代の男性会社員
関東、男性が多いですね。
意外でしたのが20代が少ない事です。
ソニー銀行は、子供向けのコンテンツがあるので
親が口座開設したのでしょうか未成年者が 5% もあります。
次回は、「2014年3月期純利益」について比較いたします。
1回目:ネット銀行 2014年3月期 預金残高比較
2回目:ネット銀行 2014年3月期 口座数比較
3回目:ネット銀行 2014年3月期 純利益比較
・住信SBIネット銀行 定期預金金利推移表
・大和ネクスト銀行 定期預金金利推移表
・ソニー銀行 定期預金金利推移表
・イオン銀行 定期預金金利推移表
・楽天銀行 定期預金金利推移表
・じぶん銀行 定期預金金利推移表
・ジャパンネット銀行 定期預金金利推移表
・セブン銀行 定期預金金利推移表
追加
「選択」と言う会員制雑誌に
「ソニーが銀行売却で三菱UFJと交渉 買収金額は一千億円規模か」
と言う記事がありました。会員制なので中身は読めません。
勿論、一般新聞にその様な記事はありませんから信憑性に疑問がありますが
もし、ソニー銀行が三菱UFJに売られた場合、三菱東京UFJ銀行の子会社
じぶん銀行と合併すれば預金額で2位、口座数で4位になります。
ソニーが業績が悪く身辺整理している段階なので
その様な煙が立ったのかもしれませんね。
定期預金の金利や債券の利率に影響する長期金利の状況については、
毎週水曜日に更新している下記を参照して下さい。
・今週の国債・長期金利状況
・高金利!地方金融機関まとめ 随時更新
他行との比較は、毎週月曜に更新しています下記参照して下さい。
●ネット銀行定期預金金利比較
2位 341 イオン銀行
3位 262 ジャパンネット銀行
やはり宣伝文句にも「ネット専用銀行口座数No.1」と
書かれている楽天銀行がトップになりました。
2位のイオン銀行との差が 119万口座もあります。
セブン銀行の口座数分ほどの開きです。
2014年3月までの1年間の増加比率での順位は下記の様になりました。

1位 25.00% 大和ネクスト銀行
2位 19.39% 住信SBIネット銀行
3位 13.08% セブン銀行
口座数最下位の大和ネクスト銀行がトップになりました。
大和ネクスト銀行は1年間で25.00%も口座数が増えています。
楽天銀行が1位から6位に落ちて、住信SBIネット銀行は4位から2位、
セブン銀行は6位から3位になりました。
これは意外でした。
大和ネクスト銀行は、2013/10/01 から大和証券口座が必須となり
口座開設する方が少なくなると思っていました。
もしかすると大和証券口座が必須になる前に駆け込み開設か
大和証券顧客で大和ネクスト銀行口座を持っていない方を
大和証券の営業の力で掘り起こしたのかもしれませんね。
前回の預金残高増加比率での順位
1位 40.63% イオン銀行
2位 23.59% 大和ネクスト銀行
3位 21.56% 楽天銀行
「ネット銀行 2014年3月期 預金残高比較」参照
イオン銀行は、口座数増加比率では4位(11.44%)に落ちています。
大和ネクスト銀行は預金 23.59%、口座 25.00% とバランスもよいですね。
2014年3月までの1年間の増加数での順位は下記の様になりました。

1位 35 イオン銀行
2位 34 楽天銀行
3位 32 住信SBIネット銀行
前回の年増加預金額での順位
1位 4957 イオン銀行
2位 3857 住信SBIネット銀行
3位 1884 大和ネクスト銀行
イオン銀行は、口座増加比率で4位でしたが、
口座増加数、増加預金額、増加預金比率では1位です。
楽天銀行は、口座増加比率では6位、増加預金額では4位でしたが
預金残高増加比率で3位、口座数増加数で2位です。
預金者に向けサービス開始が早ければ口座数は有利になりますので、
開行から2014年3月までの月数で割った月平口座数で比較してみました。

1位 43165 イオン銀行
2位 29677 楽天銀行
3位 24625 住信SBIネット銀行
前回の開行来月平均預金額での順位
1位 685 大和ネクスト銀行
2位 385 住信SBIネット銀行
3位 217 イオン銀行
前回の預金残高比較の時には触れていませんでしたが、
イオン銀行は 2012/03/31 に元日本振興銀行を吸収合併しているので
どの程度口座数に影響しているのか不明な部分もあります。
2014年3月までの1年間の月平均口座数を上の表の開行から
2014年3月までの月平均口座数で割った比率を見てみましょう。

これは、比率が多きければ、現在大きく口座数が伸びていることになります。
逆に割合が少ないと過去に大量に口座数を増やしたか、
現在伸び悩んでいる状態なのかと思います。
1位 152% セブン銀行
2位 108% 住信SBIネット銀行
3位 95% 楽天銀行
前回の預金残高での比率での順位
1位 228% 楽天銀行
2位 190% イオン銀行
3位 129% セブン銀行
口座数では元気の良い銀行としてセブン銀行がトップになりました。
セブン銀行は、ATM手数料がメインの銀行ですのでそんなに力の入った
特別金利キャンペーンはなどはありませんが、やはり利便性で
支持されているのかと思います。
預金残高でトップだった楽天銀行は口座数3位です。
3位以下は開行月平均より2014年3月までの1年間の平均は落ちていますね。
最後に、預金残高を口座数で割った平均預金額を見てみましょう。
訂正 2014/08/19
一桁間違っていました。お詫びして訂正いたします。
HKさん、ご連絡有難う御座いました。

1位 2,665,667 大和ネクスト銀行
2位 1,948,454 ソニー銀行
3位 1,561,777 住信SBIネット銀行
大手証券会社の銀行部門である大和ネクスト銀行がトップになりました。
口座数は少ないですが資産運用型銀行を目指していたソニー銀行が2位。
意外にソニー銀行より40万ほど少なかった住信SBIネット銀行が3位。
4位以下は60万円以下の平均預金額ですね。
口座数が多いと使われていない口座もふえますから不利になります。
楽天銀行は、旧イーバンク時代の赤字体質を改善する為に楽天と
提携してからサービスの改悪を行い、多くの預金者が離れたと
言われています。その時のハンディキャップがあるのでしょう。
それで楽天銀行はジャパンネット銀行と並ぶ20万円台でした。
イオン銀行は、前回の預金額では運用型銀行と見られましたが
平均預金額が50万円台となると運用型銀行とは言えないかも知れません。
平均預金額40万円以下は、決済型銀行でしょうね。
▼面白い資料がありましたのでご紹介します。
ソニー銀行と楽天銀行の顧客属性分類です。
●ソニー銀行顧客属性分類

●楽天銀行顧客属性分類

ソニー銀行顧客の多数は属性は
関東住民で30~40代の男性ビジネスパーソン
楽天銀行顧客の多数は属性は
関東住民で30~40代の男性会社員
関東、男性が多いですね。
意外でしたのが20代が少ない事です。
ソニー銀行は、子供向けのコンテンツがあるので
親が口座開設したのでしょうか未成年者が 5% もあります。
次回は、「2014年3月期純利益」について比較いたします。
1回目:ネット銀行 2014年3月期 預金残高比較
2回目:ネット銀行 2014年3月期 口座数比較
3回目:ネット銀行 2014年3月期 純利益比較
・住信SBIネット銀行 定期預金金利推移表
・大和ネクスト銀行 定期預金金利推移表
・ソニー銀行 定期預金金利推移表
・イオン銀行 定期預金金利推移表
・楽天銀行 定期預金金利推移表
・じぶん銀行 定期預金金利推移表
・ジャパンネット銀行 定期預金金利推移表
・セブン銀行 定期預金金利推移表
追加
「選択」と言う会員制雑誌に
「ソニーが銀行売却で三菱UFJと交渉 買収金額は一千億円規模か」
と言う記事がありました。会員制なので中身は読めません。
勿論、一般新聞にその様な記事はありませんから信憑性に疑問がありますが
もし、ソニー銀行が三菱UFJに売られた場合、三菱東京UFJ銀行の子会社
じぶん銀行と合併すれば預金額で2位、口座数で4位になります。
ソニーが業績が悪く身辺整理している段階なので
その様な煙が立ったのかもしれませんね。
定期預金の金利や債券の利率に影響する長期金利の状況については、
毎週水曜日に更新している下記を参照して下さい。
・今週の国債・長期金利状況
・高金利!地方金融機関まとめ 随時更新
他行との比較は、毎週月曜に更新しています下記参照して下さい。
●ネット銀行定期預金金利比較
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