ネット銀行 2014年3月期 預金残高比較 2014/08/02
2014年3月期 各ネット銀行のディスクロージャー誌が揃いましたので、
預金残高を比較してみました。
ディスクロージャー誌とは
銀行法・信用金庫法等の法律に基づき、銀行・信用金庫・信用協同組合等の金融機関が半期ごとに作成・公開を義務付けられた、業務及び財産の状況に関する説明資料の俗称。
資料は多くの場合冊子形式として作成されるため、ディスクロージャー誌と呼ばれることも多い。
1回目:ネット銀行 2014年3月期 預金残高比較
2回目:ネット銀行 2014年3月期 口座数比較
3回目:ネット銀行 2014年3月期 純利益比較
預金残高を比較してみました。
ディスクロージャー誌とは
銀行法・信用金庫法等の法律に基づき、銀行・信用金庫・信用協同組合等の金融機関が半期ごとに作成・公開を義務付けられた、業務及び財産の状況に関する説明資料の俗称。
資料は多くの場合冊子形式として作成されるため、ディスクロージャー誌と呼ばれることも多い。
1回目:ネット銀行 2014年3月期 預金残高比較
2回目:ネット銀行 2014年3月期 口座数比較
3回目:ネット銀行 2014年3月期 純利益比較
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1位 住信SBIネット銀行
2位 大和ネクスト銀行
3位 ソニー銀行
大方の予想道理に住信SBIネット銀行がトップになりました。
グループの証券会社との結びつきがある住信SBIネット銀行と大和ネクスト銀行が上位に来ました。
残念ながら楽天証券と強い結びつきがある楽天銀行は、5位とソニー銀行、イオン銀行に及びませんでした。
じぶん銀行の預金額が前年度に比べて減っていたのは、
普通預金とその他の預金は、延びていましたが
定期預金が246億円減っていた為マイナスとなったようです。
多分、2014年3月までに過去にあった金利の良い定期預金が
満期で継続しないで出金されたのではないかと思われます。
その預金残高の内訳(普通預金,定期預金,その他預金)が次の表です。
次に、普通預金額で定期預金額を割った比率順の表を作成しました。
定期預金比率が高いと運用型銀行
定期預金比率が低いと決済型銀行
の傾向がありますが、どうですかね。
イオン銀行がダントツのトップになりました。
イオン銀行は、イオンスーパー等に土日も相談できる実際の店舗があり
平日に銀行に行けない方を取り込んでいるからかも知れません。
じぶん銀行は、「じぶん銀行=新規限定【デビュー応援プログラム】3ヶ月定期 0.15%+0.40%=0.55%」のように色々のキャンペーンを行なって定期預金にも力が入っています。
ソニー銀行は、元々運用型銀行を目指していた銀行ですが
自行での株式取引から撤退して少し元気が無いのかもしれません。
大和ネクスト銀行と住信SBIネット銀行は
運用/決済ともこなせる銀行だと思います。
セブン銀行は決済型銀行かと思いましたが
意外に運用にも使用している方も多いようです。
楽天銀行は最近定期預金にも色々仕掛けてきて
定期預金も増えていくかもしれません。
ジャパンネット銀行は、残念ながら定期預金に魅力がありません。
2008年に特別金利定期預金キャンペーンをしたのが最後でした。
日本初のネット銀行ですし、最近ヤフー株式会社が41.16%の株主に
なりましたので今後期待したいです。
※「その他預金」の説明が不明でもし積み立て預金、仕組み預金でしたら
定期預金に含めて法が良かったかもしれません。
2013年4月から2014年3月までの増加数での順位は下記の様になりました。
1位 イオン銀行
2位 住信SBIネット銀行
3位 大和ネクスト銀行
ソニー銀行が3位から7位に落ちてイオン銀行が4位からトップになりました。
預金者に向けサービス開始が早ければ預金総額は有利になりますので、
開行から2014年3月までの月数で割った月平均預金額で比較してみました。
1位 685 大和ネクスト銀行
2位 385 住信SBIネット銀行
3位 217 イオン銀行
開行から35ヶ月しか経っていない大和ネクスト銀行がトップになりました。
やはり、大手証券会社で日本全国の支店から資産家顧客を取り込んだのでしょうか。
最後に、2013年4月から2014年3月までの月平均預金額を上の表の開行から
2014年3月までの月平均預金額で割った比率を見てみましょう。
これは、比率が多きければ、現在大きく預金が伸びていることになります。
逆に割合が少ないと過去に大量に預金を増やしたか、
現在伸び悩んでいる状態なのかと思います。
1位 楽天銀行
2位 イオン銀行
3位 セブン銀行
元気の良い銀行として楽天銀行がトップになりました。
この勢いが続けば、預金総額でも上位に上がるかもしれませんね。
楽天銀行は、超短期定期預金を開始して何かと話題です。
・1週間,2週間円定期預金 税引き後利息表
大和ネクスト銀行の 23% は、多分大和證券を通じて過去に大量に預金を
増やした為でしょうか。
また、2013/10/01から大和証券口座が必須になり大和ネクスト銀行口座開設が
単独ではが出来なくなりましたので延びが鈍くなったのかもしれません。
ソニー銀行の 22% も、多分過去に大量に預金を増やした為でしょうが
1年間の増え方が少ないかもしれません。
じぶん銀行は、「じぶん銀行=新規限定【デビュー応援プログラム】3ヶ月定期 0.15%+0.40%=0.55%」のように色々のキャンペーンを行なっていますが残念な結果になりました。
来期に期待いたします。
次回は、「ネット銀行口座数」について比較いたします。
1回目:ネット銀行 2014年3月期 預金残高比較
2回目:ネット銀行 2014年3月期 口座数比較
3回目:ネット銀行 2014年3月期 純利益比較
・住信SBIネット銀行 定期預金金利推移表
・大和ネクスト銀行 定期預金金利推移表
・ソニー銀行 定期預金金利推移表
・イオン銀行 定期預金金利推移表
・楽天銀行 定期預金金利推移表
・じぶん銀行 定期預金金利推移表
・ジャパンネット銀行 定期預金金利推移表
・セブン銀行 定期預金金利推移表
定期預金の金利や債券の利率に影響する長期金利の状況については、
毎週水曜日に更新している下記を参照して下さい。
・今週の国債・長期金利状況
・高金利!地方金融機関まとめ 随時更新
他行との比較は、毎週月曜に更新しています下記参照して下さい。
●ネット銀行定期預金金利比較
2位 大和ネクスト銀行
3位 ソニー銀行
大方の予想道理に住信SBIネット銀行がトップになりました。
グループの証券会社との結びつきがある住信SBIネット銀行と大和ネクスト銀行が上位に来ました。
残念ながら楽天証券と強い結びつきがある楽天銀行は、5位とソニー銀行、イオン銀行に及びませんでした。
じぶん銀行の預金額が前年度に比べて減っていたのは、
普通預金とその他の預金は、延びていましたが
定期預金が246億円減っていた為マイナスとなったようです。
多分、2014年3月までに過去にあった金利の良い定期預金が
満期で継続しないで出金されたのではないかと思われます。
その預金残高の内訳(普通預金,定期預金,その他預金)が次の表です。
次に、普通預金額で定期預金額を割った比率順の表を作成しました。
定期預金比率が高いと運用型銀行
定期預金比率が低いと決済型銀行
の傾向がありますが、どうですかね。
イオン銀行がダントツのトップになりました。
イオン銀行は、イオンスーパー等に土日も相談できる実際の店舗があり
平日に銀行に行けない方を取り込んでいるからかも知れません。
じぶん銀行は、「じぶん銀行=新規限定【デビュー応援プログラム】3ヶ月定期 0.15%+0.40%=0.55%」のように色々のキャンペーンを行なって定期預金にも力が入っています。
ソニー銀行は、元々運用型銀行を目指していた銀行ですが
自行での株式取引から撤退して少し元気が無いのかもしれません。
大和ネクスト銀行と住信SBIネット銀行は
運用/決済ともこなせる銀行だと思います。
セブン銀行は決済型銀行かと思いましたが
意外に運用にも使用している方も多いようです。
楽天銀行は最近定期預金にも色々仕掛けてきて
定期預金も増えていくかもしれません。
ジャパンネット銀行は、残念ながら定期預金に魅力がありません。
2008年に特別金利定期預金キャンペーンをしたのが最後でした。
日本初のネット銀行ですし、最近ヤフー株式会社が41.16%の株主に
なりましたので今後期待したいです。
※「その他預金」の説明が不明でもし積み立て預金、仕組み預金でしたら
定期預金に含めて法が良かったかもしれません。
2013年4月から2014年3月までの増加数での順位は下記の様になりました。
1位 イオン銀行
2位 住信SBIネット銀行
3位 大和ネクスト銀行
ソニー銀行が3位から7位に落ちてイオン銀行が4位からトップになりました。
預金者に向けサービス開始が早ければ預金総額は有利になりますので、
開行から2014年3月までの月数で割った月平均預金額で比較してみました。
1位 685 大和ネクスト銀行
2位 385 住信SBIネット銀行
3位 217 イオン銀行
開行から35ヶ月しか経っていない大和ネクスト銀行がトップになりました。
やはり、大手証券会社で日本全国の支店から資産家顧客を取り込んだのでしょうか。
最後に、2013年4月から2014年3月までの月平均預金額を上の表の開行から
2014年3月までの月平均預金額で割った比率を見てみましょう。
これは、比率が多きければ、現在大きく預金が伸びていることになります。
逆に割合が少ないと過去に大量に預金を増やしたか、
現在伸び悩んでいる状態なのかと思います。
1位 楽天銀行
2位 イオン銀行
3位 セブン銀行
元気の良い銀行として楽天銀行がトップになりました。
この勢いが続けば、預金総額でも上位に上がるかもしれませんね。
楽天銀行は、超短期定期預金を開始して何かと話題です。
・1週間,2週間円定期預金 税引き後利息表
大和ネクスト銀行の 23% は、多分大和證券を通じて過去に大量に預金を
増やした為でしょうか。
また、2013/10/01から大和証券口座が必須になり大和ネクスト銀行口座開設が
単独ではが出来なくなりましたので延びが鈍くなったのかもしれません。
ソニー銀行の 22% も、多分過去に大量に預金を増やした為でしょうが
1年間の増え方が少ないかもしれません。
じぶん銀行は、「じぶん銀行=新規限定【デビュー応援プログラム】3ヶ月定期 0.15%+0.40%=0.55%」のように色々のキャンペーンを行なっていますが残念な結果になりました。
来期に期待いたします。
次回は、「ネット銀行口座数」について比較いたします。
1回目:ネット銀行 2014年3月期 預金残高比較
2回目:ネット銀行 2014年3月期 口座数比較
3回目:ネット銀行 2014年3月期 純利益比較
・住信SBIネット銀行 定期預金金利推移表
・大和ネクスト銀行 定期預金金利推移表
・ソニー銀行 定期預金金利推移表
・イオン銀行 定期預金金利推移表
・楽天銀行 定期預金金利推移表
・じぶん銀行 定期預金金利推移表
・ジャパンネット銀行 定期預金金利推移表
・セブン銀行 定期預金金利推移表
定期預金の金利や債券の利率に影響する長期金利の状況については、
毎週水曜日に更新している下記を参照して下さい。
・今週の国債・長期金利状況
・高金利!地方金融機関まとめ 随時更新
他行との比較は、毎週月曜に更新しています下記参照して下さい。
●ネット銀行定期預金金利比較
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