Estartってのが突然入ってきた。 2009年放送のロシアに関してのNHKスペシャルを観た。
5月も終わり、明後日から6月です。ロシアのウクライナ侵略で、毎日その報道番組の視聴に追われています。オイラの中では、コロナ禍はどこかに飛んでしまい、外界の出来事のようになってしまいました。オミクロン株になって、その特徴は感染力は強力だが、重症化率・死亡率は極端に小さくなって来ている。従来のインフルエンザ並みまで落ちているそうです。
インターネット命のオイラ、ネットサーフィンでいろいろなサイトにアクセスするのだが、数日前、何かの拍子で「Eスタート(Estart)」というのをDLLしてしまったらしい。内容をみてもニュースや各広告や色々なリンクなど、従来からのサイトで十分間に合う内容。これがまたしつっこい。タスクバーにピン止めされていたりで常駐なのだ。検索して調べてみると、かなり多くのひとが煩わしいと感じているようなのだ。ただ悪質ウィルスはないらしい。・・・・・・・
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今日中にこのEstartは、アンインストールをすることにしました。特にW10になってから、やたら必要のないアプリが入ってくるので、多少困ることが多い日々なのです。
2009年放送のロシアに関するNHKスペシャルを観た
昨日、TV自動録画に収録されていた、NHKスペシャルの再放送を2本観ました。ロシアに関して、プーチンに関してのドキュメンタリーです。これのアーカイブを調べてみました。この2008年2009年のころ、プーチン率いるロシアは、武力覇権をめざす危ない国になりつつあると、この番組で警笛を鳴らしていた。
収録は2008年~2009年に行われたものだろう。1991年共産主義のソ連邦が崩壊した。ロシア帝国がクーデターにより崩壊し1922年成立に成立したソビエット社会主義共和国連邦だったが、経済的に自由民主主義国家に負け、国民は貧困生活を強いられ、最後の指導者ゴルバチョフの改革(ペレストロイカ・グラスノスチ)も成果が出ず、ワルシャワ条約機構の衛星国も分離独立、クーデターが起こり、ロシア共和国大統領エリツィン率いる陣営が独立宣言をして、ゴルバチョフは退陣した。
ソ連は第二次世界大戦後、解散するまでの40年間、米国と並ぶ世界の超大国の地位を維持していた。「ソビエト帝国」とも呼ばれ、軍事力や経済力、代理戦争、発展途上国への影響力、宇宙技術や兵器を中心とした科学研究への資金提供などで、東中欧をはじめ世界的に覇権を行使していた。(WIKIより)
この当時の状況はTVを通じてよく覚えている。日本では経済バブルが崩壊して、これがやがて土地本位制の不動産バブルの崩壊に至る過程だった。オイラの建築設計の仕事も先細りになっていった。ロシア共和国初代大統領エリツィンは大活躍で、ソ連から市場経済に向かうロシアという明るい希望があった。しかし1998年にロシアは財政危機に陥り、拍車を掛けたのはアジア通貨危機に巻き込まれた。IMFからの援助も受けたりした。逸話として後日当時の財政統計を厳密に調べたら、偽造経済統計や粉飾決算が非常に多かったと。今の中共のように。
そして1999年になって、元KGB情報員だったプーチンがエリツィン大統領の首相を務め、2000年に大統領代行をして同年選挙にて大統領となった。2000年からのロシアはこのプーチンの独断場だった。世界的な経済成長の中で、ロシア産の原油・天然ガス・鉱物資源・農業産物の需要が高まり、値上がりもあり、プーチンによるロシアは貧国の汚名から脱却してきた。これは強権的なプーチンの采配によるものだろう。しかし一部執行側にいた人間(オルガルヒ)が巨万の富を得られる利権経済構造となった。
プーチンは常に、ロシア国民の願望「強い指導者」を演じてきたが、未来永劫トップの指導者であるためには、もう一つ欲しい。やがて体力・知力も衰え、国民を纏める力は弱っていく。そこで考えたのは、ソ連時代は無宗教を国策としていて、ロシア帝国にあった皇帝とロシア正教会の2頭立てで国民を引っ張ろうと。さっそく大統領となったプーチンは、ロシア正教会復活に大変な労力を注ぎ、ソ連時代に無宗教だった特に青年層・壮年層を確実に取り込み、今や大半の国民はロシア正教徒となっている。無宗教のオイラから見ると恐ろしい国家となっている。どうもこのロシア正教は、カトリックやプロテスタントより、国家宗教色が強い。あの日本の戦前、国家神道で国民の感情面を支配したやり方と近いような気がする。
そして歪な経済構造になって、一般庶民はびっくりするぐらいの低賃金、低資産で生きている。それを誤魔化すためにロシア正教は使われているようだ。やがて神が救ってくれると。まさに宗教はある意味アヘンといわれる所以でもある。
ところで、指摘しておきたいのは、2005年から2021年12月までドイツの指導者であったアンゲラ・メルケル首相である。なんと16年の長期に渡ってドイツ連邦を率いてきた。旧東ドイツ出身で、プーチンは同じ東ドイツでKGBの職員だった。お互いロシア語、ドイツ語は精通しているので、意思疎通は十分できる。簡単に言えば、メルケルはプーチンにようく丸め込まれたというのが事実だろう。ロシアの天然ガス・原油・鉱物資源にシャブ漬けされていたのだ。さらに近隣の国々にも多分メルケルが世話を焼いただろう。ロシアからの天然ガスパイプラインである、ノルドストリーム2は今回の件で、急遽中止になったが、ノルドストリーム1はかなり以前から稼働している。天然ガスを止めたらドイツの経済は干上がってしまう。今年最後に残った3つの原発はメルケルの鶴の一声で廃止予定だが、どうなるか?プーチンはスケコマシなところもあるのだろう。なんたって元KGBだからね。きっと公式ではなく私的に二人は交際・交流(電話等)があったのでは?と勘繰る。シュルツ新首相はこの辺をどう考えているのだろう。このごろ、メルケルはほとんど表舞台には出てこなくなった。あんたの責任は大きいと思うが。
戦局はまだまだ続くだろうが、これで専制主義独裁者プーチンは完全に終わった。再度のロシア帝国再建を目指したのだろうが、自由民主主義国の連携で完全に潰された。シリア・チェチェン・グルジアまでは、局地侵略で成功したが、今回は相手がデカすぎた。3日で制圧は妄想だった。プーチンは調子に乗り過ぎたのだ。少なくとも先進国はこれからは、ロシアをまともには相手をしないだろう。しかし専制主義独裁国家というのは恐ろしいものだ。たった一人の独裁者の命令が、街を破壊し、多くのウクライナ国民を殺し、両方の兵士を殺し、インフラを破壊し。まるで中世の時代の出来事を再現した。早く独裁者プーチンを暗殺なりしてほしい。それでロシアはまたやり直しだ。おっと、同じ専制主義国、中共の習近平は如何に!
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