YAMAGUCHI::weblog

噛み付き地蔵に憧れて、この神の世界にやってきました。マドンナみたいな男の子、コッペです。

さくらVPSでDropboxをX11なしで使う

はじめに

ボンソワール(こんばんわ)、Python界の情弱です。さて、電力供給が懸念される昨今ですが、僕も自鯖を止め続けるわけにもいかないので、電気代と用途を考えてさくらVPSを契約してそこに移行することにしました。
大抵のスクリプトやドキュメントはGithubやbitbucketに置いてるので楽勝です。で、自鯖とかでX11ある環境だったらDropboxもパッケージ突っ込むだけでいいので楽勝です。
しかしさくらVPS。しかもしょぼいメモリ512MBのプラン。X11は入れたくないなー。というわけでフォーラムにX11使わない方法が載ってたので試します。

ログ

Dropbox daemonをダウンロードして実行

Dropboxdaemonをダウンロードしてきて、できたディレクトリの中のdropboxdを実行するだけです。これを実行するとマシンとDropboxアカウントを紐付けてくれます。

% wget -O dropbox.tar.gz "http://www.dropbox.com/download/?plat=lnx.x86_64"
% tar xzf dropbox.tar.gz
% ./.dropbox-dist/dropboxd
This client is not linked to any account...
Please visit https://www.dropbox.com/cli_link?host_id=xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx to link this machine.
...

ここに出てきたURLにアクセスしてやればいいです。

Dropbox CUIクライアントをダウンロードして実行

ターミナル上で今入れたdaemonを起動できるスクリプトを使ってdaemonを起動します。

% mkdir ~/bin
% wget -O ~/bin/dropbox.py "http://www.dropbox.com/download?dl=packages/dropbox.py"
% chmod a+x ~/bin/dropbox.py
% ~/bin/dropbox.py start

これで完了です。楽ちん。さらに再起動したりしなければならなくなったときにも自動で起動できるようにしておきます。

自動起動用の設定をする

/etc/init.dに置くようなものを書いても良かったんですが、フォーラムにあったcronを使ったものぐさ設定をする。

% crontab -e
@reboot $HOME/.dropbox-dist/dropboxd

これで終わり。

追記

入れたはいいんだけど、実際転送速度とかすごい遅い。自分が試したときは5分で5MB行かなかった。おそー。あとこういう問題があるみたいなので、一応気をつけたほうがいいかも。

ちなみに自分は結局Dropbox止めてrsyncでやっちゃいました。

$ rsync -avz -e "ssh -p 22222 -i ~/.ssh/id_rsa" ~/Dropbox/ username@hostname:~/Dropbox/