実験スピリッツ

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いい大人がディープラーニングを使って遊ぶ!

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こんにちわ。みなさんはディープラーニングという人工知能をご存じでしょうか。

ディープラーニングはヒトの脳の機構を模したニューラルネットワークというタイプの人工知能です。多くの画像処理大会で高い成績を出したことで一躍有名になりました。

どんなものかというと、コンピューターに勉強させると、勝手に与えられたモノが何か自分で判断できるようになるというものです。

また、2012年の6月ごろ、「Googleの研究開発によってコンピュータが猫を認識できるようになった」というニュースで話題になりました。

google trendを使ってその変遷を見ていきましょう。f:id:yw555201:20150824103010p:plain

ディープラーニングという言葉が生まれたのは2004年末ごろのようです。そこからgoogleによって注目されたのが上のグラフのG点(2012年半ば)になります。次第にこの技術は注目され、現在ではG点の頃に比べて3倍以上の検索数があります。

それでは、早速ディープラーニングを体験してみましょう。画像処理の大会で好成績を収めたClarifaiのホームページでは、ディープラーニングを利用した高性能の画像タグ付けを行うデモを提供しています。Clarifaiのホームページにアクセスし、好きな画像をアップロードすると自動的に画像のタグ付けが行われます。

 

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まず基本的な丸い形状の卵はどうでしょうか。意外と特徴が少なく難しい気がします。

【問題】卵

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【結果】卵、殻、切り抜き、チキン、鶏、イースター、コレステロール、誰も、卵殻、シンプルさ

えー!コンピューターのくせにコレステロールが分かっちゃうの??栄養分まで学んでるの??では形状変化した卵はどうでしょうか。

【問題】卵(割れた状態)

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【結果】卵、食品、朝食、コレステロール、卵黄、卵、チキン、シェル、産生

これまた正解!卵の中身まで正解ですな。ん?産生??知らない単語まで~

【産生】うみ出すこと、作り出すこと。

正解ですね!産み出しています。シェル(貝殻)もなんとなく分かるぞ。

つぎは、卵から生まれた状態はどうでしょう。

【問題】ヒヨコ

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【結果】イースター、鶏、鳥、ふわふわ、ひよこ、かわいい、アヒル、赤ちゃん、甘い、柔らかさ

===(’ω’)===≠、わあああああああああああ♀ョ全な正解!

≠縺ゅ≠縺ゅ≠

ふわふわ、柔らかいまで分かるの??すげーー!つぎは大人になった鶏はどうでしょう?

【問題】鶏

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【結果】鶏、鳥、コック、鶏、鶏肉、家禽、若いおんどり、羽、側、ビュー

ちょっと待て。家禽って。

家禽(かきん)とは、その肉・卵・羽毛などを利用するために飼育する鳥の総称。

≠ヌこまで理解してるんだよ。もはや、写真以外のところまで理解しています。コンピューターの知能は明らかに発達していますね。。

最後に私もよく分からない名前の道路で見るこれは、理解できるんでしょうか??

【問題】????

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【結果】技術、シンプルさ、チューブ、孤立した、現代的な、機器、光沢がある、進歩、色

≠ウすがに名称は出てきません。しかし、これがチューブみたいなものだとなぜわかる!

ちなみに、赤いゴム製のポールの正式名称は、

一般名称は「車線分離標」や「視線誘導標」、「ラバーポール」
登録商標は「ポールコーン」や「ポストコーン」

フフフ。さすがにディープラーニングさんもよく分からなかったようですな。まだまだ人間にはかなわないか。

まとめ

今流行ってるディープラーニングは画像が主流みたいですが、学習できるものは画像だけに限りません。音声認識に使われていたりなど、今後ますます発展していくはずなので期待しましょう。