伊藤友恵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/25 04:11 UTC 版)
経歴
足利市に生まれる。1917年(大正6年)に方円社の喜多文子に入門。その後中央棋院に所属し、若手棋士の研究会六華会にも参加。1924年の日本棋院設立とともに初段となる。1927年秋期、1929年秋期、1930年秋期の大手合乙組優勝。1940年三段。1943年四段。1952年に第1期女流選手権戦で、決勝で武田みさおを破って優勝。翌年は挑戦者杉内寿子に敗れるが、1957年からは5連覇。1959年五段。1967年大倉賞受賞。1979年には70歳で第1期女流鶴聖戦に優勝。
1982年勲五等宝冠章受章。1984年引退、六段。1987年死去、追贈七段。
1981年から女流棋士会初代会長を務める。日中囲碁交流では、1961年訪中団参加、1964年の女流棋士訪中団では団長となる。1972年訪欧女流アマ囲碁使節団団長。門下に、淡路修三、安藤武夫、泉谷政憲、安藤俊行、伊藤義夫、谷宮絢子、河村則子など。夫は能楽師の伊藤裕康。
タイトル歴
女流棋士タイトル獲得数ランキング | ||
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(2024年04月17日時点) | ||
順位 | 獲得回数 | 棋士名 |
1位 | 27期 | 謝依旻七段* |
2位 | 24期 | 藤沢里菜女流名人・女流本因坊* |
3位 | 13期 | 上野愛咲美女流立葵杯* |
4位 | 12期 | 青木喜久代八段* |
5位 | 11期 | 小林泉美六段* |
6位タイ | 10期 | 杉内寿子八段* | 小林禮子七段 |
8位 | 9期 | 知念かおり六段* |
9位 | 8期 | 伊藤友恵七段 |
10位タイ | 7期 | 本田幸子七段 | 楠光子八段 |
・獲得回数には男女混合棋戦、参加資格限定棋戦も含む。 *は現役棋士。 |
その他の棋歴
外部リンク
- 囲碁データベース「伊藤友恵」 - ウェイバックマシン(2007年3月15日アーカイブ分)
固有名詞の分類
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