Windows 2.0
Windows 2.0とは、MicrosoftがWindows 1.0の後継バージョンとして開発したソフトウェアの名称である。米国で1987年に発売された。
Windows 2.0はWindows 1.0と同様、MS-DOS上から起動して実行されるオペレーティング環境であった。Windows 1.0ではタイル表示であったマルチウィンドウ表示が、カスケード表示に対応し、画面をレイアウトを自由に行うことが可能となった。
また、アプリケーション間でのデータの交換を実現するDDE(Dynamic Data Exchange)技術がWindows 2.0で初めて採用された。DDEは後のバージョンにも受け継がれ、OLEなどへ発展していくこととなる。
なお、Intelが開発したメインメモリの機構の向上に合わせ、Windows 2.0のマイナーバージョンアップ版となるWindows/286、Windows/386が、それぞれ1988年に発売されている。
参照リンク
Microsoft Windows : Windows of History
Windows: | Windows NT系 Windows Server 2008 Windows転送ツール Windows 2.0 Windows 7 Windows 8 WOW64 |
Windows/386
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/22 15:38 UTC 版)
「Microsoft Windows 2.0」の記事における「Windows/386」の解説
Windows 2.xではIntel 80386以降の32bitCPU搭載マシン向けに、Windows/386という別のバージョンが平行して販売されていた。これは、仮想86モードを利用してWindows上のDOS環境をマルチタスクで同時に実行できるようにしたものである。バージョンもWindows(/286) とあわせて変更されており、1988年発売の2.03と2.1, 1989年発売の2.11があった。
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