UNITEC-1
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UNITEC-1(UNISEC Technology Experiment Carrier 1)は日本の大学宇宙工学コンソーシアム(UNISEC)による宇宙機[1]。愛称は「しんえん」[2]。金星へのフライバイを計画しており、地球の重力圏を離脱する世界初の民間宇宙機である[3]。
- ^ 公式Webなどでは深宇宙衛星と書かれているが、惑星を周回しないので人工衛星ではない。
- ^ 愛称は打ち上げ直前の5月17日に決定され、打ち上げ後に発表された。
- ^ a b c d 『日本の宇宙開発 果てしなき空間への果てしなき夢』GAKKEN、2009年。ISBN 978-4-05-605617-4。
- ^ “【H2A】宇宙ヨット「イカロス」も予定軌道に”. MSN産経ニュース. 2010年5月23日閲覧。
- ^ a b c d e “Unitec-1について”. 2010年5月23日閲覧。
- ^ 髙玉研究室 (2010年5月21日). “大学・高専共同開発の深宇宙衛星UNITEC-1に載って、髙玉研のオンボードコンピュータが金星に向かう” (PDF). 2010年5月23日閲覧。
- ^ a b c d “The 8th UNISEC Workshop (2009) UNITEC-1発表資料” (PDF) (2009年11月28日). 2010年5月24日閲覧。
- ^ 大塚実 (2010年4月23日). “大学発の深宇宙衛星「UNITEC-1」が完成、金星へのサバイバルレースが始まる”. マイコミジャーナル. 2010年5月23日閲覧。
- ^ UNITEC-1 開発チーム 大学宇宙工学コンソーシアム(UNISEC) (2009年5月29日). “世界初の深宇宙に向かう大学衛星UNITEC-1の追尾および信号受信のご協力のお願い” (PDF). 2010年5月23日閲覧。
- ^ “Develop&Competiton UOBCの開発”. 電気通信大学高玉研究室. 2010年5月27日閲覧。
- ^ “UNITEC-1 Signal has been received!” (英語) (2010年5月21日). 2010年5月29日閲覧。
- ^ a b “Latest status (26 May 2010, 3:00 (UTC))” (英語). UNITEC-1 Operation Center (2010年5月26日). 2010年5月27日閲覧。
- ^ “人工衛星3個が音信不通…電波の受信できず”. ANNニュース. (2010年5月27日) 2010年5月29日閲覧。
- ^ “【レポート】 JAXA、「第3回 相乗り小型副衛星ワークショップ」を開催”. マイコミジャーナル (2010年8月2日). 2010年8月25日閲覧。
- ^ これは狭義の地球重力圏(約26万km)を超えている。
- 1 UNITEC-1とは
- 2 UNITEC-1の概要
- 3 状況
- 4 関連項目
固有名詞の分類
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