24時間営業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 02:48 UTC 版)
「コンビニエンスストア」の記事における「24時間営業」の解説
ファミリーマートが、24時間営業を見直す動きを見せたことがある。 24時間営業を見直す理由としては、主に以下の要素が挙げられている。 郊外地域など一部の店舗では、深夜開店のコストメリットが(防犯面も含め)低いこと。 店舗経営者は24時間眠ることができず、従業員の万が一のトラブルに備えなければならないこと。 環境意識の高まりから、深夜に煌々と灯りを点していることへの是非が問われていること。 深夜業(22時〜翌朝5時)の場合、労働基準法に基づき割増賃金(時給の25%増し)も上乗せしなければならないこと。 本部側にとっても、人件費抑制のために割高になる、深夜配送に携わる労働力を削減すること。 2008年に朝日新聞が実施したアンケート結果によると、地球温暖化防止のため我慢できるものとして「コンビニ店などの深夜営業」をあげた人が83%いた。 こうした流れを受けて、京都市や埼玉県、神奈川県では、コンビニの深夜営業を規制している。一方で、「(環境保護の観点でいえば)コンビニの深夜営業そのもので出る二酸化炭素の排出量は微々たるものである。コンビニ以外の他の地域は深夜営業が規制されないのはおかしい」という指摘もある。また、鷲巣力が2008年に跡見学園女子大学の学生に対して行ったアンケート調査(有効回答=165)では、7割の学生が24時間営業を「やめないでよい」・「やめないでほしい」と肯定的に答えた。 いわゆる駅ナカや駅前にある鉄道(キヨスク参照)、ないしは航空・バスターミナル内での大手コンビニからのフランチャイジーを受けて営業するものや、学校・大企業のオフィス・工場の敷地内などで営業する物に関しては必ずしも24時間営業とはならず、交通関係ではその日の始発から最終便の時間に合わせて営業するもの、オフィス・学校内ではそのテナントの敷地内の通常の営業・開校日時に合わせて営業 が行われるものが多い。
※この「24時間営業」の解説は、「コンビニエンスストア」の解説の一部です。
「24時間営業」を含む「コンビニエンスストア」の記事については、「コンビニエンスストア」の概要を参照ください。
「24時間営業」の例文・使い方・用例・文例
- 24時間営業のページへのリンク