鹿嶋ゑつ
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鹿嶋 ゑつ(かしま えつ、1880年11月20日 - 1925年4月22日)は、「ぽん太」の名前で明治時代に人気を博した新橋芸者。才能と美貌で評判になり、「西に大阪宗右衛門町の富田屋八千代、東に新橋のぽん太」といわれた名妓。その美貌から絵葉書や明治屋のビール広告にも使われた。豪商の息子で写真家の鹿島清兵衛の後妻となり、森鷗外は鹿嶋夫妻をモデルに小説『百物語』を書いた。
- ^ 鹿嶋ゑつ 歴史が眠る多磨霊園
- ^ 鹿嶋清兵衛 歴史が眠る多磨霊園
- ^ 新橋名姑、ぽん太
- ^ a b 能の笛方鹿島清兵衛をめぐる人々 - 日本ペンクラブ
- ^ 千谷道雄「明治百万長者物語」『歴史と人物』 第 6 巻、第 1~3 号 中央公論社、1976。のちに『明治を彩る女たち』(千谷道雄 文芸春秋 1985)として出版
- ^ 三筋町界隈 斎藤茂吉 青空文庫
- ^ ぽんたの末路(明治41年2月2日)新聞集成明治編年史. 第十三卷、林泉社、1940年
- ^ 『美人の戸籍しらべ : 現代評判』横山流星 著 大正8
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