霊魂論
魂について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 03:35 UTC 版)
ムスハフの啓示においては、魂について否定してはいない。魂があるという啓示には、矛盾はないといえる。 86章4には、人間が魂を持つことが記されており、指導の天使がついているとされている。 39章42節には、「人が死ぬとき、その魂はみなアッラーのみもとに召されてゆく。 死後魂はバルザフという墓のような場所にいると考えられている。17章14節には、人間の首に運命が結びつけられていて、復活の日になると、一人ひとりが開いた帳簿を突き付けられ、自分が自分の決算をつける日となるとされている。 神が最初期の啓示で警告したのは、利己的な生活態度を続けていると、必ずや、死んで魂となった場合に、真実の時がやってくるということであった。(92章5-11)(104章1-4)(74章1-7)。 死後、魂が天で一層一層と渡り歩く、という描写は、それが仮に、肉体による復活であったとしても、肉体とは分離した霊的存在(魂)となって渡り歩くと見ることができる。
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