高校無償化
別名:高校の無償化
2010年度から実施されている日本の公立高等学校などの授業料を無償化し、私立高等学校などに就学支援金を支給して授業料を低減した制度、または法律の名称。
高校無償化は法律としては「公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律(いわゆる高校無償化法)」として成立しており、制度としては「高校授業料無償化・就学支援金支給制度」と呼ばれる。
2010年度から実施されている高校無償化の場合、各種学校も対象となっているため、教育基本法および学校教育法上の高等学校に該当しない朝鮮学校高級部も対象となっているものの、2010年11月23日に発生した北朝鮮によるNLL付近に位置する韓国領である延坪島(ヨンピョンド)への砲撃を受け、日本政府では朝鮮学校の授業料無償化について申請の受付を見合わせるなどの対応の検討が進められている。
関連サイト:
公立高校無償化・高等学校等就学支援金 - 文部科学省
公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律 - 平成二十二年三月三十一日法律第十八号
高等学校等就学支援金の支給に関する法律
(高校無償化 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/21 03:01 UTC 版)
高等学校等就学支援金の支給に関する法律(こうとうがっこうとう しゅうがくしえんきんの しきゅうにかんするほうりつ、平成22年3月31日法律第18号)は、高等学校などの教育における学費を軽減することで高等学校への学習機会の均等に寄与することを目的とした日本の法律である。2014年(平成26年)4月1日に施行された現改正法以前は「公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律」であった。
- 1 高等学校等就学支援金の支給に関する法律とは
- 2 高等学校等就学支援金の支給に関する法律の概要
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