頼瑜とは? わかりやすく解説

らいゆ【頼瑜】

読み方:らいゆ

[1226〜1304]鎌倉時代真言宗の僧紀伊の人。字(あざな)は俊音。中性院流の祖。大伝法院密厳院根来(ねごろ)に移し新義真言宗教義確立。著「大疏愚草」など多数


頼瑜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/28 21:18 UTC 版)

頼瑜(らいゆ、嘉禄2年(1226年)- 嘉元2年1月1日1304年2月7日))は、鎌倉時代中期から後期にかけての真言宗。俗姓は土生川氏。字は俊音。号は俊音房。紀伊国那賀郡の出身。

略歴

高野山大伝法院で学び、南都三論華厳瑜伽唯識を学んだのち、広沢流・報恩院流を学んだ。大伝法院・醍醐寺両寺に属し、文永9年(1272年)に高野山中性院の住持となった。実勝から灌頂を受け、弘安3年(1280年)には中性院流を開いたが、金剛峯寺と摩擦が生じ、正応元年(1288年)には大伝法院と密厳院を紀伊国根来寺に移して新義真言宗の教学の基礎を築いた。

著書

  • 大日経疏指心鈔
  • 十住心論衆手鈔
  • 秘藏寶鑰勘註
  • 二教論指光鈔
  • 即身義顕得鈔
  • 聲字義開秘鈔
  • 吽字義探宗記
  • 真俗雜記問答鈔



頼瑜と同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

', '', '', '', '', '', '', '', '', '', '', '', '', '', '', '', '', '', ''];function getDictCodeItems(index) {return dictCodeList[index];}

すべての辞書の索引

「頼瑜」の関連用語

1
根来寺 デジタル大辞泉
36% |||||


3
14% |||||



6
12% |||||



9
6% |||||

10
6% |||||

頼瑜のお隣キーワード
検索ランキング
';function getSideRankTable() {return sideRankTable;}

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



頼瑜のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの頼瑜 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS