閉包とは? わかりやすく解説

閉包

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/26 15:16 UTC 版)

閉包(へいほう)とは次の意味の用語.

数学

closure, hull

一般に集合族上に閉包作用素英語版が与えられたときの、各対象の閉包作用素によるを閉包と呼ぶ。

プログラミング言語


閉包

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 04:53 UTC 版)

マトロイド」の記事における「閉包」の解説

独立性システム ( E , F ) {\displaystyle (E,F)} の閉包 (closure) 関数 σ : 2 E2 E {\displaystyle \sigma \colon 2^{E}\to 2^{E}} は、 X ⊆ E {\displaystyle X\subseteq E} に対して σ ( X ) := { y ∈ E : r ( X ∪ y ) = r ( X ) } {\displaystyle \sigma (X):=\{y\in E:r(X\cup {y})=r(X)\}} で定義される。 σ ( X ) {\displaystyle \sigma (X)} を X {\displaystyle X} の閉包と呼ぶ。 マトロイド ( E , F ) {\displaystyle (E,F)} の閉包関数 σ : 2 E2 E {\displaystyle \sigma \colon 2^{E}\to 2^{E}} は次の性質を持つ。 (L1) 任意の X ⊆ E {\displaystyle X\subseteq E} に対して、 X ⊆ σ ( X ) {\displaystyle X\subseteq \sigma (X)} (L2) 任意の X , Y ⊆ E {\displaystyle X,Y\subseteq E} に対して、 X ⊆ Y ⇒ σ ( X ) ⊆ σ ( Y ) {\displaystyle X\subseteq Y\Rightarrow \sigma (X)\subseteq \sigma (Y)} (L3) 任意の X ⊆ E {\displaystyle X\subseteq E} に対して、 σ ( X ) = σ ( σ ( X ) ) {\displaystyle \sigma (X)=\sigma (\sigma (X))} (L4) 任意の X , Y ⊆ E {\displaystyle X,Y\subseteq E} と任意の x , y ∈ E {\displaystyle x,y\in E} に対して、 y ∉ σ ( X ) ,   y ∈ σ ( X ∪ { x } ) ⇒ x ∈ σ ( X ∪ { y } ) {\displaystyle y\not \in \sigma (X),\ y\in \sigma (X\cup \{x\})\Rightarrow x\in \sigma (X\cup \{y\})}

※この「閉包」の解説は、「マトロイド」の解説の一部です。
「閉包」を含む「マトロイド」の記事については、「マトロイド」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「閉包」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

閉包

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 12:40 UTC 版)

名詞

(へいほう)

  1. (数学) ある位相空間、その位相空間のある部分集合考えるとき、その部分集合全ての触点から成る集合


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

','','','','','','','','','','','','','','','','','',''];function getDictCodeItems(a){return dictCodeList[a]};

すべての辞書の索引

「閉包」の関連用語











閉包のお隣キーワード
検索ランキング
';function getSideRankTable(){return sideRankTable};

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



閉包のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの閉包 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのマトロイド (改訂履歴)、Bitapアルゴリズム (改訂履歴)、位相空間 (改訂履歴)、閉性 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの閉包 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS