逆送
別名:検察官送致、検察官への送致
少年法に基づき家庭裁判所に送致された少年(少年犯罪の案件)を、事件の凶悪性などを鑑みて検察官へ再び送致すること。
少年犯罪は原則的に家庭裁判所に送致され、審判を経て、保護観察とするか少年院に送致するか、あるいは児童自立支援施設へ入所させるかが判断される。ただし、犯行内容が特に凶悪な場合は、逆送により、家庭裁判所から検察官へ再び戻される。
逆送された案件は検察冠により起訴され、地方裁判所に送致されて、刑事処分が下される。
逆送は、懲役刑などの刑事処分がふさわしいと認められる場合に行われる。少年法第二十条では、犯行時16歳以上で、故意の犯罪行為により被害者を死亡させた場合は、逆送を行う旨が規定されている。
2012年4月23日に京都府亀岡市で発生した児童集団登校への車突っ込み事故で、運転していた18歳少年は家庭裁判所に送致されたが、検察官により逆送を求める意見書が付されたという。
関連サイト:
少年法 - e-Gov
ぎゃく‐そう【逆送】
逆送(ぎゃくそう)
逆送致
逆送
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:06 UTC 版)
亡くなった者の内、特例として厳しい審査により許可を得られた者だけが、初七日までの期間限定で現世に戻ること。
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