軸重
クルマの重量が、おのおのの車軸にかかる荷重をいう。保安基準では最大積車状態での軸重の最大値が規定されている。おのおのの軸重は10t以下でなければならないが、前2軸あるいは後2軸を有するトラックなどのように複数の車軸がある場合は、隣り合う車軸にかかる軸重の和が制限されている。つまり、隣り合う車軸の距離が1.8m以上あれば軸重の和は20t以下とされているが、1.8m未満であれば18t以下でなければならない。ただし、1.3m以上あってひとつの軸重が9.5t以下である場合は19t以下でもよいとされている。なお、輪荷重は軸重を車輪数で割って算出され、その最大値は5t以下でなければならない。
参照 車両総重量、分担荷重活荷重
(軸重 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/04 06:24 UTC 版)
活荷重(かつかじゅう)は、力学における荷重の一つで、一定の場所に留まらないもの、大きさが一定しないものを指す。このことから動荷重(どうかじゅう)・変動荷重(へんどうかじゅう)とも呼ばれ、橋などの構造物においては、自動車や列車のように構造物上を移動する車両重量がこれに相当する。本稿では主として橋の設計に用いる活荷重について述べるとともに、関連として輪荷重(りんかじゅう)や軸重(じくじゅう)について実例とともに示す
- 1 活荷重とは
- 2 活荷重の概要
- 3 世界の自動車荷重
- 4 関連項目
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