謝弼とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 謝弼の意味・解説 

謝弼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/21 21:36 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

謝弼(しゃ ひつ、生没年不詳)は、後漢官僚は輔宣[1]本貫東郡東武陽県[2]

経歴

実直公正な人柄で郷里では宗師と仰がれていた。169年建寧2年)、霊帝が有道の士を推挙するよう詔を下すと、謝弼は陳敦や公孫度とともに回答し、みな郎中に任じられた。

ときに青蛇が洛陽の前殿に現れ、大風によって木が抜けるといった怪事があったことから、霊帝は公卿以下に詔を下してその得失を論じさせた。謝弼は妖異を天の譴責とみなして、姦臣を排除し、陳蕃王暢李膺らを朝政に復帰させるよう求めた。

このため謝弼は霊帝の側近の宦官たちに憎まれ、広陵府丞に左遷された。謝弼は官を去って家に帰った。

中常侍曹節の従子である曹紹が東郡太守となると、謝弼を憎んで収監させた。謝弼は拷問を受けて獄中で死去した。191年初平2年)、司隷校尉の趙謙が謝弼の忠節を訴え、名誉回復させると、曹紹を収監してこれを斬り捨てて、棄市させた。

脚注

  1. ^ 范曄後漢書』謝弼伝による。謝承『後漢書』は字を輔鸞とする。
  2. ^ 范曄『後漢書』謝弼伝による。謝承『後漢書』は東郡濮陽県の人とする。

伝記資料




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

','','','','','','','','','','','','','','','','','',''];function getDictCodeItems(a){return dictCodeList[a]};

すべての辞書の索引

「謝弼」の関連用語


2
52% |||||

3
30% |||||

4
18% |||||

5
10% |||||

6
2% |||||

謝弼のお隣キーワード
検索ランキング
';function getSideRankTable(){return sideRankTable};

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



謝弼のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの謝弼 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS