荒木見悟とは? わかりやすく解説

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荒木見悟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/01 02:47 UTC 版)

荒木 見悟(あらき けんご、1917年大正6年)5月21日 - 2017年平成29年〉3月22日[1])は、日本の中国哲学者九州大学名誉教授

人物

広島県佐伯郡廿日市町生まれ。1942年九州帝国大学法文学部支那哲学科卒、1944年長崎師範学校助教授、1949年福岡学芸大学助教授、1959年「朱子の哲学」で九州大学文学博士。 1962年九州大学文学部助教授、1968年教授、1983年定年退官、名誉教授、皇學館大學教授、北九州大学教授、1987年久留米大学教授。1990年勲二等瑞宝章受勲。

2017年平成29年〉3月22日に死去[1]。99歳没。没後に正四位に叙された[2]

著書

  • 『仏教と儒教 中国思想を形成するもの』平楽寺書店、1963。研文出版、1993
  • 『明代思想研究 明代における儒教と仏教の交流』創文社 東洋学叢書、1972
  • 『仏教と陽明学』第三文明社・レグルス文庫、1979/法蔵館文庫 2024.12
  • 『明末宗教思想研究 管東溟の生涯とその思想』創文社 東洋学叢書、1979
  • 『叢書・日本の思想家 46 東沢瀉[3]明徳出版社、1982
  • 『釈迦堂への道』葦書房、1983
  • 『陽明学の開展と仏教』研文出版、1984
  • 雲棲【シュ】宏の研究』大蔵出版、1985
  • 『叢書・日本の思想家 27 亀井南冥 亀井昭陽』明徳出版社、1988
  • 『中国思想史の諸相』中国書店、1989
  • 『李二曲』明徳出版社 シリーズ陽明学[4]、1989
  • 『明清思想論考』研文出版、1992
  • 『陽明学の位相』研文出版、1992
  • 『中国心学の鼓動と仏教』中国書店、1995
  • 島田藍泉伝』ぺりかん社、2000
  • 『憂国烈火禅 禅僧覚浪道盛のたたかい』研文出版、2000
  • 『陽明学と仏教心学』研文出版、2008

訳注

記念論文集

  • 『中国哲学史研究論集 荒木教授退休記念』葦書房、1981

参考文献

  • 『現代日本人名録』2002 
  • 〔荒木見悟名誉教授〕略歴・業績目録一覧 (荒木見悟名誉教授退官記念論文集)「哲学年報」1982-03

脚注

  1. ^ a b 荒木見悟氏死去
  2. ^ 官報』第7009号〈平成29年4月28日付〉9頁
  3. ^ 他は「吉村秋陽」荒木龍太郎を併録
  4. ^ 『陽明学大系』『朱子学大系』明徳出版社 に参与、複数の巻に執筆



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