維摩経とは? わかりやすく解説

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ゆいま‐ぎょう〔‐ギヤウ〕【維摩経】

読み方:ゆいまぎょう

大乗経典。梵本は散逸チベット訳現存漢訳では鳩摩羅什(くまらじゅう)訳「維摩詰所説経3巻のほか、支謙訳「維摩詰経2巻玄奘(げんじょう)訳「説無垢称経」6巻現存在家信者維摩文殊菩薩との問答通して、空の思想その実践を説き在家信者徳目明らかにするもの。


維摩経

読み方:ユイマギョウ(yuimagyou)

分野 仏典

年代 中国五胡十六国後秦

作者 鳩摩羅什〔訳〕


維摩経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/07 14:13 UTC 版)

維摩経』 (ゆいまきょう、ゆいまぎょう、: Vimalakīrti-nirdeśa Sūtra : དྲི་མ་མེད་པར་གྲགས་པས་བསྟན་པ་ཞེས་བྱ་བ་མདོ ヴィマラキールティ・ニルデーシャ・スートラ[1])は、大乗仏教経典の一つ。別名『不可思議解脱経』(ふかしぎげだつきょう)。


  1. ^ 「ニルデーシャ」(nirdeśa)とは、「演説説教」のこと。
  2. ^ それ以前は逸失したものと思われていたが、1999年に大正大学学術調査隊によって、チベット・ラサポタラ宮ダライ・ラマの書斎で発見された。
  3. ^ 『大乗仏典 維摩経』中央公論新社、2002年8月25日。 
  4. ^ この病気は、風邪や腹痛、伝染病などではない。維摩の言葉、「衆生が病むがゆえに、我もまた病む」は大乗仏教の慣用句となっている。
  5. ^ 石田 1966, p. 247.
  6. ^ 石田 1966, p. 251.
  7. ^ a b 石田 1966, p. 252.
  8. ^ a b 石田 1966, p. 253.
  9. ^ 羅什の説と、同じく羅什の門下にあった竺道生の説、そして僧肇自身の説を併記している。
  10. ^ 石田 1966, p. 256.
  11. ^ 大正大学教授
  12. ^ 大正大学総合仏教研究所研究員


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