眉村卓とは? わかりやすく解説

まゆむら‐たく【眉村卓】

読み方:まゆむらたく

[1934〜2019SF作家大阪生まれ本名村上卓児未来管理社会における組織個人葛藤多く描く。「消滅の光輪」で泉鏡花文学賞受賞。他に「ねらわれた学園」「夕焼けの回転木馬」「時空(とき)の旅人」「引き潮のとき」など。


眉村卓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/24 10:18 UTC 版)

眉村 卓 まゆむら たく
S-Fマガジン』1964年9月号(早川書房
誕生 村上 卓児
(1934-10-20) 1934年10月20日
大阪府大阪市西成区
死没 (2019-11-03) 2019年11月3日(85歳没)
大阪府大阪市阿倍野区
職業 小説家
国籍 日本
教育 学士経済学
最終学歴 大阪大学経済学部
活動期間 1960年 - 2019年
ジャンル SF
文学活動 インサイダー文学論
創作集団プロミネンス
代表作 司政官シリーズ
なぞの転校生
ねらわれた学園
迷宮物語
時空の旅人
僕と妻の1778の物語
主な受賞歴 空想科学小説コンテスト佳作(1961年)
泉鏡花文学賞(1979年)
星雲賞(1979年)
日本文芸大賞(1987年)
星雲賞(1996年)
デビュー作 『下級アイデアマン』
子供 村上知子
ウィキポータル 文学
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眉村 卓(まゆむら たく1934年〈昭和9年〉10月20日 - 2019年〈令和元年〉11月3日[1][2])は、日本SF作家。代表作「司政官シリーズ」で1979年 (昭和54年) に泉鏡花文学賞を、同年と1996年 (平成8年) に星雲賞日本長編部門を受賞している[3]。本名は村上 卓児(むらかみ たくじ)。

経歴

1934年 (昭和9年) に大阪府大阪市西成区で生まれる。大阪府立住吉高校を経て[4]1957年 (昭和32年) に大阪大学経済学部卒業後、大阪窯業耐火煉瓦株式会社(のちの株式会社ヨータイ)に入社、日生工場(現岡山県備前市日生町)赴任[5]1958年 (昭和33年) に大阪本社に転勤。1960年 (昭和35年) からSF同人誌宇宙塵』に参加する[6]

1961年(昭和36年)3月21日発売の『ヒッチコック・マガジン』5月号にショートショート5作品が掲載され、商業誌デビューを飾った[6][7]。同年には「下級アイデアマン」が第1回空想科学小説コンテスト(のちのハヤカワ・SFコンテスト)佳作第2席に入選している[6][8]

1963年 (昭和38年) に初めての単行本である処女長編『燃える傾斜』を刊行、同年、大阪窯業耐火煉瓦株式会社を退社、株式会社大広の嘱託コピーライターとなる。

1965年 (昭和40年) 、第一作品集『準B級市民』を刊行、同年大広を辞め、専業作家として活動を開始する[1]1968年 (昭和43年) には、三一書房の「さんいちぶっくす」から初のショートショート集『ながいながい午睡』を刊行した。以降、生涯に渡ってショートショートを書き継いでいくが、その数は3000篇もの数に達する。これは星新一の書いたショートショートの倍近い分量である[9]

1979年 (昭和54年) には、『消滅の光輪』にて第7回泉鏡花文学賞および星雲賞を受賞した[1]1987年 (昭和62年) に『夕焼けの回転木馬』で第7回日本文芸大賞を受賞し、1996年 (平成8年) には『引き潮のとき』で2度目となる星雲賞を受賞した。インサイダー文学論を提唱し、組織と個人の葛藤を作品のテーマとしている。また多数の短編SFやエッセイジュブナイル小説を執筆した。作家活動以外ではラジオパーソナリティも務めた[8](『チャチャヤング』(毎日放送)、『男のポケット』(FM大阪)、『飛べ! 熊五郎、ただ今大奮闘』(ラジオ関西))。

ジュブナイル小説の代表作にはNHK少年ドラマシリーズ』などでテレビドラマ化された『なぞの転校生』、『ねらわれた学園』などがある。ジュブナイル小説の多くが絶版となったが、2003年 (平成15年) から講談社青い鳥文庫から4冊が復刻されている。

また、福島正実が創設した作家、翻訳家、画家等の集団「少年文芸作家クラブ」(のち「創作集団プロミネンス」)にも参加した。「覆面座談会事件」で福島と仲たがいした他のSF作家たちが会から脱会したのちも、光瀬龍とともに会に残った。また、1974年には福島と長編『飢餓列島』を共作している[10]

日本SF作家クラブ会員であり、矢野徹会長時代に四代目事務局長をつとめたが、1992年 (平成6年) から2008年 (平成20年) まで退会していたことがあったという。

大阪芸術大学芸術学部文芸学科の教授、同大学院の芸術研究科教授[11]平安女学院大学文化創造センター客員教授も務めた。

2006年 (平成18年) から、産経新聞夕刊(大阪本社発行)の読者投稿欄『夕焼けエッセー』(2019年〈平成31年〉4月から朝刊『朝晴れエッセー』)の選考委員を務めた[1]

2009年 (平成21年) 11月に、癌で2002年 (平成14年) に死去した妻・悦子に日々、自作のショート・ショートを捧げた実話をもとにした、映画『僕と妻の1778の物語』が製作発表され、東宝配給で2011年 (平成23年) 1月に公開された。2012年 (平成24年) 6月には「笑うは薬」堀内孝雄歌唱でエピソードがCD化された。

2012年 (平成24年) より、泉大津市オリアム随筆賞の選考委員に就任した。2013年 (平成25年) 、他のベテラン作家とともに、日本SF作家クラブの名誉会員に[12]

2019年 (令和元年) 11月3日午前4時1分、誤嚥性肺炎のため大阪市阿倍野区大阪鉄道病院で死去。85歳没[2]。死の3日前に完成させた自伝的長編小説『その果てを知らず』が最後の作品になった[6]。同作品は、翌年に講談社から刊行された。

2020年 (令和2年) 、第40回日本SF大賞で功績賞を受賞。

句作

眉村は高校時代に俳句部に所属し、水原秋桜子主宰の「馬酔木」に投句するなどしていた。作家としてデビューした昭和40年代には、毎日新聞の記者をしていた赤尾兜子とパーティで知り合い、これをきっかけにして兜子の主宰誌「」の同人となっている。当時眉村は俳句の中にSF的な感覚を盛り込むことを試みていたが、逆に兜子から、小説の文章が俳句的で読者に伝わらないという指摘を受け、以後小説の書き方を変えたという。兜子の死後は多忙もあってしばらく句作から離れたが、上述の妻の死以降、ショート・ショートと平行してふたたび句作に取り組むようになり、「渦」にも復帰、2009年には最初の句集『霧を行く』を出版している[13]

作品

小説

原則として初版出版。多くが後に文庫化された。短編集は収録作品を変更して発行されていることが多い。

1960年代

  • 燃える傾斜(1963年)東都書房 のちハヤカワ文庫角川文庫ハルキ文庫
  • 準B級市民(1965年)ハヤカワSFシリーズ
  • 幻影の構成(1966年)早川書房・日本SFシリーズ のち文庫、角川文庫、ハルキ文庫
  • 万国博がやってくる(1968年)ハヤカワSFシリーズ
  • EXPO'87(1968年)早川書房・日本SFシリーズ /(1973年)ハヤカワ文庫、角川文庫
  • 天才はつくられる 秋元書房、1968 のち文庫、角川文庫
  • わがセクソイド(1969年)立風書房 のち角川文庫
  • テキュニット(1969年)三一書房
  • ながいながい午睡 三一書房 1969 (ショートショート集、45篇収録[注 1])
  • 虹は消えた(1969年)ハヤカワSFシリーズ

1970年代

  • 地球への遠い道 毎日新聞社、1970 のち角川文庫、秋元文庫
  • まぼろしのペンフレンド 岩崎書店、1970 のち角川文庫、青い鳥文庫
  • 時のオデュセウス(1971年)ハヤカワSFシリーズ
  • C席の客 ビジネスショートショート(1971年)日本経済新聞社/(1973年)角川文庫
  • なぞの転校生 鶴書房盛光社、1972 のち角川文庫、秋元文庫、青い鳥文庫
  • かれらの中の海 早川書房 1973 のち講談社文庫
  • 重力地獄 ハヤカワ文庫、1973 のち角川文庫
  • 飢餓列島 福島正実共著 角川書店 1974 のち文庫
  • サロンは終わった(1974年)ハヤカワ文庫JA(再構成短編集)
  • ぼくの砂時計 ショートショート 講談社 1974 のち文庫
  • 司政官 早川書房 1974 のち文庫、創元SF文庫
  • 産業士官候補生 ハヤカワ文庫、1974 のち角川文庫 「EXPO'87」のスピンオフ作品
  • ねじれた町 すばる書房盛光社 1974年 のち秋元文庫、角川文庫、ハルキ文庫、青い鳥文庫
  • 二十四時間の侵入者 秋元文庫、1974 のち角川文庫
  • あの真珠色の朝を… 角川文庫、1974
  • 変な男 文化出版局 1975 のち角川文庫
  • 奇妙な妻 1975 (ハヤカワ文庫) のち角川文庫
  • 還らざる城 1975 (旺文社ノベルス) のち文庫
  • 地獄の才能 1975 (秋元文庫) のち角川文庫、ぶんか社文庫
  • ワルのり旅行 1975 (角川文庫)
  • 還らざる空 1975 (ハヤカワ文庫)
  • ねらわれた学園 1976 (角川文庫) のち青い鳥文庫
  • 出たとこまかせON AIR SFジョッキー 立風書房 1976 のち角川文庫
  • 鳴りやすい鍵束 徳間書店 1976 のち文庫
  • 異郷変化 1976.12 (角川文庫)
  • 深夜放送のハプニング 1977.2 (秋元文庫) のち角川文庫
  • 泣いたら死がくる 1977.4 (秋元文庫) のち角川文庫
  • 通りすぎた奴 立風書房 1977.5 のち角川文庫
  • 思いあがりの夏 1977.6 (角川文庫) 『幕末未来人』『幕末高校生』原作『名残の雪』を含む
  • 影の影 1977.8 (ハヤカワ文庫)
  • 猛烈教師 三省堂 1977.9 (三省堂らいぶらりい SF傑作短編集)
  • 枯れた時間 1977.10 (ハヤカワ文庫)
  • 閉ざされた時間割 1977.10 (角川文庫) のちハルキ文庫
  • 白い小箱 実業之日本社 1977.11 のち角川文庫
  • ぎやまんと機械 PHP研究所 1977.12 のち角川文庫
  • ぬばたまの… 講談社 1978.3 のち文庫
  • 白い不等式 1978.6 (秋元文庫) のち角川文庫
  • 六枚の切符 講談社 1978.6 のち文庫
  • 消滅の光輪 早川書房 1979.4 のち文庫、ハルキ文庫
  • 午後の楽隊 講談社 1979.4 のち集英社文庫
  • 滅びざるもの 徳間書店 1979.6 のち文庫
  • かなたへの旅 1979.10 (集英社文庫)
  • おしゃべり迷路 角川書店 1979.11 のち文庫

1980年代

  • つくられた明日 1980.1 (角川文庫) のち秋元文庫
  • 月光のさす場所 角川書店 1980.3 のち文庫
  • 一分間だけ ショート・ショート 角川文庫 1980.4 のち秋元文庫 (68篇収録)
  • ぼくたちのポケット 角川文庫 1980.11 (ショートショート集、56篇収録)
  • 長い暁 早川書房 1980.11 のち文庫
  • 二次会のあと 講談社 1981.1 のち文庫
  • 幻の季節 主婦の友社 1981.5 のちケイブンシャ文庫
  • 遥かに照らせ 徳間書店 1981.5 のち文庫
  • とらえられたスクールバス 角川文庫 1981-1983 (のちに「時空の旅人」に改題してハルキ文庫刊)
  • モーレツ教師 角川文庫 1981.6 (ショートショート集、16篇収録)
  • おしゃべり各駅停車 角川書店 1981.7 のち文庫
  • 傾いた地平線 角川書店 1981.9
  • 疲れた社員たち 実業之日本社 1982.3
  • 黄色い夢、青い夢 1982.7 (集英社文庫)
  • ポケットのABC ショート・ショート 1982.10 (角川文庫)
  • ポケットのXYZ ショート・ショート 1982.10 (角川文庫)
  • 逃げ姫 1983.4 (集英社文庫コバルト)
  • 不器用な戦士たち 講談社 1983.12 のち文庫
  • ふつうの家族 ショート・ショート 1984.2 (角川文庫)
  • 孔雀の街 1984.5 (集英社文庫コバルト)
  • ぼくらのロボット物語 岩崎書店 1985.1 (あたらしいSF童話)
  • 最後のポケット 1985.6 (角川文庫)
  • 月光の底 1985.12 (集英社文庫コバルト)
  • それぞれの曲り角 1986.2 (角川文庫)
  • 夕焼けの回転木馬 1986.4 (角川文庫)
  • 迷宮物語 1986.8 (角川文庫)
  • 侵入を阻止せよ 1986.12 (集英社文庫コバルト)
  • 職場、好きですか? 26のオフィス・ショートショート 勁文社 1987.2 のち文庫
  • 不定期エスパー 長篇青春冒険ロマン 1-8 徳間ノベルス 1988-1990 のち文庫
  • 強いられた変身 1988.1 (角川文庫)
  • 素顔の時間 1988.2 (角川文庫)
  • 引き潮のとき (全5巻) 早川書房 1988-1995
  • 里沙の日記 1988.8 (集英社文庫コバルト)
  • それぞれの遭遇 1988.11 (ケイブンシャ文庫コスモティーンズ
  • 異世界分岐点 自選日常恐怖作品集 新芸術社 1989.7
  • 駅とその町 異色SF小説 実業之日本社 1989.10 (のち『魔性の町』に改題して講談社文庫より再刊)
  • こんにちは、花子さん 勁文社 1989.8 のちケイブンシャ文庫 (ショートショート集、26篇収録)
  • 頑張って、太郎さん 勁文社 1989.12 のちケイブンシャ文庫 (ショートショート集、18篇収録)

1990年代

  • ライトグレーの部屋 1990.6 (集英社文庫コバルト)
  • 出張の帰途 祥伝社 (ノン・ポシェット) 1990.12 のち祥伝社文庫
  • 怪しい人びと 新潮文庫 1992.3 (ショートショート集、32篇収録)
  • ワンダー・ティー・ルーム 実業之日本社 1992.4
  • 乾いた家族 ケイブンシャ文庫 1993.6 (ショートショート集、50篇収録)
  • ゆるやかな家族 ケイブンシャ文庫 1993.10 (ショートショート集、39篇収録)
  • 駅にいた蛸 集英社 1993.12
  • 虹の裏側 出版芸術社 1994.10 (ふしぎ文学館)
  • 発想力獲得食 三一書房 1995.9 のち双葉文庫 (ショートショート集、30篇収録)
  • 精神集中剤 1998.3 (徳間文庫)
  • カルタゴの運命 新人物往来社 1998.11
  • 日がわり一話 第1-2集 出版芸術社 (第1集 1998.5、第2集 1998.9)[注 2]

2000年代

  • 日課・一日3枚以上 (全10巻) (2000年8月~2001年9月刊、真生印刷[注 3])
  • 妻に捧げた1778話 2004.5 (新潮新書) 「僕と妻の1778話」集英社文庫
  • いいかげんワールド 出版芸術社 2006.7
  • 新・異世界分岐点 出版芸術社 2006.9
  • 沈みゆく人 出版芸術社 2011
  • たそがれ・あやしげ 出版芸術社 2013.6 (ショートショート集、21篇収録)
  • 自殺卵 出版芸術社 2013.8
  • 短話ガチャンポン 双葉文庫 2015.8 (ショートショート集、26篇収録)
  • 終幕のゆくえ 双葉文庫 2016.12 (ショートショート集、20篇収録)
  • 夕焼けのかなた 双葉文庫 2017.12 (ショートショート集、26篇収録)
  • その果てを知らず 講談社 2020.10 (遺作)
  • 静かな終末 竹書房文庫 2021.3[注 4]
  • 司政官シリーズ(1970年代〜80年代に書かれた同名作品集の再刊)
    • 司政官(短編集)
    • 長い暁(短編集)
    • 消滅の光輪
    • 引き潮のとき
  • 『無任所要員』シリーズ
    • 工事中止命令
    • 虹は消えた
    • 最後の手段
    • 契約締結命令

エッセイ

  • ぎやまんと機械 PHP研究所 1977 のち角川文庫
  • 照りかげりの風景 傑作エッセイ 広済堂出版 1981.12
  • 大阪の街角 眉村卓Sembaエッセイ 三一書房 1995.11
  • しょーもない、コキ 出版芸術社 2011.5
  • 歳月パラパラ 出版芸術社 2014.7

句集

  • 霧を行く 深夜叢書社 2009.7

翻訳

  • ストックホルムのひまなし探偵(私立探偵スベントン)オーケ=ホルムベリイ 講談社、1973
  • 北極怪盗とさばくの怪職人(私立探偵スベントン)オーケ=ホルムベリイ 講談社、1973
  • デパート怪人はにおいなし(私立探偵スベントン)オーケ=ホルムベリイ 講談社、1973
  • おばけ屋敷と四つの怪事件(私立探偵スベントン)オーケ=ホルムベリイ 講談社、1973
  • ねことり怪人と地下室ギャング(私立探偵スベントン)オーケ=ホルムベリイ 講談社、1973

監修

  • 夕焼けエッセー まとめて5年分 産経新聞出版 2009.8 (眉村卓他監修)
  • 夕焼けエッセー2017 産経新聞出版 2016.10 (眉村卓他監修)

テレビドラマ化された作品

映画化された作品

アニメ映画化された作品

出演番組

脚注

  1. ^ 2019年現在文庫化はされていないが、収録作品は分散されて他の再刊本に再録されている[14]
  2. ^ 私家版である『日課・一日3枚以上』収録作品との重複もあるが、1000話以降の作品も一部収録されている[15]
  3. ^ ガンで余命宣告を受けた悦子夫人のために書いた全1778篇のショートショートの内最初の1000篇を収録したもの[15]。各巻に100篇ずつ収められている[15]。私家版であるため一般には流通していない[15]
  4. ^ 主に、作家活動の最初期の10年間に書かれたショートショートの内これまでに単行本・文庫に未収録だった作品50篇を収録

出典

  1. ^ a b c d 作家、眉村卓さん死去 85歳 「ねらわれた学園」「妻に捧げた1778話」、本紙「朝晴れエッセー」選考委員も”. 産経新聞 (2019年11月3日). 2024年11月3日閲覧。
  2. ^ a b SF小説の名手、眉村卓さん死去 作品に「ねらわれた学園」”. 共同通信社 (2019年11月3日). 2019年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月3日閲覧。
  3. ^ 星雲賞リスト 1996年”. 日本SFファングループ連合会議. 2024年11月3日閲覧。
  4. ^ わたしの母校 住吉高校/1 作家・眉村卓さん 俳句に妻に、人生の出会い”. 毎日新聞 (2018年4月5日). 2021年6月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月3日閲覧。
  5. ^ 眉村卓(インタビュアー:大石哲也)「妻のこと僕のこと-SF作家眉村卓氏に聞く 下心の古里」『山陽新聞』、2011年1月18日。「日生の記憶作品土台に」 
  6. ^ a b c d 眉村卓 著、日下三蔵 編『静かな終末』竹書房〈竹書房文庫〉、2021年3月、372頁。ISBN 978-4-8019-2425-3 
  7. ^ ヒッチコックマガジン目次細目 第3巻(1961年)”. MISDAS. 2023年7月12日閲覧。
  8. ^ a b 石川喬司『SFの時代』双葉社(双葉文庫)、1996年、96-101頁。ISBN 4-575-65833-2 
  9. ^ 眉村『静かな終末』p.377.
  10. ^ 宮田昇『戦後「翻訳」風雲録:翻訳者が神々だった時代』本の雑誌社、2000年3月。 ISBN 4938463881 
  11. ^ 大阪芸術大学の文芸学科で教員をすることになった作家の話”. 藤野恵美 (2020年11月4日). 2024年11月3日閲覧。
  12. ^ 日本SF作家クラブ 編『日本SF短篇50 :日本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジー』 1巻、早川書房、2013年。 ISBN 9784150310981 
  13. ^ 閑中俳句日記(21) 眉村卓句集『霧を行く』”. ―俳句空間―豈weekly (2010年1月24日). 2024年11月3日閲覧。
  14. ^ 眉村卓・日下三蔵編『静かな終末』pp.373-374.
  15. ^ a b c d 眉村卓・日下三蔵編『静かな終末』p.376.
  16. ^ ドラマ愛の詩 幻のペンフレンド2001”. NHK. 2024年11月3日閲覧。
  17. ^ 少年ドラマシリーズ「なぞの転校生」”. NHK. 2024年11月3日閲覧。
  18. ^ 『少年ドラマシリーズ 未来からの挑戦』(1976年度)”. 未来の技術や空想世界を描く【SFドラマ特集】. NHK. 2024年11月3日閲覧。
  19. ^ 『少年ドラマシリーズ 幕末未来人』(1977年)”. 空想・仮想・理想・妄想!【もしもドラマ】. NHK. 2024年11月3日閲覧。

関連項目

  • 少年ドラマシリーズ - 眉村原作のドラマ化作品、「まぼろしのペンフレンド」を含むドラマシリーズ
  • ドラマ愛の詩 - 眉村原作のドラマ化作品、「幻のペンフレンド2001」を含むドラマシリーズ
  • ジュブナイル
  • クマゴロー - 眉村卓の渾名、サラリーマンだった眉村がデビュー後もいつもネクタイをしていた事から
  • 佐野洋(作品:『嫌いな名前』の登場人物は眉村卓をベースモデルとしている。ただし内容は創作である)
  • 奥田継夫 - 旧制住吉中学校(現:大阪府立住吉高等学校)の同級生

外部リンク


眉村卓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 09:49 UTC 版)

日本SF作家クラブ」の記事における「眉村卓」の解説

1992年から2008年まで退会していたことがあったという。

※この「眉村卓」の解説は、「日本SF作家クラブ」の解説の一部です。
「眉村卓」を含む「日本SF作家クラブ」の記事については、「日本SF作家クラブ」の概要を参照ください。

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