せいぶつけん‐ほごく【生物圏保護区】
読み方:せいぶつけんほごく
生物圏保護区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/24 09:25 UTC 版)
生物圏保護区(せいぶつけんほごく)は、ユネスコの「人間と生物圏計画」(Programme on Man and the Biosphere ; MAB計画) に基づいて成立した国際的な指定保護区の名称。生物圏保存地域(せいぶつけんほぞんちいき)とも呼ぶ。また、日本国内ではユネスコエコパークの呼称が用いられている[1]。「生物圏保護区世界ネットワーク」(World Network of Biosphere Reserves) には、2023年6月現在で134か国の748ヶ所の保護区が登録されている(うち23ヶ所は国境を越える「越境生物圏保護区」)[2]。
注釈
- ^ 登録当時の名称は「マッシャベー・ベルオンブル生物圏保護区」。2020年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ a b c 2019年に登録抹消。
- ^ 登録当時の名称は「マリンディ・ワタム生物圏保護区」。2019年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ 2020年に登録範囲拡大。
- ^ a b c d e f g h 2017年に登録範囲拡大。
- ^ a b c d e f g h i j 2020年に登録抹消。
- ^ a b c d e 2021年に登録抹消。
- ^ a b 2020年に「複合W・アルリ・パンジャリ生物圏保護区」に合併。
- ^ 1996年登録当時の名称は「W地域生物圏保護区」。2002年にベナンおよびブルキナファソ域内に登録範囲拡大。2020年に「パンジャリ生物圏保護区」「アルリ生物圏保護区」と合併し、範囲拡大再登録・改称。
- ^ 2003年に登録範囲拡大。
- ^ 2005年にウガンダ域内も指定され、2023年に正式な越境生物圏保護区となった。
- ^ 1998年に登録範囲拡大。
- ^ a b 2002年に登録抹消。
- ^ 2011年に登録抹消。
- ^ a b c d e f g 2018年に登録抹消。
- ^ 登録当時の名称は「ダンガリ生物圏保護区」。1995年の登録範囲拡大に伴い「ブックマーク生物圏保護区」に改称。2004年に現在の名称に再改称。2020年に登録抹消。
- ^ 登録当時の名称は「フィッツジェラルド川国立公園生物圏保護区」。2017年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ a b c 2016年に登録範囲拡大。
- ^ 登録当時の名称は「大台ヶ原と大峰山生物圏保護区」。2016年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ 2014年に登録範囲拡大。
- ^ 登録当時の名称は「屋久島生物圏保護区」。2016年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ 登録当時の名称は「カットティエン生物圏保護区」。2011年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ a b c d 2019年に登録範囲拡大。
- ^ 2000年にロシアの「カトゥニ生物圏保護区」、2014年にカザフスタンの「カトン・カラガイ生物圏保護区」がそれぞれ登録。2017年に合併し、範囲拡大再登録・改名。
- ^ 1997年にロシアの「ウブス・ヌール盆地生物圏保護区」とモンゴルの「ウブス・ヌール盆地生物圏保護区」がそれぞれ登録。2021年に合併し、範囲拡大再登録・改名。
- ^ 1997年に登録抹消。
- ^ 1997年、2001年に登録範囲拡大。
- ^ 2005年に登録範囲拡大。
- ^ 登録当時の名称は「ウクナイノ湖生物圏保護区」。2017年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ 登録当時の名称は「ベイン・エイ生物圏保護区」。2016年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ a b 2002年に登録範囲拡大。
- ^ 2013年に登録抹消。
- ^ 2012年に登録抹消。
- ^ a b c 2014年に登録抹消。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 2017年に登録抹消。
- ^ 登録当時の名称は「氷河生物圏保護区」。2017年に現在の名称に改称。
- ^ 登録当時の名称は「イエローストーン生物圏保護区」。2018年に現在の名称に改称。
- ^ a b 2016年に登録抹消。
- ^ 登録当時の名称は「タイアロ環礁生物圏保護区」。2006年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ 登録当時の名称は「ファンゴ渓谷生物圏保護区」。2020年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ 登録当時の名称は「カマルグ生物圏保護区」。2006年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ 2013年に登録範囲拡大。
- ^ 登録当時の名称は「ダビー川生物圏保護区」。2009年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ a b 2010年に登録抹消。
- ^ 1987年、1990年、2018年に登録範囲拡大。
- ^ a b 登録当時の名称は「オカ川渓谷生物圏保護区」。2000年に分割新設。
- ^ 登録当時の名称は「スイス国立公園生物圏保護区」。2010年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ 2007年に登録抹消。
- ^ 登録当時の名称は「北ブル島生物圏保護区」。2015年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ 登録当時の名称は「キラーニー生物圏保護区」。2017年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ 登録当時の名称は「エル・カナルとロス・ティロス生物圏保護区」。1997年の登録範囲拡大に伴い「ロス・ティロス生物圏保護区」に改称。2002年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に再改称。
- ^ 登録当時の名称は「中央湾岸平野生物圏保護区」。2017年に現在の名称に改称。
- ^ 登録当時の名称は「南部大西洋海岸平野生物圏保護区」。2017年に現在の名称に改称。
- ^ 登録当時の名称は「パーラバ生物圏保護区」。2003年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ a b 登録当時の名称は「バイカル湖生物圏保護区」。2000年に分割新設。
- ^ 登録当時の名称は「イロワーズ生物圏保護区」。2012年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ 登録当時の名称は「ベルヒテスガーデナー・アルプス生物圏保護区」。2010年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ 登録当時の名称は「シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州ワッデン海生物圏保護区」。2004年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ 1996年に登録範囲拡大。
- ^ 登録当時の名称は「マンサナーレス川上流部生物圏保護区」。2019年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ 2004年、2019年に登録範囲拡大。
- ^ 登録当時の名称は「リュベロン生物圏保護区」。2010年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ 登録当時の名称は「フォンテーヌブローの国生物圏保護区」。2010年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ ウクライナ域内区域の別名は「ドゥナイ生物圏保護区」。
- ^ 2003年に登録範囲拡大。「大カンタブリカ生物圏保護区群」を構成する生物圏保護区の1つ。
- ^ a b c d e f g h i j 「大カンタブリカ生物圏保護区群」を構成する生物圏保護区の1つ。
- ^ 登録当時の名称は「フロンテナック・アーチ生物圏保護区」。2007年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ 登録当時の名称は「ティチーノ渓谷生物圏保護区」。2018年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ 登録当時の名称は「ピサの森生物圏保護区」。2016年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ 2019年に登録範囲拡大。「大カンタブリカ生物圏保護区群」を構成する生物圏保護区の1つ。
- ^ 2005年に「ライファの森生物圏保護区」「サララ川間地帯生物圏保護区」「スパスキー諸島生物圏保護区」「スヴィヤシュスク湿地生物圏保護区」がそれぞれ登録。2007年に合併し、範囲拡大再登録・改名。
- ^ 登録当時の名称は「メナシェ高地生物圏保護区」。2017年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ 2002年にウクライナの「シャツキー湖沼群生物圏保護区」、2003年にベラルーシの「プリブシュスコエ・ポレシエ生物圏保護区」がそれぞれ登録。2012年に合併し、ポーランド域内に範囲拡大再登録・改名。
- ^ 別名は「ケインズモア・オブ・フリートとシルバーフロー・メリックケルズ生物圏保護区」。
- ^ 1977年に「ステネト生物圏保護区」「ツァリチナ生物圏保護区」「ジェンデマ生物圏保護区」「ボアティン生物圏保護区」がそれぞれ登録。2017年に合併し、範囲拡大再登録・改名。
- ^ 2011年登録当時の名称は「ロストーチャ生物圏保護区」。2019年にポーランド域内に範囲拡大再登録・改名。
- ^ 2012年にクロアチアとハンガリーの「ムーラ・ドラーバ・ドナウ生物圏保護区」、2018年にスロベニアの「ムーラ川生物圏保護区」、2019年にオーストリアの「ムーラ下流部渓谷生物圏保護区」がそれぞれ登録。2021年に合併し、範囲拡大再登録・改名。
- ^ 2012年に登録範囲拡大。
- ^ a b 2010年に登録範囲拡大。
- ^ 2009年に登録範囲拡大。
- ^ 2002年、2009年に登録範囲拡大。
- ^ 2000年、2001年に登録範囲拡大。
- ^ 登録当時の名称は「カラクムル生物圏保護区」。2006年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ 1993年登録当時の名称は「湾奥生物圏保護区」。1995年に範囲拡大再登録・改称。
- ^ 登録当時の名称は「パラグアイ川のオカ湖生物圏保護区」。2014年の登録範囲拡大に伴い現在の名称に改称。
- ^ 2016年にホンジュラス域内に登録範囲拡大。
- ^ 2002年にドミニカ共和国の「ハラグア・バオルコ・エンリキージョ生物圏保護区」、2012年にハイチの「ラ・セイユ生物圏保護区」がそれぞれ登録。2017年に合併し、範囲拡大再登録・改名。
- ^ 1977年にペルーの「北西アモテープ・マングローブ生物圏保護区」、2014年にエクアドルの「セコの森生物圏保護区」がそれぞれ登録。2017年に合併し、範囲拡大再登録・改名。
出典
- ^ ユネスコエコパークの推薦決定について 文部科学省、2013年9月4日
- ^ a b “World Network of Biosphere Reserves” (英語). UNESCO. 2023年6月23日閲覧。
- 1 生物圏保護区とは
- 2 生物圏保護区の概要
- 3 参考資料
生物圏保護区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/07 12:56 UTC 版)
インド全国に、9カ所ある生物圏保護区の一つであるニルギリ生物圏保護区は、ナガルホーレ国立公園、バンディプール国立公園、ムドゥマライ国立公園ムクルヒ国立公園、サイレント渓谷国立公園の4カ所の国立公園と、ワイナード野生動物自然保護区、サスヤマンガラム野生動物自然保護区の2カ所の自然保護区を含みインド最大の生物圏保護区であり、生態系の保全が進められてる。
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