理療科
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理療科(りりょうか、または手技療法科 しゅぎりょうほうか)は、各地の視覚特別支援学校高等部に設けられている職業課程で、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師を養成するコースである。
三療すべてを履修する理療科と、あん摩マッサージ指圧師に関することだけを履修する保健理療科がある。
概要
戦前は鍼按科(しんあんか)と言っていたが、按摩と言う言い方が視覚障害者の代名詞のように使われてきだしたこともあり、また、外科手術や薬物を用いずに物理的な刺戟だけで治療をすることから、物理療法あるいは理学療法の略語として理療ということばが作られた。
ところが、理学療法士(リハビリテーションの技術者)の課程と間違えやすいため、手技療法科と言い換えるところも出てきている。
また、健常者のための学校では、すべて鍼灸科か鍼灸マッサージ科という名称になっている。
関連項目
- 視覚特別支援学校
理療科
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「拓殖大学第一高等学校」の記事における「理療科」の解説
1949年〜1957年まで、鍼灸について教える理療科を設置していた。その起源は1940年に拓殖大学が開いた漢方医学特別講座であり、戦争激化で中断した講座が、附属の高等学校で復活した形となった。盲学校でなく普通の高等学校でこのような学科がおかれていたのは非常に珍しいことであったが、現在は独立し、東洋鍼灸専門学校として存続している。
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