海洋1号
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海洋1号(HY-1, 海洋水色衛星)はCAST968衛星バスを元にした初のリモートセンシング衛星であり、本体はボックス型で重量365kgの小型衛星で設計寿命は2年である。中国航天科技集団公司が開発を行い、同型のセンサーを持つ1号Aと1号Bの2基が回帰日数7日の太陽同期準回帰軌道に投入された。OCTS(中分解能スペクトル放射計)とCZI(可視赤外イメージング放射計)を搭載しており、主に中国近海の海洋資源や環境の観測、海洋災害の予防などに活用される。海洋1号Aが2002年5月15日に、海洋1号Bが2007年4月11日に打ち上げられた。海洋1号Aは設計寿命よりやや早く、2004年4月に運用を終了した(運用期間685日間)。
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