橘川司亮とは? わかりやすく解説

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橘川司亮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/25 14:23 UTC 版)

橘川 司亮(きっかわ しりょう/もりあき、1873年明治6年)10月15日 - 1937年(昭和12年)1月2日)は、日本明治 - 昭和初期の官吏。 度量衡(どりょうこう/計量単位)の専門家。「我國メートル法の創始者」[1]「日本のメートル法の創始者」[2]と称される。欧文表記はSHIRIO KIKKAWA[3][注 1]


注釈

  1. ^ 欧文表記について、SHIRIO KIKKAWAは第四回萬国度量衡総会の会議録における表記であり、長岡半太郎が紹介人となり入会した東京数学物理学会 本会記事(1902年9巻2号・1902.8.8発行)によると、明治34年(1901年)9月28日の記事においてKikkawa-Siryo と表記されている。さらに曾孫の橘川琢はKITSUKAWA Migakuの表記であり、姓の読みも違う。読みに関しては司亮の子の代でKITSUKAWAとなった。(参照:季刊音楽の世界2020年春号 4月1日 日本音楽舞踊会議発行)

出典

  1. ^ 『日本人名大事典(新撰大人名辭典)』第二巻(1937 年/復刻版 平凡社)
  2. ^ a b 『20 世紀日本人名事典』(2004 年 日外アソシエーツ)
  3. ^ 第四回萬国度量衡総会会議録においては、以下のように紹介されている。M. SHIRIO KIKKAWA, Chef du Bureau d'inspection des Poids et Mesures au Ministère de l'Agriculture et du Commerce à Tokyo.(国際度量衡局のサイトhttps://www.bipm.org/utils/common/pdf/CGPM/CGPM4.pdf(2020年4月11日閲覧)
  4. ^ a b 『ある武士の一族の記録』(橘川眞弓,橘川光義監修,橘川孚,橘川敦子 著./2007年丸善仙台出版サービスセンター,/国立国会図書館蔵書)
  5. ^ 「東京大学百年史 部局史ニ」東京大学出版会 1987.3
  6. ^ 『官報』第5406号「東京帝國大學卒業生氏名録」宮城縣士族 橘川司亮。同「特待生選定」ページに寺田寅彦三年生 明治34年7月11日
  7. ^ 『官報』第6040号「辞令」明治36年8月19日
  8. ^ 農商務省名簿 大正12年7月 国立国会図書館デジタルアーカイブ
  9. ^ 『官報』第6162号「叙任及辞令」明治37年1月19日
  10. ^ 『官報』第7469号「第四回萬国度量衡総会議事及状況」明治41年5月22日
  11. ^ 『官報』第1975号「叙任及辞令」大正8年3月6日
  12. ^ (神戸大学経済経営研究所 新聞記事文庫 度量衡(2-005)報知新聞 大正11年(1922年)4月13日「ハカリの革命 十進法で簡易なメートル制度 従来の複雑すぎた度量衡制が全廃」農商務省度量衡検査所々長 橘川司亮氏談))
  13. ^ 「門松の蔭にもこの悲劇 元商工官吏が焼死 飯坂火事・4名負傷<写>」朝日新聞 1937年1月3日(昭和12年)朝刊13頁 東京
  14. ^ 「(広告)橘川司亮」朝日新聞 1937年(昭和12年) 1月6日 朝刊5頁 東京 広告
  15. ^ 「叙位裁可書・昭和八年・叙位巻十一」内閣 叙01150100 国立公文書館1933年(昭和8年) 4月7日
  16. ^ 『人物物故大年表 日本人編Ⅰ(古代 - 1945 年)』(2005 年/日外アソシエーツ)
  17. ^ 仙台人名大辞典/菊田定郷著・仙台人名大辞典刊行会/昭和8年


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