教義学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/29 01:52 UTC 版)
教義学(きょうぎがく、英語: dogmatics[1], Dogmatic theology, ドイツ語: Dogmatik)は、ある宗教の教義に関する学問[2]。ふつうキリスト教神学の一部門を指し[3]、聖書で教えられている神についての諸真理を組織的、体系的に論述しようとする学問である。教義学は釈義神学、聖書神学、弁証学、実践神学、歴史神学などの神学諸学科の中でも中心的な位置を占め、その内容は、神論、人間論、キリスト論、救済論、教会論、終末論から成り立っている。
- ^ a b 「教義学」『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』、ブリタニカ・ジャパン、コトバンク。2023年12月29日閲覧。
- ^ 「教義学」『精選版 日本国語大辞典』小学館、コトバンク。2023年12月29日閲覧。
- ^ 「教義学」『デジタル大辞泉』小学館、コトバンク。2023年12月29日閲覧。
- ^ モスクワ府主教マカリイ1世著『正教定理神学』1頁 - 2頁
- ^ 『曙光 長司祭牛丸康夫遺稿集』249頁 - 250頁
- ^ 「組織神学」『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』、ブリタニカ・ジャパン、コトバンク。2023年12月29日閲覧。
- ^ 松田一男「教義学」『新キリスト教辞典』いのちのことば社、1991年、294頁。
- ^ Gerhard Müller, Horst Balz, Gerhard Krause (Hg.): Theologische Realenzyklopädie, Bd. 9 Berlin (de Gruyter) 1982, S.42.
- 1 教義学とは
- 2 教義学の概要
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