だいば【提婆】
提婆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/14 14:46 UTC 版)
提婆(だいば)は、将棋の駒の一つ。本将棋にはなく、摩訶大大将棋・泰将棋・大局将棋に存在する。
- ^ なお、これについては無明(法性)と共に『象棋六種之図式』の摩訶大大将棋の動きの特筆部分で明言されている((国書刊行会1915)p.202)が、「玉将相当の駒(玉将・自在天王・太子・王子)が提婆(教王)・無明(法性)を取った場合」はどうするのか(玉将相当の駒が他にない場合、本文通りに教王・法性と入れ替えると玉将相当の駒が盤上から無くなる。)については説明がない。
- ^ 『諸象戯図式』ではこの動きだが、『象戯図式』では斜め前、左、左斜め後ろに1マス動ける。『象棋六種之図式』(「雑藝叢書」による)の摩訶大大将棋では縦横、左斜め前、左斜め後ろに1マス動ける、泰将棋では縦、右、斜め前、左斜め後ろ(左横と右斜め後ろ以外)に1マス動けるとしている。
- ^ 『象戯図式』や『諸象戯図式』では、「狛犬と奔王をあわせた動き」と説明されている。
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