いそ・ぐ【急ぐ】
読み方:いそぐ
[動ガ五(四)]
1 早く目的を達するように行動する。早くやろうとする。「完成を—・ぐ」「解決を—・ぐ」「—・いで仕上げる」
3 気持ちがせく。「功を—・ぐ」
「このごろはよろづ忘れて、このことを—・ぐ」〈かげろふ・中〉
[可能] いそげる
[用法] いそぐ・せく——「せくな、いそぐな、あわてるな」は意図的に類義の語を対比させた表現。◇「いそぐ」は、短時間で何かをしようとする意で、時間に重点があり、「せく」は、「あわてる」「あせる」に近く、気持ちに重点がある。だから「心せくままに帰路をいそぐ」の文では、両語の入れ替えは出来ない。◇「いそがば回れ」は、行動の早さを示す「いそぐ」の用法。「せいては事を仕損ずる」は、心が落ち着いていない状態を示す「せく」の用法。◇類似の語に「あせる」がある。思い通りに事が運ばなくて落ち着かない、焦慮する、いらいらする、の意。
また・ぐ【▽急ぐ/▽速ぐ】
「急ぐ」の例文・使い方・用例・文例
- 彼がそんなに急ぐにはそれなりの理由があった
- 急ぐならもっとゆっくり;急がば回れ
- 急ぐ必要がありますか
- ゆっくりどうぞ,急ぐ必要はありません
- なぜそんなに急ぐのか
- 結論を急ぐな
- そんなに急ぐなよ
- 学校の修築を急ぐ必要がある
- スパートをかける;急ぐ
- 我々は製造スケジュールを止めてしまわないように急ぐ必要があります。
- 私たちは急ぐ必要はありません!
- 急ぐ必要はない。落着いて。
- 私達は急ぐ必要はなかった。
- どうしてそんなに急ぐの?
- 答えを急ぐ必要はないです。
- もし未回答ならば急ぐので回答を督促して下さい。
- 私は彼からその作業を急ぐように催促されている。
- 彼からその作業を急ぐように催促されている。
- あなたは何故急ぐのですか。
- 私はそれを急ぐ必要があると思います。
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