忍法帖シリーズ
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『忍法帖シリーズ』(にんぽうちょうシリーズ)は、山田風太郎の小説シリーズである。時代小説であり、エログロも織り交ぜた娯楽小説である。
注釈
出典
- ^ MAGAZINE, P+D (2016年12月15日). “山田風太郎のオススメ作品を紹介!” (日本語). P+D MAGAZINE. 2020年1月31日閲覧。
- ^ “筑摩書房 山田風太郎忍法帖短篇全集12 ─剣鬼喇嘛仏 / 山田 風太郎 著, 日下 三蔵 著”. www.chikumashobo.co.jp. 2020年1月31日閲覧。
- 1 忍法帖シリーズとは
- 2 忍法帖シリーズの概要
- 3 時系列
- 4 人物・勢力
- 5 脚注
忍法帖シリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 05:53 UTC 版)
1990年代に入ってから、忍法帖シリーズはリバイバルと言える状況が2つの要因により発生した。一つはオリジナルビデオ(Vシネマ)ブームの中で、『くノ一忍法帖』をタイトルに冠したシリーズが発表されたことである。これらはいわゆるエロ・グロ・ナンセンスが強調され、くノ一が全く存在しない作品であっても登場させ、お色気シーンを加えたりするものがほとんどである。他では映像化のない忍法帖作品(『秘戯書争奪』や『自来也忍法帖』)が原作として取り上げられた点は貴重であるが、Vシネマとしての忍法帖は『山田風太郎原作の作品』というよりは『くノ一忍法帖』というブランドとして扱われている。 もう一つの要因は北上次郎が指摘しているが、脚本家から小説家に転じ、時代伝奇小説の分野に一大センセーションを巻き起こした、隆慶一郎が1989年(平成元年)に小説家活動僅か5年で急逝したことである。隆の作品から時代小説に興味を持ったものの、その死により読む物がなくなった読者層が、同傾向の過去作品を探し求めた結果として、忍法帖シリーズに辿りついた者が少なからずいたという。
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