弾劾訴追の可決
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 01:45 UTC 版)
「朴槿恵韓国大統領弾劾訴追」の記事における「弾劾訴追の可決」の解説
12月9日、国会で弾劾訴追案は議員定数300人のうち299人が参加し、賛成234人、反対56人、棄権2人、無効7人で賛成が可決に必要な3分の2を超え、弾劾案は可決された。その様子を朴槿恵は青瓦台でテレビ中継を通じて見守っていたという。可決を受け朴は17時より閣僚を招集し、懇談会を開催。弾劾案可決に対し、朴は国民の声を厳粛に受け止めると表明。国政の空白が最小限にとどまることを希望した。 弾劾訴追議決書が国会から青瓦台に届けられた12月9日19時3分(韓国時間)をもって朴大統領の大統領権限は停止され、憲法の規定に基づいて黄教安首相が大統領代行として職務を執行することとなった。ただし、朴大統領は権限を行使できなくなるものの、大統領府での生活、不訴追特権、儀典、警護、別途支給される業務推進費を除く年俸2億1201万8000万ウォンともいわれる大統領給与が支給され、大統領としての地位は維持された。
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