常装束とは? わかりやすく解説

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つね‐しょうぞく〔‐シヤウゾク〕【常装束】

読み方:つねしょうぞく

襲装束(かさねしょうぞく)


常装束

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/08 12:59 UTC 版)

常装束(つねしょうぞく)は、舞楽で最も普通に使われる衣装一式。正式には襲装束(かさねしょうぞく)と言う。

概要

大口(おおくち)
赤い大口袴。表袴(うえのはかま)の下に履くもの。
指貫(さしぬき)
平絹や綾などで布八枚分の幅に仕立てた。裾を絞って着用する。括り緒の袴
(ひとえ)
紅の裏のない下着。舞楽用の装束では下襲と一体化している。
下襲(したがさね)
半臂(はんぴ)の下に着る裾(きょ/後ろに引く尾のような部分)の長い衣装。
半臂(はんぴ)
袖の無い胴着だが舞楽では豪華に刺繍されており、狭い袖がつく。「忘れ緒」という飾り紐を腰に下げる。
(ほう)
盤領(ばんりょう/円襟)の上着。
鳥兜(とりかぶと)
頭に被る装飾品。
踏懸(ふがけ)
錦で作る脚絆状の脛当て。
絲鞋(しがい)
絹糸で作った


別装束が用意される曲目もある。

裲襠装束
金襴縁と毛縁のものがある。走り舞など動きの大きい舞の衣装。裲襠という貫頭衣をつけて、袖を手首で括る。
蛮絵装束
随人という下級武官の衣装の褐衣(かちえ/胸に蛮絵を墨で描いた動きやすい装束)に準じる。巻纓冠(けんえいかん/纓と言う後ろの飾りを巻き上げた冠)をかぶる。

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