帰正とは？ わかりやすく解説

帰正（きせい）とは、正教会、カトリック教会において、他教派から自教派に改宗することを指す概念。「正しきに帰る」の意^[1][2]。

• 正教会の場合
  • 正教会にカトリック教会から帰正する場合、洗礼ではなく帰正式を経る。
  • 正教会にプロテスタントから帰正する場合は、プロテスタントにおける洗礼が有効なものであったかどうかが主教により判断される。
    • それが有効なものであれば帰正式が行われる^{[注釈 1]}。
    • それが無効なものであれば洗礼機密・傅膏機密がセットで行われ、「帰正」とは呼ばれない。
• カトリック教会の場合
  • カトリック教会に他教派から帰正する場合、「信仰宣言」「異端・離教の拒絶」「破門の解消」、時には「条件付洗礼」「告解」がなされ、教会への加入には司教の許可を必要とする^[3]。

脚注

注釈

出典