不二三十六景
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不二三十六景(ふじさんじゅうろっけい)、および、冨二三十六景(ふじさんじゅうろっけい)は、歌川広重による富士山を主題とした浮世絵風景画36作品のシリーズ。それぞれ、嘉永5年(1852年)に佐野屋喜兵衛[1]、広重没後の安政6年(1859年)に蔦屋吉蔵[2]より出版開始された[3]。構図に関しては、葛飾北斎の『富嶽百景』に着想を得たと考えられる指摘もある[4]。
- ^ 「博物館資料のなかの『富士山』2:歌川広重 不二三十六景」 山梨県立博物館
- ^ 「博物館資料のなかの『富士山』3:歌川広重 冨二三十六景」 山梨県立博物館
- ^ James King (2010). Beyond the Great Wave: The Japanese Landscape Print, 1727–1960. Peter Lang. p. 99. ISBN 9783034303170
- ^ 安村敏信監『別冊太陽 浮世絵図鑑』平凡社、2014年1月、ISBN 978-4-582-92214-1、pp.104-107
- 1 不二三十六景とは
- 2 不二三十六景の概要
- 3 外部リンク
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