ちゅう‐ぶらりん〔チウ‐|チユウ‐〕【宙ぶらりん/中ぶらりん】
宙ぶらりん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/01 10:23 UTC 版)
吉四六が寺へ行くと二人の男が言い争っていた。訳を聞くと寺の釣鐘が「ぶらっと下がっている」か「下がってぶらっとしてる」かを言い争っているのだと言う。そして、二人はお互い一両もの大金を賭けていた。知恵者の吉四六なら答えが判るだろうと言う二人に、吉四六はしばらく鐘の周りをうろうろした後「鐘はぶらっと下がっているのでも下がってぶらっとしているのでもない。宙ぶらりんだ」と答える。剰え、賭け金の二両も「この金も宙ぶらりんで困るじゃろうから、わしがもらっておくわい」と言って、ちゃっかり懐に仕舞い、帰ってしまうのだった。
※この「宙ぶらりん」の解説は、「吉四六」の解説の一部です。
「宙ぶらりん」を含む「吉四六」の記事については、「吉四六」の概要を参照ください。
「宙ぶらりん」の例文・使い方・用例・文例
- その話はまだ宙ぶらりんの状態になっている.
品詞の分類
- 宙ぶらりんのページへのリンク