女の子らしいとは？ わかりやすく解説

別表記：女の子らしい、ガーリー

「girly」とは、女の子らしい・あどけない少女のような・乙女っぽいといった女性のあどけなさをを意味する英単語。

「girly 」の意味を詳しく解説

「girly」は「女の子」を意味する単語「girl」から派生した単語であり、形容詞あるいは名詞として使用する。一般的には、良い意味で使用されることは少ない。形容詞では、「男なのに女の子っぽい」「女々しい趣味」という風に、偏見を伴った表現で使用されることが多い。ただ、幼い女の子を指す際に、親しみを込めて「可愛らしい女の子」という意味で用いることもあり、必ずしも悪い意味で使われるとは限らない。
また、ファッション分野で、「少女らしい」という意味で使われることも多い。その場合は、特に悪い意味合いは含まれない。比較的若い世代をイメージした、ファッションアイテムやファッションスタイルを指す際に使用することが多い。日本でも、同じ意味を持った、「ガーリー」という表現で使用される。

英語には、「girly」と同様に、「girl」から派生した「girlie」という単語がある。「girly」と「girlie」はどちらも全く同じ意味であり、発音も共通だ。それぞれ表記が違うだけである。したがって、どちらを使用しても特に意味は変わらないが、一般的には「girlie」が使用される。また、悪い意味合いの単語として用いる場合は「girlie」、ファッション用語であれば「girly」という風に、使い分けることも多い。

「girly」の語源

「girly」は、「女の子の」という意味の形容詞「girl」に、名詞にするための接尾辞「y」を組み合わせてある単語だ。「女の子らしい」という形容詞として使用する場合の「girly」は、「女の子」を意味する名詞「girl」に、形容詞にするための接尾語「ly」が組み合わせてある形である。「girl」の元となったのは、11世紀から15世紀辺りに使用されていた単語「gerle」だ。「gerle」は元々、性別を問わず、子供全般を指す言葉であった。それが、時間の経過と共に、女の子に限定される意味となった。

「girly 」の発音・読み方

「girly」の発音記号は、アメリカ英語では/gɜrli/で、イギリス英語だと/gɜːli/である。実際に発音した場合、アメリカ英語は「ガァリー」という風に、巻き舌を強調した音となる。イギリス英語では、「ガーリー」という発音となり、日本語として使用される「ガーリー」に近い音である。

「girly doll」とは

「girly doll」とは、20代から30代の年齢層から人気を集めているファッションブランドであり、インターネット上の店舗を中心に販売されている。リーズナブルな価格でファッションアイテムを手に入れられる、プチプライスのブランドだ。名前に「girly」という文字が入っているが、幼い見た目になるアイテムは少ない。大人の女性が着用することを想定してある、落ち着いたカラーリングのアイテムが多い。そして、製造販売しているアイテムの種類は非常に多く、「girly doll」だけで全身コーディネートを行うことも不可能ではない。

「girly」を含む様々な用語の解説

「GIRLY DROP」とは

「GIRLY DROP」は、snsやサイトで使用する、写真素材を提供しているサービスである。個人法人を問わず、無料で利用することができるのが特徴だ。用意されている写真は、女性や美容アイテムが被写体になっているものや、風景を撮影したものなど、バリエーションが豊富である。写真にはあらかじめ、おしゃれで可愛らしく加工を施してある。そのため、ダウンロードをした後は、特に手を加えることなく、そのまま使用可能だ。

「girly fancy club」とは

「girly fancy club」は、中国のネットアイドルである龙猫之女がプロデュースする、ファッションブランドだ。可愛い系からセクシー系まで、幅広いアイテムを取り揃えているブランドである。比較的若い世代を中心に、中国で人気を集めている。そして、日本のインターネット通販サイトの中には、「girly fancy club」のアイテムを取り扱っているところもある。