大きな木とは? わかりやすく解説

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大きな木

作者中村行明

収載図書たましい童話集世代越えて楽しめるインドチベット仏教創作童話集
出版社探究
刊行年月2004.3


大きな木

作者千賀子

収載図書冬の月
出版社千賀子
刊行年月2006.8


おおきな木

(大きな木 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/17 03:57 UTC 版)

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おおきな木(原題:The Giving Tree)はシェル・シルヴァスタイン作の絵本1964年にアメリカ合衆国で出版され、好評だったため1973年フランス語に翻訳された。英語の教科書に載ったこともある。

物語

リンゴの木と少年は友達であった。ともに遊び、心を通わせていた。しかし少年は大人になってゆきお金が必要になる。木は「私の果実を売りなさい」と言う。少年は果実をすべて持っていった。しばらくして、大人になったその子は家が必要になる。木は「私の枝で家を建てなさい」と言う。その子は枝をすべて持っていった。また時が経ち、男は「悲しいので遠くへ行きたい」と言う。木は「私の幹で舟を作りなさい」と言う。男は幹を持っていった。時が経ち、男は年老いて帰ってきた。そして「疲れたので休む場所がほしい」と言う。木は「切り株の私に腰をかけなさい」と言う。男は腰をかけた。木は幸せであった。

訳者による解釈の違い

本田錦一郎の訳では作中の一箇所に「だけど それは ほんとかな。」と入る。その文は原作では「but not really」であるが、村上春樹の訳では「幸せに・・・なんてなれませんよね」となっている。本田錦一郎はあとがきにおいて、エーリヒ・フロムの著書『愛するということ』の文「愛とは第一に与えることであって、受けることではない」を引用し『おおきな木』にも通じていると述べた[1]。「与えることに犠牲を見てはならない」とも述べている[2]

参考文献

  1. ^ シルヴァスタイン 1976、あとがき 2-3頁。
  2. ^ シルヴァスタイン 1976、あとがき 3頁。


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