喉輪とは? わかりやすく解説

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のど‐わ【喉輪】

読み方:のどわ

鎧(よろい)の小具足の一。首にかけて、のどから胸板の上のすきまを覆うもの。月形小札(こざね)の板二段の垂(たれ)を革製の蝙蝠付(こうもりづけ)で取り付ける

「喉輪攻(のどわぜ)め」の略。


喉輪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/26 16:53 UTC 版)

喉輪(のどわ)は、相撲の取り組みにおいて使用される技術である。

概要

相手の喉に手を(親指と他4本の指をY字型に開いて相手の体にあてがうこと)にして押し当て、相手の動きを封じる技。その状態から突っ張りなどの別の技へ移行したり、喉輪の状態のまま押し出したりする。もう一方の手はおっつけるのが基本。相撲は常に顎を締めていかなければならないが、その顎を下から押し上げるので、相手の重心が浮いてしまう効果がある[1]

決まり手としての「喉輪」

「喉輪」は現在の公式の決まり手ではないが、公式決まり手制定以前の1951年1月場所4日目の○羽黒山政司九州錦正男×の取組は、マスコミにより決まり手が「喉輪」と報道された。おそらく喉輪での押し出しであろうと思われる。

他の競技での応用

格闘技でも相手の動きを止める目的で使用される場合があるが、指を使用しての喉への攻撃は、ルールで禁止されていることが多い。

プロレスにおいては喉輪の状態から移行する技が複数ある。特に投げ技系に多く、「喉輪落とし(チョーク・スラム)」が代表的で大相撲出身の田上明などが得意技としている。玉鷲一朗の代名詞ともされる[2]

参考文献

  • 金指基著 『相撲大事典』2002年

脚注

  1. ^ 『大相撲ジャーナル』2017年8月号特別付録 相撲用語&決まり手図解ハンドブック p3
  2. ^ 【とっておきメモ】「本能的に身の危険感じる」玉鷲ののど輪を体験 首つかまれた直後体が急上昇”. 日刊スポーツ (2022年9月25日). 2022年9月26日閲覧。

関連項目



喉輪(のどわ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 07:30 UTC 版)

小具足」の記事における「喉輪(のどわ)」の解説

着用者の咽喉部や胴の上部に生まれ隙間保護する。涎懸(よだれかけ)とも。U字状の部品面具の垂を付けたような形状をしており、首にかけて着用する江戸時代には首にかける部分が縦襟状に伸びているものが生まれ曲輪(ぐるわ)と呼ばれた

※この「喉輪(のどわ)」の解説は、「小具足」の解説の一部です。
「喉輪(のどわ)」を含む「小具足」の記事については、「小具足」の概要を参照ください。

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