味谷大誠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/21 23:15 UTC 版)
中日ドラゴンズ #43 | |
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2022年7月30日 富田林バファローズスタジアム | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 大阪府和泉市 |
生年月日 | 2003年6月14日(21歳) |
身長 体重 | 180 cm 85 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 捕手 |
プロ入り | 2021年 ドラフト4位 |
初出場 | 2023年4月27日 |
年俸 | 610万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
この表について |
味谷 大誠(みや たいせい、2003年6月14日 - )は、大阪府和泉市出身のプロ野球選手(捕手)。右投左打。中日ドラゴンズ所属。
経歴
プロ入り前
花咲徳栄高等学校時代は甲子園出場なし。2021年10月11日に行われたドラフト会議で、中日ドラゴンズから4位指名を受ける[2]。11月19日に契約金4000万円、年俸600万円で入団に合意した(金額は推定)[3]。背番号は43[4]。
中日時代
2022年1月、新人合同自主トレ期間中に新型コロナウイルスへ感染したことが発表された[5]。ウエスタン・リーグでは52試合に出場したが打率は.065と課題を残した[6]。
2023年は、春季キャンプは二軍スタートとなったが、4月14日に一軍に初昇格[7]。4月27日の広島東洋カープ戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)で、10回表に祖父江大輔の代打としてプロ初出場すると、松本竜也から初打席で初安打を記録した[8]。4月29日の横浜DeNAベイスターズ戦(バンテリンドーム)では、8番・捕手としてプロ初先発出場を果たし、安打と盗塁阻止といった活躍も見せたが、失点に繋がる捕逸など課題も残し[9]、5月1日に登録を抹消された[10]。6月15日には怪我で離脱をした木下拓哉に代わり再び一軍に登録され[11]、7月31日に登録を抹消されるまで一軍で過ごし、最終的に6試合に出場し打率.286の成績を残した[12]。ウエスタン・リーグでは54試合に出場し、打率.227という成績だった。
選手としての特徴
走攻守にバランスの取れた捕手[13]。高校時代に遠投115m、二塁への送球タイムは1秒78、50m走のタイム6秒2を記録[13]。
詳細情報
年度別打撃成績
年 度 | 球 団 | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 死 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2023 | 中日 | 6 | 7 | 7 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .286 | .286 | .286 | .572 |
2024 | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 | |
通算:2年 | 9 | 8 | 8 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .250 | .250 | .250 | .500 |
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 | 球 団 | 捕手 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | 捕 逸 | 企 図 数 | 許 盗 塁 | 盗 塁 刺 | 阻 止 率 | ||
2023 | 中日 | 4 | 6 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | 1 | 1 | 0 | 1 | 1.000 |
2024 | 2 | 4 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | |
通算 | 6 | 10 | 2 | 0 | 0 | 1.000 | 1 | 1 | 0 | 1 | 1.000 |
- 2024年度シーズン終了時[注 1]
記録
- 初記録
- 初出場:2023年4月27日、対広島東洋カープ4回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、10回表に祖父江大輔の代打で出場
- 初打席・初安打:同上、10回表に松本竜也から中前安打[14]
- 初先発出場:2023年4月29日、対横浜DeNAベイスターズ4回戦(バンテリンドーム ナゴヤ)、8番・捕手で先発出場[15]
背番号
- 43(2022年 - )
脚注
注釈
- ^ 企図数・許盗塁・盗塁刺・阻止率については参考文献参照
出典
- ^ “中日 - 契約更改”. 日刊スポーツ. 2024年11月8日閲覧。
- ^ “【ドラフト】花咲徳栄・味谷大誠は中日4位 強肩捕手 二塁送球1秒78”. 日刊スポーツ (2021年10月11日). 2022年1月23日閲覧。
- ^ “【中日】 ドラフト4位の花咲徳栄・味谷大誠が仮契約 「子供から尊敬される選手に」”. スポーツ報知 (2021年11月19日). 2022年1月23日閲覧。
- ^ “活躍して「みや」と読んでもらえるように…強肩捕手の4位・味谷大誠は背番号「43」【中日新入団発表】”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2021年12月17日). 2022年1月23日閲覧。
- ^ “中日ドラ4味谷ら5人がコロナ陽性、新人合同自主トレは中止に”. 日刊スポーツ (2022年1月25日). 2022年1月30日閲覧。
- ^ “味谷大誠 現状維持600万で更改 オフは大島の自主トレに参加【中日】”. 中日スポーツ (2022年11月20日). 2023年5月9日閲覧。
- ^ “【中日】味谷大誠が初の1軍昇格へ…高卒2年目、19歳の捕手を大抜てき「正直ビックリ」「声を出すなど自分にできることを」”. 中日スポーツ (2023年4月14日). 2024年10月10日閲覧。
- ^ “【中日】ブライトに続いた!味谷大誠もプロ初出場で初安打 ドラフト同期昨季4位入団”. 中日スポーツ (2023年4月27日). 2024年10月10日閲覧。
- ^ “【中日】味谷大誠、19歳プロ初スタメンで「初初初」 初捕逸は反省も収穫は初得点、初盗塁阻止”. 中日スポーツ (2023年4月30日). 2024年10月10日閲覧。
- ^ “【中日】アキーノ、ブライト健太、味谷大誠の出場選手登録抹消 複数メンバー入れ替えへ”. スポーツ報知 (2023年5月1日). 2024年10月10日閲覧。
- ^ “【中日】木下拓哉登録抹消「バットが振れない状況」立浪監督 味谷大誠と福田永将が登録”. 日刊スポーツ (2023年6月15日). 2024年10月10日閲覧。
- ^ “【中日】味谷大誠の1軍登録抹消 プロ初打席の初球でヒットを放った2年目捕手”. 日テレNEWS (2023年7月31日). 2024年10月10日閲覧。
- ^ a b “《キャッチャー歴3年未満》花咲徳栄→中日ドラフト4位・味谷大誠 “悲劇の世代”がつないだ名門の「連続記録」とは(田口元義)”. Number Web - ナンバー. 2023年10月18日閲覧。
- ^ “【中日】ブライトに続いた!味谷大誠もプロ初出場で初安打 ドラフト同期昨季4位入団”. 中日スポーツ (2023年4月27日). 2023年4月30日閲覧。
- ^ “【中日スタメン】高卒2年目・味谷大誠が「8番・捕手」でプロ初スタメン 高橋周平は「5番・二塁」 ”. 中日スポーツ (2023年4月29日). 2023年4月30日閲覧。
参考文献
- ベースボール・マガジン社 編『ベースボール・レコード・ブック』 2024日本プロ野球記録年鑑、ベースボール・マガジン社、2023年、52頁。ISBN 978-4-583-11651-8。
- ベースボール・マガジン社 編『週刊ベースボール別冊新春号』 2024プロ野球総決算号、ベースボール・マガジン社、2024年12月17日、81頁。ASIN B00OR75QSS。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 味谷大誠 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
- 選手名鑑 - 中日ドラゴンズ
- 味谷大誠 (@taiseio614) - Instagram
- 味谷大誠のページへのリンク