否定接続詞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/22 16:54 UTC 版)
否定接続詞 ni /ni/ は、列挙する句のどれもが否定される時に用いる。接続詞 et /e/ と同じように使えるが、et と異なり、否定される句の全ての前に ni を置く。否定される名詞句の不定冠詞、部分冠詞は省く。 Elle n'a ni mangé ni bu. /ɛl.na.ni.mɑ̃.ʒe.ni.by/ (彼女は食べも飲みもしなかった。) Il ne boit ni café ni thé. /il.nə.bwa.ni.ka.fe.ni.te/ (彼はコーヒーも紅茶も飲まない。) Ni Jean ni Anne ne sont allé au Japon. /ni.ʒɑ̃.ni.an.nə.sɔ̃.(t)a.le.o.ʒa.pɔ̃/ (ジャンもアンヌも日本に行かなかった。) 動詞を否定するには、ne ... (pas,) ni ne ... を使う。 Elle ne mange ni ne boit. /ɛl.nə.mɑ̃ʒ.nin.bwa/ (彼女は食べも飲みもしない。) Elle ne mange pas, ni ne boit. /ɛl.nə.mɑ̃ʒ.pa.nin.bwa/ (〃)
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