司城志朗とは? わかりやすく解説

司城志朗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/05 22:21 UTC 版)

(つかさき しろう、1950年1月25日 -)は、日本小説家愛知県出身。

南山高等学校を経て[1]名古屋大学文学部卒業。放送作家などを経て小説家に。1983年、矢作俊彦との共著作品『暗闇にノーサイド』で第10回角川小説賞、1994年、『ひとつぶの砂で砂漠を語れ』で第3回開高健賞奨励賞、1998年、『ゲノム・ハザード』で第15回サントリーミステリー大賞読者賞を受賞。

著書

小説

  • 『ペルーから来た風』(角川書店)1985
  • 『誰かが悲劇』角川文庫 1986
  • 『夢見るスパイ』カドカワノベルズ 1986
  • 『神様の誘拐 スラプスティック・ミステリー』Joy novels (実業之日本社)1986
  • 『?の家族殺人事件 スラプスティックミステリー』Jノベルス (講談社)1987
  • 『日出づる国のスパイ』ケイブンシャノベルス 1988
  • 『そして犯人(ホシ)もいなくなった』立風ノベルス(学習研究社)1988
  • 『〈はるか〉彼方の国へ』ケイブンシャ文庫 1988
  • 『冬とさすらいの探偵』大陸ノベルス 1989
  • 『絶望からの銃弾』大陸ノベルス 1989
  • 『メランコリー・ブルー』双葉ノベルス 1989
  • 『誰もが一度は殺人者 長編ユーモア・ミステリー』大陸ノベルス 1990
  • 『香港パラダイス』集英社文庫 1990
  • 『ミスター・レディに赤い薔薇』廣済堂ブルーブックス 1990
  • 『百年経ったら墓の中』集英社文庫 1990
  • 『追われる女 長編ロマンチック・ミステリー』双葉ノベルス 1990
  • 『死ぬほど殺したい』廣済堂ブルーブックス 1991
  • 『ウォーターフロントの休日 ユーモア・サスペンス』Joy novels (実業之日本社)1993
  • 『ひとつぶの砂で砂漠を語れ』(TBSブリタニカ)1994
  • ゲノム・ハザード(文藝春秋)1998 『ゲノムハザード』小学館文庫
  • 『気の長い密室』ハルキ文庫 1999
  • 『秋と黄昏の殺人』(講談社)2000 のち文庫
  • 『存在の果てしなき幻』カッパ・ノベルス (光文社)2001
  • 『心はいつも荒野』講談社文庫 2001
  • 『ブルー・デビル』(講談社)2002 改題『恋ゆうれい』講談社文庫
  • 『街でいちばんの探偵 本格私立探偵小説』カッパ・ノベルス (光文社)2003
  • 『サンドブレーク』小学館文庫 2007
  • 『細菌列島』(幻冬舎)2009
  • 『小牧山城秘話 信長はなぜ小牧山に城を築いたか』(尾張小牧歴史文化振興会)2013
  • 『スパムリコール』小学館文庫 2014

共著

  • 暗闇にノーサイド』全2冊 矢作俊彦共著 カドカワノベルズ 1983-84 のち文庫
  • ブロードウェイの戦車』全2冊 矢作俊彦共著 カドカワノベルズ 1984 のち文庫
  • 海から来たサムライ』全2冊 矢作俊彦共著 カドカワノベルズ 1984 のち文庫
  • 『サムライ・ノングラータ』全2冊 矢作俊彦共著 SB文庫 (ソフトバンククリエイティブ)2007
  • 『犬なら普通のこと』矢作俊彦共著 早川書房 2009 のち文庫
  • 『百発百中 狼は走れ豚は食え、人は昼から夢を見ろ』矢作俊彦共著 角川書店 2010
  • 『ARAKUREあらくれ』矢作俊彦共著 早川書房 2011
  • 『斬ばらりん』川島透共著 小学館文庫 2013

ノベライズ

映像化作品

映画

脚注

関連項目





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